テント日誌4月9日…経産省から防犯(?)カメラの点検/川内テントから
- 2015年 4月 12日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1307日商業用原発停止571日
経産省から防犯(?)カメラの点検にきた
今日も昨日ほどではなかったが4月とは思えない寒さだった。
太陽の位置が高くなりテントを照らす時間も長くなったのだけれど、3時過ぎ雲に邪魔されて残念!今日は色々な人が訪れてくれた。
朝テントに着いたらいつも「日の丸君が代」の裁判などで寄ってくださるKさんが栄養ドリンクを差し入れて下さっていた。
テントからのカンパ要請が届いたので早速振り込んでくださったとのことありがとう!皆で色々なカンパの要請があって大変と言う話に行き着く。同感です。
昼頃男性が小銭を袋に分けて入れカンパですと持ってきて下さった。そのお気持に感謝です。その後ためらいがちにテントを眺めていた男性に声をかけると原発に反対で何か。出来る事は無いかとやって来た。
此処はどういう組織なのですかと聞かれたので脱原発を願う市民の集まりですと答えテントに入って頂いた。
彼は中でHさんと長いこと話して帰られた。
聞けば幼い頃広島で被爆し3つ上のお兄様は被曝後無くなり自分も長いこと心配だったそうです。だから原発も反対とのことチラシをお渡ししたので何らかの行動を起こして下さる事を期待します。
暫らくして全労協の人たちが通り郵政の前で集会をしていた。
皆さんテント前をご苦労様、頑張って!と言って通って下さったのが嬉しかった。その中の方がグッツの販売で得たお金と言ってカンパして下さった。
テントは皆さんの支援で成り立っている事をつくづくと思う。
2時ごろ経産省から防犯カメラの点検に来た。
どうやら昨日の雨でカバーに水が入って映らなかったらしい。
修理の人にこれは音声も入るのですかと聞いたらそれは無い様だとの答え。
経産省の悪口を言っても大丈夫ね。と聞くが返答なし。
本当かわからないけれど…
4時少し過ぎ座りに来てくれた男性が現れたので私はテントを後にした。
少しの時間でもテントに座ってくれる人がいるのは本当に助かります。 (I・K)
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忙しい一日だった 川内テントから
花冷えというより冬への逆戻りといった状態が3日ほど続いた。
昨日は北西風がおさまり久し振りに穏やかな1日となった。
遅れていた流木の掘り出し作業をしていると、野村さんが大声でお客さんが来ているよと言う。ドイツのテレビZDFの取材班だった。
ドイツ人2名、日本人2名の混成チームだ。
彼らの質問は、この海岸にテントを張っている目的は?再稼働に対しどの様に対応するのか?ということに集中した。
取材は海岸での作業の様子を含め3時間あまりに及び、その意欲的な姿勢は残念ながら日本のテレビメディアにはないものだった。
掘り起こし作業に一区切りつけ、テントに戻り、巨木用の梃子 作りをした。最近購入したチェンソーの出番だ。(写真)
慣れないせいかエンジンがなかなか掛からない。掛からない筈である、ガソリンが切れていた。
そのうちにいつもお世話になっているM子さんが今年80才になるKさんという女性を連れて見えた。原発から10キロ圏内の五代町に住んでいるとのこと。テントに1度3来てみたかったのだという。夜暗くなったら電気がないと大変でしょ?水はどうしているの? ごはんは?台風が来たら逃げなさいよ、と大変な心配をしてくださる。やっぱり脱原発の裾野は広いのだなと実感させてくれた。
夕闇の中久し振りにカレーライスを作った。夕食後の軽く一杯は控えめにした。なぜかと言えば夜の9時頃レイバーネット放送の電話生中継があったから。キャスターの松元さんから9時一寸前に電話が掛かってきた。再稼働を前に現地の、そしてテントの様子、どんな行動を予定しているかなどの問いに、当面地元の人々と共同で海岸の大クリーン 作戦を呼び掛け、原発への関心テントへの関心を広めるイベントを行う。何よりもテントを担いで原発現地へ集まって来ることが大事だ。再稼働過程に数百ものテントが、原発に隣接して存在することにしたい。社会問題化の第一歩だ。 脱原発川内テント(E)
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反原連(首都圏反原発連合)が来週水曜【0415緊急! 経産省前抗議】18:30〜20:00を決定、呼び掛けました。
先日来お伝えしている通り、環境省の再エネ比率35%以上と経産省20%台とのせめぎ合いとの報道がありますが、今月中(残り三週間以内)に(脱原発、原発ゼロを公約してきた与党、公明党とも)調整を終えてしまおうという緊急事態があります。経産省への抗議行動をテントひろばも呼びかけたいと思います。これからいろいろの抗議行動が提示されると思いますが、参加を願います。
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