川内テント通信2月20日…朗報二題
- 2015年 2月 22日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
「朗報二題」
1)巨木が動いた(写真)
既報の巨木(4,2m)が500mほど動いてテント近くに鎮座。どうやって移動したかはご想像にお任せする。この処理については県に要請するつもりだ。とにかくホッとした。
2)脱原発市民運動の結束が保たれた
この4月には県議会選挙が行われる。現在、薩摩川内市からは反原発派で今回2期目を迎える遠嶋春日児氏、あとの2名は原発推進派だ。
通常2期目は厳しいのだそうだが、遠嶋議員の場合も、まだ名前が深く浸透していないという危惧があった。
ところが、今回共産党系候補が名乗りを上げたのである。共産党側の論理は、自民党政治を打ち破るためには1議席を守るという消極戦法ではなく2議席をもぎ取る攻勢的選挙戦として戦う必要があるというものだ。
しかし、脱原発の闘いを担っている人びとの大半の意見は、二人出れば共倒れは必至、脱原発で党派を超え結束しようと積み重ねてきた努力が崩壊するという危機感であった。
テントの小川、阻止ネットの岩下両氏など東京組も交え共産党側との話し合いが何度も持たれた。
そして、共産党の出馬は取り止めとなった。これは共産党が折れたのではない。脱原発運動を一丸となって進めるための共産党の英断だ。
党派にこだわることなく踏み切った現地共産党の皆さんに敬意を表したい。
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