たんぽぽ舎から TMM:No2468
- 2015年 4月 23日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2468】
2015年4月23日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「原発再稼働の誤り 原子力規制委の誤り」
「川内原発の耐震偽装と白抜き偽装」
「工事計画認可が合格しないのになぜ工事が出来るの!」
4/27学習・討論会のおしらせ ご参加ください!
「再稼働阻止全国ネットワーク」
★2.四国・伊方原発の現地住民からの規制委員会へ申入書
高浜3・4号機の運転差止決定を受け基準適合性審査等の中止を求める
伊方原発反対八西連絡協議会 八幡浜・原発から子供を守る女の会
★3.雨に加え強風の中、頑張りましたが、ちょっとピンボケ、
それでも、参加する事に意義がある、てな感じでやっております
4月17日第145回官邸前・国会前抗議行動報告 にしざきやよい
★4.「謙きょさゼロ」の田中規制委員長の記者会見
福井地裁の指摘は具体的であり品格も高い文 柳田 真
★5.新聞より
◆原発避難 SPEEDI活用せず 国費150億円、無駄に
(4月23日茨城新聞より抜粋)
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
4/24(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第146回
日 時:4月24日(金)18:30~20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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※訂正1つです。
昨日発信の【TMM:No2467】の★1.のタイトルが間違っていました。
正:「川内原発の再稼働審査を糾弾する! 原子力規制委員会院内ヒヤリング」
田中一郎
誤:四国・伊方原発の現地住民からの規制委員会へ申入書
高浜3・4号機の運転差止決定を受け基準適合性審査等の中止を求める
伊方原発反対八西連絡協議会 八幡浜・原発から子供を守る女の会
おわびして、訂正致します。
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┗■1.「原発再稼働の誤り 原子力規制委の誤り」
| 「川内原発の耐震偽装と白抜き偽装」
| 「工事計画認可が合格しないのになぜ工事が出来るの!」
| 4/27学習・討論会のおしらせ ご参加ください!
└──── 「再稼働阻止全国ネットワーク」
日 時:4月27日(月)19:00より21:30
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
参加費:800円
1.「川内原発の耐震偽装と白抜き偽装」(山崎久隆;たんぽぽ舎)
4月21日、原子力規制委員会原子力規制部に対して、「工事計画認可資料が市民に対する情報隠しになっており、九電、規制庁が一体となっておこなわれている」事を追及しました。その中で見えて来たものとは!
山崎久隆氏が詳しく解説いたします。
2.「工事計画認可(詳細設計)が合格しないのに、なぜ工事が出来るの!」(山田純一;再稼働全国ネットワーク)
原発に係る工事は、設置変更認可、工事計画認可が合格しなければ、着手できません。しかし現実は工事はほぼ終了しています。なぜ!
規制庁と、電力会社の癒着構造とは!
