たんぽぽ舎からTMM:No2470
- 2015年 4月 26日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2470】
2015年4月25日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.合理的?現に今起きているリスクをクリア出来ない基準値なのに
「再稼働阻止の主張の絶対的論拠を一点に絞ろう」 1600-1800ガルを最低基準にする
渡良瀬(さいたま市在住)
★2.UPLAN・100万回視聴のお礼
Youtube映像の視聴回数がこの4月で100万アクセスに到達
たんぽぽ舎で、毎月撮影している槌田敦さんの原発事故シリーズでは、延べ4万人
三輪祐児(ユープラン)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆ *「日本と原発」上映会 in足立区* 5月9日(土)
★4.新刊紹介
◆「終わりなき危機」 (ブックマン社)
★5.新聞より2つ
◆地震多い国 原発いらぬ【金曜日の声 官邸前】(4月25日東京新聞より)
◆原発事故のセシウム137 海洋放出5%相当
北米沿岸に到達へ 福島大研究 (4月25日東京新聞より抜粋)
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※4/27学習・討論会のおしらせ ご参加ください!
「原発再稼働の誤り・原子力規制委の誤り」
「川内原発の耐震偽装と白抜き偽装」山崎久隆さん
「工事計画認可が合格しないのになぜ工事が出来るの!」山田純一さん
日 時:4月27日(月)19:00より21:30
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 参加費:800円
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┗■1.「合理的?現に今起きているリスクをクリア出来ない基準値なのに」
| 「再稼働阻止の主張の絶対的論拠を一点に絞ろう」1600-1800ガルを最低基準にする
└──── 渡良瀬(さいたま市在住)
福井判決にあって鹿児島判決や政府、全てのマスコミ報道にないもの、それは現実の脅威の認識です。
彼等は、リスクゼロを目指すのは非現実的議論だと言い張っている。今の新基準値は専門家の叡智を結集したもので“合理的”だと言う。
其処にこそ騙されやすい罠がある。「危険だからと車迄規制するのか」、「現代科学文明にはリスクが付き物だ」とか議論を迷路に誘うのだ。
我々の世間に対する主張は、誰にでも判る一点に集中しましょう。
近過去に起こった一寸大きな地震は、全国殆どの原発の耐震新基準値を上回っている事実は動かし難い。この事実を誰も否定出来ない。
それを先ず規制庁・政府・マスコミに認めさせることが最重要です。その上で、現実の明らかなリスクに対抗できる基準値に変える、即ち「全原発の耐震基準を、理屈抜きに単純に、中越・栗駒・能登並み(例示)レベルに上げましょう」を一点集中的に求めるのです。
それだけで再稼働は出来ません。容易にその基準をクリアー出来ません。
ここは地震学者・石橋克彦さんの出番です。
要するに、1600-1800ガルを最低基準にするのです。
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┗■2.UPLAN・100万回視聴のお礼
| Youtube映像の視聴回数がこの4月で100万アクセスに到達
| たんぽぽ舎で、毎月撮影している槌田敦さんの原発事故シリーズでは、延べ4万人
└──── 三輪祐児(ユープラン)
○UPLANのYoutube映像の視聴回数がこの4月で100万アクセスに到達しました。いつも支えてくださっている皆様に感謝し、御礼申し上げます。
東電福島第一原発3号機の核爆発・ビカドンを見て死を覚悟し、しかし風が太平洋に流れたため首都圏は壊滅から逃れ、そして人生が文字どおり「風まかせ」になったことを知りました。
その頃友人の勧めでユーストリームを開始、2012年夏からYoutube配信に切り替えましたから、約3年間に1600本配信での100万回達成ということになります。
○思い出に残るシーンがいろいろあります。復興庁の水野参事官が「クソ左翼」とtweetして話題になった時は、UPLANの映像がテレビのニュースで全国に流れました。実はこの集会では「乳幼児に成人病の検査だとぉ? これは放射能被曝の検査じゃないか」と環境省官僚を問い詰めていく部分が面白かったのですが、どうでもいいカットだけが話題になりました。
○たんぽぽ舎で、毎月撮影している槌田敦さんの原発事故シリーズでは、延べ4万人に見ていただいた講座もあります。川内再稼働阻止のための理論武装のための鹿児島学習会でも使われ、民間規制委員会の設立にも寄与しています。
その他、三田医師の講演、おしどりさんの番組、ふくしまの女たちや、最近では辺野古や秘密保護法関係、TPP反対などの集会や講座、デモなどが多く視聴されています。
UPLAN月島スタジオでは、子ども脱被ばく裁判(以前のふくしま集団疎開裁判)に関する番組や、今月からは環境省による福島県内の指定廃棄物焼却炉建設問題の解説講座もスタートしました。
○これらの映像を伝えたい相手は10年後、20年後の市民と歴史家です。私は戦没商船史研究で戦前の新聞や映像によく接しており、人々がどのような知識や価値判断のもとで戦争という愚かな選択をしてきたかということに関心を抱いてきました。
