たんぽぽ舎から TMM:No2440
- 2015年 3月 23日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2440】
2015年3月23日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.全国のみなさま・・・広瀬隆です
3月22日は、東京の日比谷野外音楽堂で
5月3日の憲法記念日には、神奈川県横浜の臨港パークで
★2.2015「原発のない福島を!県民大集会」は県内外から多くの参加者
市・町・村の後援団体が増えた、時が経過して福島原発事故の本質が見えてきた
あづま総合体育館の周囲には放射性廃棄物フレコンバックの山
吉田照勝(たんぽぽ舎会員)
★3.死者よ、怨霊となって甦れ!
渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.愛媛新聞の2つの記事に注目=紹介します
四電社長:伊方は「年内に」再稼働したい、3番目を目指す→川内、高浜に次いで
「原発再稼働を進めることは、認められない」(社説)
柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止ネットワーク)
★5.新聞より1つ
◆福井・高浜町議の鉄工会社 原発関連 80件受注 再稼働問題
(3月21日東京新聞より)
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※3/24【原発事故の真実と責任を問うために がんばれ検察審査会!
「強制起訴」で刑事裁判を!】院内集会&検審前行動
3月24日(火) 主催:福島原発告訴団
12:00~13:00東京検察審査会前行動(東京地裁前に集合)
13:30~15:00院内集会(参議院議員会館・講堂)
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※3月24日(火)学習会にご参加を!放射能から子どもたちを守る講座
「放射線被ばくによる非がん性疾患-老化の促進に関連して」
日 時:3月24日(火)19時より21時
お 話:崎山比早子さん(医学博士、東電福島原発事故調査委員会委員)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.全国のみなさま・・・広瀬隆です
| 3月22日は、東京の日比谷野外音楽堂で「安倍NO!大行動」
| 5月3日の憲法記念日には、神奈川県横浜の臨港パークへ
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◯ 昨日3月22日は、東京の日比谷野外音楽堂で、極悪人・安倍晋三の退陣を求める巨大集会が開かれました(首都圏反原発連合などが主催)。
快晴で、暑いほどの天候のなか、原発再稼働・集団的自衛権・特定秘密保護法・沖縄米軍基地・TPP・農業農協改悪・ 社会保障切り捨て・消費税・憲法改悪・雇用労働法制改悪・ヘイトスピーチに反対するすべての運動が~沖縄県民も多数参加して~結集しました。
それぞれの危機に関する反対スピーチも充実して、見事でした。
シングル・イッシューはもう古い。
最後に、満場に拳を振り上げる「安倍政権 NO!」の大きなカードを参加者全員が掲げて(下記・東京新聞の写真)、怒号と共に波うち、安倍晋三に対する憎悪が燃えあがっ て、猛烈な熱気集会となりました。
◯ 集会後、会場に入れなかった万を超す数限りない人も加えて、霞が関から国会包囲デモが延々と長蛇の大行進。「ファシスト安倍は、さっさとヤメロ!原発もろともお前もヤメロ! 戦争ヤメロ! ネオナチ・アベシンゾー」の激烈な怒りの叫び声の渦に、国会と首相官邸前が、地鳴りのように揺れ続け、警備の警察官たちも、これは「革命前だ」という殺気の表情。
いよいよ、天王山の、「全国民」対「ファシスト」の対決の時を迎えました。ムッソリーニを逆さ吊りにした第二次世界大戦の再現!