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┗■2.四国・伊方原発の現地住民からの規制委員会へ申入書
| 高浜3・4号機の運転差止決定を受け
| 基準適合性審査等の中止を求める
└──── 伊方原発反対八西連絡協議会
八幡浜・原発から子供を守る女の会
原子力規制委員会 委員長 田中俊一様
原子力規制庁 長官 池田克彦様
2015年4月17日 伊方原発反対八西連絡協議会
八幡浜・原発から子供を守る女の会
○申し入れの趣旨
貴委員会は4月14日に発令された高浜原発3・4号機の運転差し止めを命じる仮処分決定において、貴委員会の策定した新規制基準が多くの点において合理性を欠くと指摘されたことを厳粛に受け止め、伊方原発3号機に関する基準適合審査を直ちに中止するよう求める。
貴委員会は同決定に基づいて、すべての原発の基準適合性審査を中止するよう求める。
○申し入れの理由
今回の仮処分決定は、原発の本質的な危険性を認定し、地震大国において、基準地震動を超える地震が高浜原発に到来しないというのは根拠に乏しい楽観的な見通しにしか過ぎない上、基準地震動に満たない地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じる得ること、使用済み核燃料を閉じ込めておくための堅固な設備が設けられていないこと、使用済み核燃料プールの給水設備及び計測装置の耐震性がSクラスにされていないことなどから、高浜原発の運転によって直接的に住民の人格権が侵害される具体的な危険性があると判断した。
決定では基準地震動の策定方法について「万一の事故に備えなければならない原発の基準地震動を平均像をもとに策定することに合理性を見出し難いから、基準地震動はその実績のみならず理論面でも信頼性を失っていることになる」と根本的な誤りを指摘。
○そして、本決定では「新規制基準は緩やかに過ぎ、これに適合しても原発の安全性は確保されない、新規制基準は合理性を欠く」と明確に述べている。そして高浜原発の脆弱性は「(1)基準地震動の策定基準を見直し、基準地震動を大幅に引き上げ、それに応じた根本的な耐震工事を実施する(2)外部電源と主給水の双方について基準地震動に耐えられるように耐震性をSクラスにする(3)使用済み核燃料を堅固な施設で囲い込む(4)使用済み核燃料プールの給水設備の耐震性をSクラスにするという各方策がとられることによってしか解消されない」と指摘。また事故時の「事態の把握の困難性は使用済み核燃料プールに係わる計測装置がSクラスであることの必要性を基礎づけるものであるし、中央制御室への放射性物質が及ぶ危険性は耐震性及び放射性物質に対する防御機能が高い免震重要棟の設置の必要性を裏付けるものといえるのに、これらのいずれの対策も取られていない」「新規制基準は上記のいずれの点についても規制の対象としていない」等、指摘している。
○伊方原発においては、免震重要棟は設置されていたが、その設置過程において、福島事故直後に完成した重要免震棟(緊急時対策所)は、新規制基準適合審査において、3号機建設当時の極端に小さい地震動の見直しを求められ、見直した後に「免震棟の基礎杭が折れる可能性がある」として緊急対策所を原子炉により近い場所に新規に建設する羽目となり、移転決定から建設までわずか半年足らずという「やっつけ仕事」で済ましており、安全性についての信頼性を欠いているものである。
○また注目すべきこととして、今回の決定は伊方原発1号炉設置許可取り消し請求訴訟の最高裁判決を示して「改正原子炉規制法の『設置変更許可をするためには、申請に係わる原子炉施設が新規制基準に適合するとの専門技術的な見地からする合理的な審査を経なければならないし、新規制基準自体も合理的なものでなければならないが、その趣旨は、当該原子炉施設の従業員や周辺住民の生命、身体に重大な危害を及ぼす等の深刻な災害が万が一にも起こらないようにするため、原子炉施設の位置、構造及び設備の安全性につき、十分な審査を行わせることにある(最高裁判所1992年10月29日第一小法廷判決)参照。」とし、この決定が伊方最高裁判決の枠組みのもとに位置付けられていることを明確にしている。
その上でこの最高裁判決を踏まえれば「新規制基準に求められる合理性とは、原発の設備が基準に適合すれば深刻な災害を引き起こす恐れが万が一にもないといえるような厳格な内容を備えていることであると解すべきことになる。しかるに、新規制基準は緩やかに過ぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない。原子力規制委員会の田中俊一委員長の『基準の適合性を審査した。安全だとは申し上げない』という川内原発に関しての発言は、安全に向けてできる限りの厳格な基準を定めたがそれでも残余の危険が否定できないという意味と解することは出来ない。同発言は文字通り基準に適合しても安全性が確保されているわけでないことを認めたにほかならないと解される。新規制基準は合理性を欠いたものである」と結論づけているのである。