未来の人々は、すぐに廃炉に取り組まない私たちの狂った社会を不思議に思うに違いありません。航空機激突で格納容器が破壊したとき放射能をどう防ぐのかと問われた官僚が「放水銃で流し落とします」と答えている映像を見て驚愕しのけぞり、竹槍でB29を撃ち落とそうとした時代と私たちを重ねあわせて見ることでしょう。
その一方で、膨大な核汚染ゴミを何万年もの時代に残すような、父祖にも子孫にも恥ずかしくみっともない生きかたを拒否する人々、海外に殺しに行くことに抗う人々の存在も映像を通じて知ることでしょう。
これからもマスコミが取り上げることのない事実を伝えていきます。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆ *「日本と原発」上映会 in足立区*
「故郷を追われた人々は今も苦しみ続けています。それでも再稼働を推し進めようとする政府と行政。 何がそうさせるのか、新規制基準によって再稼働することにはどんな問題があるのか。どんな利益があるのか。
丸2年の歳月をかけて、弁護士河合弘之と盟友弁護士海渡雄一、訴訟を共に闘う木村結の3人は、いくつもの裁判を闘いながら、多くの被災者に向き合い、有識者と語り合い、故郷を手放すことになってしまう災害とは何かについて、真実の声を聴き続けてきました。私たちは原発でしあわせですか?」
日時:5月9日(土) 午後2時-・ 午後6時-
(2回上映、上映時間:2時間15分)
会場:足立区勤労福祉会館 (綾瀬プルミエ)第一ホール
(千代田線で大手町から19分、西口から徒歩3分)
参加費:500円 (入れ替え制)
*監督:弁護士 河合弘之*
主催:「原発と足立を考える会」(問合せ:090-7829-9924(代表・平坂謙二)
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┗■4.新刊紹介
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◆「終わりなき危機」 (ブックマン社)
=日本のメディアが伝えない、世界の科学者による福島原発事故研究報告書=
・ヘレン・カルディコット(医学博士):監修 ・河村めぐみ:翻訳
・寄稿者:日本人4人 世界の科学者16人 合計20人
・はじめに:「福島の災害は終わっていないし、今後数千年たっても、収束することはない」
* 内容:20人のテーマと人名
第1章:もっとも安全なエネルギー政策は原発をなくすこと→菅直人
第2章:汚染された世界に生きる→小出裕章
第3章:驚くに値しないさらなる驚き→デイヴィッド・ロックバウム
第4章:国会事故調査委員会の調査結果→崎山比早子
第5章:放射性セシウムに汚染された日本→スティーヴン・スター
第6章:世界は福島の事故から何を学んだか?→松村昭雄
第7章:電離放射線の生物系に及ぼす影響について→デイヴィッド・ブレンナー
第8章:福島における初期の健康への影響→イアン・フェアリー
第9章:チェルノブイリと福島における生物学的影響→ティモシー・ムソー
第10章:WHОとIAEA、ICRPがついた嘘→アレクセイ・Ⅴ・ヤブロコフ
第11章:ウクライナ、リウネ州における先天性奇形→ウラジミール・ヴェルテレッキー
第12章:いつ何を知ったのか→アーノルド・ガンダーセン
第13章:使用済核燃料プールと放射性廃棄物の管理→ロバート・アルバレス
第14章:日本とアメリカにおける70年間の放射能による危険性→ケヴィン・キャンプス
第15章:福島の事故後の食品監視→シンディ・フォルカース
第16章:原子力時代におけるジェンダー問題→メアリー・オルソン
第17章:原子力施設から放出される放射線についての疫学調査→スティーヴン・ウイング
第18章:低レベル電離放射線の被爆によるがんの危険性→ハーバート・エイブラムス
第19章:原子力発電の台頭と衰退→デイヴイッド・フリーマン
第20章:原子力時代とこれからの世代→ヘレン・カルディコ
※ ブックマン社 258頁 定価1,800円+税
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┗■5.新聞より2つ
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◆地震多い国 原発いらぬ【金曜日の声 官邸前】
神奈川県藤沢市の無職水上和恵さん(63) 地震が多い日本に原発があり続けることが単純に理解できない。なし崩し的に原発政策が続いているという不信感がある。今を生きる者として将来に責任がある。孫の世代のためにも声を上げていく。
埼玉県鴻巣市の無職斎藤照雄さん(70) 私の人生はほぼ日本の戦後と重なる。戦後の象徴である9条をはじめとする日本国憲法を変えようとするのは言語道断。安倍政権は国民の方を向いているとは思えない。この小さい日本に原発はいらない。
(4月25日東京新聞より)
◆原発事故のセシウム137 海洋放出5%相当
北米沿岸に到達へ 福島大研究
東京電力福島第1原発事故で海洋に放出された放射性セシウム137の約5%に当たる800テラベクレル(テラは1兆)が北米大陸の西海岸に到達するとの研究結果を福島大学環境放射能研究所の青山道夫教授がまとめ、24日までにウィーンの学会で発表した。約1年後にはほぼ全量がたどり着くという。
日本の原子力規制委員会は、100テラベクレルを放出する大事故の発生確率を原子炉1基につき100万年に1回以下に抑える安全目標を決めているが、今回の数値はその8倍に相当する。(後略)
(4月25日東京新聞より抜粋)
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