「(安倍政権は)ありえない想定を基に議論を進めている」のではないか? 集団的自衛権を危惧する
- 2015年 4月 5日
- 評論・紹介・意見
- 朝見
4月3日に次のような催しがあったことは、すでに各種のメディアで(ただし、NHKが放送したかどうかは分かりませんが)ご存じだろうと思います。
念のため以下に当日のタイトルなどを貼り付けておきます。
新外交イニシアティブ(ND)シンポジウム
安保関連法制を考える―集団的自衛権とこれからの外交・安全保障―
衆議院第一議員会館大会議室4月3日18時~
論者は以下の方々でした。
佐藤 優(作家/元外務省主任分析官). 柳澤 協二(ND理事/元内閣官房副長官補). 司会・コーディネーター. 猿田 佐世(ND事務局長/弁護士)
このシンポジウムの中で特に印象深いのは、佐藤さんの次の発言でした。ぜひ皆さん方でこの意味をよくお考えいただきたいと思います。
「(安倍政権は)ありえない想定を基に議論を進めている」・・・議論の対象となっている中東・ホルムズ海峡での機雷掃海活動について「どの国が機雷を仕掛けるのか。過激派組織『イスラム国』は海軍を持っていない。イラン? いま核問題で合意できたと喜んでいるではないか」・・・「あまりにあり得ない話をしていて心配になる」
以下にUPLANの三輪祐児さんの許可を得て当日の動画を転載します。
https://www.youtube.com/watch?v=aU5iKa763fQ
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5282:150405〕
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