待望久しい「すべての運動の合流」です。
基本は、日本に住む人間の生活と命、つまりは、それを保障する憲法の切り崩しを、何としても、全員で食い止めることにつきます。そのため・・・
◯ 5月3日の憲法記念日には、神奈川県横浜の臨港パークで、同じようにすべての運動が結集した「安倍晋三の即刻退陣を求める~怒りの5・3憲法集会」が開かれます。
12:30~プレコンサート、13:30~15:30メインステージ、会場は横浜「みなとみらい駅」からすぐです。
この日は、「正しい報道ヘリの会」で、みなさまのヘリコプターが上空から撮影し、役者・山本太郎さんが搭乗して全国にインターネッ トでその熱気をお伝えします。必ず結集してください、必ず。
全国から集まる人間の数が大事です。スケジュールをあけておいてください。
親子連れで、恋人と、友人と、戦争と原発にのめりこむ極悪人を圧倒しましょう。
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┗■2.2015「原発のない福島を!県民大集会」は県内外から多くの参加者
| 市・町・村の後援団体が増えた、時が経過して福島原発事故の
| 本質が見えてきた
| あづま総合体育館の周囲には放射性廃棄物フレコンバックの山
└──── 吉田照勝(たんぽぽ舎会員)
◯ 2015年3月14日(土)、福島市あづま総合体育館で、「2015原発のない福島を!県民大集会」が行なわれた。参加人数は6,500人。昨年より多い数の12市・町・村が県内後援団体になった。
会場のあづま総合体育館は大変な熱気。原発爆発事故から4年を迎え、福島では復興の名の下に表だった反原発、放射能の恐怖の声が未だに押さえつけられ原発反対者への中傷もされている。
しかし、時の経過で放射能は怖くない早期帰還キャンペーンの虚偽が少しずつはがれ、原発事故の本質が見えてきている。
昨年より市・町・村の後援団体の増加は、その現われのひとつである。ロビーでは、地元の方が、除染は本当にうまくいくのか、こんなに時間がたっても一向によくならないという声、あちこちでやわらかい口調の方言で話されていた。
◯ 落合恵子さんから、まだ原発反対に一歩足を入れられない人たちに、私達が何をしていったらいいのか、出席している者で一緒に考えよう、そして一人でも多くの仲間に発信しようとスピーチ。
吉岡棟憲氏(曹洞宗円通寺住職)は、宗教人の声がない、宗教者への不満が発せられた。高校生のスピーチは、しがらみのない率直な怒りの発言、東京電力、政府の対応に福島県民を代弁した力強いものがあった。
◯ あづま総合体育館は福島駅西およそ10kmにある、陸上競技場、野球場、総合スポーツフィールドである。この施設に隣接した場所にも放射性廃棄物フレコンバックの山が、ビニールを被せ一見分からないようにしてある。
周辺の土には、除染という名ばかりの処置で白い土か、砂のようなものが被せてあり、その上に落ち葉が覆いかぶさっていたのが気になった。
◯ 大会会場周辺歩道脇の落ち葉を採取、放射性物質を測定した。測定器はベラルーシATOMTEX社製AT1320A。測定結果はセシウム137が938Bq/kg、セシウム134が240Bq/kgで合計1,178Bq/kgである。風が吹けば、間違いなく周辺に舞い上がる、その近くで運動している人たちがいる、これが福島の日常である。
◯ 帰路、福島から東北本線下り普通電車に乗車、車内の放射線量を測定した。沿線には放射性廃棄物のフレコンバックが並んであるところもある。松川駅近辺で線量計が0,29μsv/hになった、しかしトンネルに入ると0,1μsv/hに戻った、電車内でもこれほどの空間線量がある。現地に行くとマスメディアには載らない多くの真実を知る機会がある。
福島が原発のない地域となり、全国に発信続けることを願う。
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┗■3.死者よ、怨霊となって甦れ!
└──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
3月10日、浪江町請戸海岸に死んだ方達の供養に行ってきました。
黙ってただ歩く、その一歩一歩に大地の記憶が伝わってくる。かつてこの地でつつましやかな幸せを送ってきた人々の記憶、そして「帰りたい」と願っている多くの人々の想い。そしてこの地に深く、深く刻み込まれた、亡くなった人たちの想いでした。
本来ならば失われずに済んだ命がここにはあった。がれきの下で、骨も肉もきしむほどの苦痛の中で、助けを求めていた人がいた。
しかし、助けはこなかった。「東京電力」福島第一原発の放射能のせいで!
