「安倍政権NO! 3.22大行動」に参加して
- 2015年 3月 23日
- 評論・紹介・意見
- 合澤清
今年に入ってから今までの統一行動日は、生憎の強風や雨や寒さに祟られ続け、闘いの困難さ、多難さを天候の上からも十分味あわされてきた。ところがこの日は、これまでと打って変わった好天気、絶好の「デモ日和」となった。
日比谷野外音楽堂での集会の後、いつものにぎやかな若者たちの楽隊を交えながら、大勢で国会前に向かってデモをした。「経産省前テントひろば」前では、テントに泊まり込みをやっている人などの歓迎を受け、ハイタッチをしながら進む。そのまま国会を一周。あちらこちらで、楽器を鳴らしながら「安倍やめろ!」「憲法改悪反対」「戦争反対」「自衛隊の海外派兵反対」などのシュプレヒコールがとどろく。途中で、共産党の志位さんや社民党の福島みずほさんなどが演説しているのを見かける。また、大阪の「釜ケ崎解放」の旗を掲げた人たちにも出会う。
なかなかにぎやかな行進ではあるが、やはりいつもながら若者の姿が少なすぎるのが気になる。
われわれは4時過ぎに「経産省前テントひろば」に行く。先日「心筋こうそく」で倒れたと聞いていたMさんが、もう元気そうにテントに来ていたのを遠目に見かけたが、われわれが行った時には既に帰った後だった。しばらく正清さん以下、いつも居る人たちとテントの中で交流。その内、外がにぎやかになり、デモ帰りの人たちが大勢テント前に集まり、「テントの撤去は許さないぞ!」とシュプレヒコールが始まる。「釜ケ崎解放」の旗も見える。彼らがテント支援のため7万数千円のカンパをしたことを知る。
わがちきゅう座でも、今回の第10回総会(5月23日予定)には、「テントひろば」の弁護団の一人で、実質的な事務局長(正清さんの話)である大口昭彦さんをお呼びしてこの間の裁判などの報告を聴くことにしている。乞うご期待!
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion5253:150323〕
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。