テント日誌4月19日…川柳句会のお題は「権力」と「永久」
- 2015年 4月 20日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1317日商業用原発停止581日
川柳句会のお題は「権力」と「永久」
今日もまたテント前道路は電気点検工事の後始末か掘り起こされ埋めたてられして整備が行われていた。東電が発注した工事らしい。
そのためか木・金と工事はしていないのに警備の人が立っていた。
聞くところによると工事のため点字ブロックが無くなっていたので視力障害者を守るためだったとか?
親切すぎる警備?それも電気代から払われているのだと思うと複雑です。
今日はA子さん、久しぶりUさんTさんなどが来てくれて賑やかだった。
テントの窮状を心配してクッキーなど見舞いにと持ってきてくれる人や、テントニュースを貰ってと来てくれる人などがいて嬉しかった。
午後からは毎日来てくださるM子さんもまじえて川柳句会があった。
8人の参加者で盛り上がった。
乱さんが出したお題は「権力」と「永久」
権力の部秀句
* 監視なき権力ただの暴力だ (草地)
* 司法からストップ出ても粛々と (芒野)
* 権力を手にしたぼっちゃん大あばれ (乾草)
* ていねいに丁寧にと言いだます国 (やまつつじ)
* 気に食わぬテレビは呼び出す俺たちは(ハテナ)
特選
* 安倍狂気ここまでやるか大国語辞典 (原子力ドンキホーテ)
永久の部秀句
* 戦争の永久放棄今斬新 (芒野)
* 永久の世界平和は夢のまた夢か(乾草)
* 永久にこの星損なう原子力 (芒野)
* 安倍の名はきっと後々最右翼 (やまつつじ)
* 永久に続く由なき錯覚ぞ (落葉)
特選
* 永久に東電、国の罪消えぬ (草地)
天気予報は外れ、雨が降ったりやんだりで不安定だったが楽しい一日でした。
(I・K)
桜の花びらが入った赤飯
夕方、急いで夕食抜きで来たら、大きな黄色い容器に目いっぱいの赤飯が置いてあった。いつものMさんからの差入れかしら。
一口食べてみると桜の香り。桜が入った赤飯なんて初めてで、とても美味しい。外務省の葉桜を観ながら沢山いただいた。
久しぶりに泊まるNさん。次々と死体を運ぶ尼僧にカメラを向けて叱責された辺見庸の話に共感したという。週刊金曜日で連載している「1937」の話にも。堀田善衛の「時間」は図書館でもなかなか見つからない、石川達三の「生きてゐる兵隊」も読まねば、唱歌「桃太郎」の残虐性に驚いた、「桃太郎」を書いた芥川龍之介の鋭さも確認したい。
月曜の朝、経産省本館前でニュース49号のチラシまきをした。
マンデーブルーで仕事着手前の不快な顔をして地下鉄の階段を上がってくる人たち、受取が悪いが、さすがに女性が何とか受け取ってくれる。
更に、9時を過ぎて経産省に入っていく人も多くなった。
「経産省は嘘ばかりついている。原発が安全だ、安い、電力足りないと。でも、すでに580日以上我々は原発稼働無しで過ごしている。この夏も原発稼働無しで乗り越えられる」と大声を上げていると、背広の男性も関心を持って受取りに来てくれる。経産省のテント裁判担当の張本人も取りに来た、一瞬戸惑ったが渡してしまった。(K・M)
お知らせ(再稼働阻止全国ネッとワークから)
川内原発の再稼働審査を糾弾する!
原子力規制委員会院内ヒアリング
~福井地裁が指摘「新規制基準は合理性を欠く」~
日時:2015年4月21日(火)13時~17時
場所:参議院議員会館講堂(1階):東京メトロ 国会議事堂駅、永田町駅、溜池山王駅から徒歩
追及:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)、広瀬隆さん、後藤政志さん
内容:Ⅰ九電工事計画資料から川内原発審査を問う
「耐震偽装」の原発は情報も隠ぺい
基準地震動でさえECCSが破壊される恐れ
蒸気発生器から冷却材喪失の危険性
Ⅱテロと航空機事故への対策について
Ⅲ4.14福井地裁決定を受けて川内原発の審査を問う
資料代:500円
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