○以上のように指摘した通り、今回の仮処分決定は、関西電力だけでなく貴委員会にこそ向けられたものである。よって、貴委員会は新規制基準が多くの点において合理性がないことを指摘されたことを厳粛に受け止め、伊方原発3号機、および、すべての原発の基準適合性審査を中止するよう強く求める。
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┗■3.雨に加え強風の中、頑張りましたが、ちょっとピンボケ、
| それでも、参加する事に意義がある、てな感じでやっております
| 4月17日第145回官邸前・国会前抗議行動報告
└──── にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)
す、すみませんm(_ _)m、まだまだ怒りのパワー足りず、雨が降ってしまいました。きっとあの樋口裁判長の、素敵な運転差し止めの判決を聞き、ほっとしてしまったんですね。今まで出されてきた、私達の生活感、心情からかけ離れた司法判断と違い、血肉の通った判決。誰もが疑問を持っていた規制基準にも踏み込んだ判決、心から感謝と尊敬を込め本当にありがとうございました。と言いたい。 みんな、樋口裁判長に賛同の手紙書こうね、あの原発推進メディアがどんなに叩こうと、貴方の判断と勇気を賞賛する人々がいることを知らせたい。
これからも、圧力に屈せず貴方の正しいと思う判断をだしてください。なんて私が言わなくても樋口裁判長は変わらないだろうけど、いらぬことを口ばしってしまう程ホント嬉しかった。
さて、次は私の番、力足らずとはいえ、自分に出来る事をしていかないと、まずは、関電前抗議、強風でトラメガも飛ばされる中、カッパでてるてる坊主になりながらの抗議。3月の時は申入書を受け取らなかったのに、今回は9階廊下で受け取り、下には降りて来ない。あの時は目の前で抗議されて、担当者は目が泳ぎっぱなしだったから、懲りたんだろうね。
来月は「人間の鎖」やるからみんな来てね、5月第3木曜日5/21の午後5時半からだからね~~。
で、雨はおさまってきたけど相変わらず強風、ノボリを持つと一緒に飛ばされそうな勢い、春の嵐ですねー。
今日は、「高浜差し止め」の原告が来ているとの噂、スピーチを聞き逃さない様にしないと、と思いつつ、強風の合間を見てビラ撒き、希望のエリアはちょっと少なめ、国会前に戻って来ると高浜原告団のスピーチが終わったとこf^_^;)、しまった、またまた一足違い、おまけに見失ってしまった。はぁ~、つくづく私って間が悪い。官邸前は、どうかしらんと思い行ってみたけど見つからない、戻った国会前は、なんと強風と低温の為、7時30分で解散、どうりで人が団体で帰っ行くと思った。ビラ撒きそこなったぁ。ノボリを片付け、とぼとぼ帰った次第でした。次は計画的に、がんばりまぁ~す。
追伸:川内原発差止敗訴残念でした。司法を私達について来させる!
ぐらいのパワーで4月24日の146回目抗議頑張ります (^o^)/
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┗■4.「謙きょさゼロ」の田中規制委員長の記者会見
| 福井地裁の指摘は具体的であり品格も高い文
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
4/14福井地裁(樋口裁判長)仮処分決定後の、規制委員長の記者会見はひどかった。「謙きょさゼロ」で、決定文のアラをなんとか見つけていいたてることに終始していた。
しかし、地裁決定は、具体的な実例を挙げて指摘している。
(例:近年の10年で、5原発が想定以上の地震に襲われた事実の例示)
この指摘(国民同感の疑問だ)に、規制委員長は、謙きょに答えるべきであった。
地裁決定文は、格調も高い文で、のちのちまで残る名決定になるだろう。
まちがった(誤認)発言をくり返す田中委員長を見て、それを持ち上げる安倍首相発言を聞いて、国民は原子力規制行政に対して、一層、信頼を失ったのではないか!
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┗■5.新聞より
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◆原発避難 SPEEDI活用せず 国費150億円、無駄に
福島の原発事故の際、政府がすぐに公表せず「隠蔽(いんぺい)」と批判を浴びた「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」。被ばく防止を念頭に関係自治体の期待は強いが、原子力規制委員会は参考情報にも使わない方針だ。開発や運用に国費約150億円が投じられたが無駄になる恐れがある。 (後略) (4月23日茨城新聞より抜粋)
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