祈りを捧げ、南無妙法蓮華経と書かれた紙を海に撒きながら嗚咽止まらず。
そして思った。死者よ、怨霊となって甦れ!と(本当は死者の魂を慰めるものであるべきところ)。
3月24日(火)福島原発告訴団による検察審査会への訴えがあります。
行きましょう、死者に代わって。
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┗■4.愛媛新聞の2つの記事に注目=紹介します
| 四電社長:伊方は「年内に」再稼働したい、3番目を目指す→川内、高浜に次いで
| 「原発再稼働を進めることは、認められない」(社説)
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止ネットワーク)
○四国電力伊方原発のある地=愛媛県での「愛媛新聞」の位置と報道は大きい。
最近の新聞で注目すべき2つの記事を紹介します。
○1つは、2月27日号。四国電力・千葉昭社長の会見の報道記事。骨子は伊方原発を「今年中に」(2015年12月までに)再稼働したい。先行している九州電力川内原発(鹿児島県)、関西電力高浜原発(福井県)に次いで「3番目になれるように再稼働を実現させたい」として、年内の再稼働を目指すと発言をした。
○2つは、3月10日の社説[揺れ続ける福島~安心の生活なくして復興なし]である。
その中で、注目すべきは「原発再稼働に反対する」と社説で明言していることだ。愛媛県知事も県議会も保守・自民党が多数、再稼働容認の姿勢の中で地元新聞が社説で再稼働反対を打ち出すのは、勇気のある(リスクもあるだろうと思われる)行動だと感心する。
=社説の要点を紹介する。
*突然奪われた日常。ふるさとを追われ、いつ帰れるか、帰ることはできるのか、先の見えない不安は消えることなく、福島の人々の心や暮らしを揺さぶり続けている。
東日本大震災による東京電力福島第一原発事故から、あすで4年。いまだに12万人近くが県内外で不自由な避難生活を強いられている。長期の避難生活による体調悪化などが原因の震災関連死は1800人を超え、直接死を上回った。年月を経て傷は深まる。
*双葉、大熊両町に国の中間貯蔵施設の建設が決まったが、地権者との用地交渉は難航。本格稼働は見通せない。施設の建設を迫ることは、同じく原発災害の苦悩を共有する地域住民のふるさとを奪うことになり、県民はやりきれない思いを抱えている。
*最近も第一原発構内では汚染雨水が港湾外に流れ出すなどトラブルが頻発。廃炉は進まない。事故が収束しないにもかかわらず、政府が経済活動を優先して原発再稼働を進めることは、認められない。
地震や津波は天災だが、人間が作った原発の事故は人災にほかならない。再稼働に走る前に、福島の苦悩と解決のめどが立たない原発災害の現実を、国民もまた、もう一度直視しなければならない。
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┗■5.新聞より1つ
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◆福井・高浜町議の鉄工会社 原発関連 80件受注 再稼働問題
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働をめぐり、高浜町議会の粟野明雄町議(65)が社長を務める鉄工会社が、福島第一原発事故後の2011年6月から14年5月までの3年間で、関電や関連会社などが発注する工事を少なくとも80件余り、金額にして3億2000万円分、受注していたことが本紙の調べで分かった。粟野町議は取材に「お話しすることは何もない」と述べた。
関電の担当者は「個別の契約に対する内容には回答を差し控える。一定の基準を満たす取引先を公平に審査、登録し、工事内容に最適な取引先を選んで契約している」と話している。
鉄工会社は高浜町に本社を置く「粟野鉄工所」。同社が県に出した工事経歴書によると、3年間に高浜原発の配管移設(1953万円)や高浜3、4号機の空気圧縮機の定期修繕(977万円)など30の工事を関電本体から受注。関連会社や下請企業からも51件受注していた。(3月21日東京新聞より)
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