戦いは5月へ。第一部(ちきゅう座のレベルをこれ以上落としたくはありませんが資料提出から)第二部 健康格差とブラックジャック主義の展開のための資料
- 2015年 5月 1日
- 交流の広場
- 武田明
時間が無尽蔵にあるのならゆっくり取り扱いたいのですが、貧乏暇なしでもあり、今回は、資料提出のみに寄って収めて置こうと思います。
言わずともわかりそうなのですが、諸先生方が沈黙を守っている分野ともなっており、
年を取ると今更の変化を認めたくない。それは、自身のかつての無能の証明ともされるからであると言う心理的問題もある事にいつも起因しているのではないかと残念に感じているのです。
ソクラテスの無知の知は、いずれの立場であるのか?老人対老人、いずれがソフィストであり、「若者をたぶらかすものであったのか」
モーツアルトとサリエリの戦いにおいてもそうであったが、歴史的に残る作品は、前者であり、ソクラテスであり、アマデウスであったこと、その中に、芸術や哲理への誠実や感動させるものが僕自身にも響いてきているし、それを、資本主義と言う巨大なソフィスト群から守りたいとする公然なる戦いの宣言としてのマルクスのマニュフェストも支持しているばかりの立場を表明しているだけのことに他ならないわけです。
その勇気を他の先生方は、沈黙している、沈黙し続けている、更に、語りたがらない全共闘闘争の敗北、青の時代の記憶についてまで、再び問いたいとするものを、現代的に、「喪われた20年」としての更に、降ってわいたピケティブームからわかり易くマルクスに戻る道筋として語り口を置いているに他ならないわけです。
①まず、「20世紀の資本」は、ピケティ自身の作品であり、翻訳者である山形氏の作品ではない。
②技術革新としての19世紀、20世紀、21世紀について、電導紙芝居と言われて開始されたパソコン、パーソナル文化が、金融資本主義が、ドストエフスキーの文学作品、更には、マルクス、スミスの古典経済学をも、人間が、産まれて生きて死ぬるまでの意味として、越え出たものではなく、むしろ、文学も哲学も衰退しているし、根本的な問いとして、表層化していると言う問題点を問いているに他ならない。
③進歩、進化史観としての幻想を資本主義が、事の本質を隠蔽している事への戦いである事が、繰り返し述べられている事への言及がなく、一歩的な盲信、この場合、山形氏個人のピックアップでしかなく、むしろ、反面教師であっても、池上彰氏などの方が、両義的ながら、即断していないだけ良識でもあるだけである。
山形氏、池田氏は、「ここまで言って委員会」レベルの論客でもあるメディアの独占支配、右傾化の広告塔として、出版物不況の中で、悪本でも良本でも選別なく、売る事にしか興味を持たない人物であり、「心」を持たない、機械主義的資本主義の下僕的立場である事を再三述べてきて先に論を進めてきていることをご存じないのでしょうか?
《ピケティ問題の為の動画資料の若干の提出》
たかじんのそこまで言って委員会(2015年2月8日)山形浩生出演
https://www.youtube.com/watch?v=iepDZ8ZgQN4
竹田恒泰 VS 池田信夫!因縁の原発再稼働バトル! (抜粋)
https://www.youtube.com/watch?v=zKG6-zIRw2E
(全長版)
https://www.youtube.com/watch?v=H0wmS1FwWks
池田信夫
【言論アリーナ】ピケティから21世紀の資本主義を考える<ゲスト:水野 和夫(日本大学国際関係学部教授)>
https://www.youtube.com/watch?v=pxYd1o8Mt9c
【言論アリーナ】ピケティとマルクスから21世紀の資本主義を考える
https://www.youtube.com/watch?v=-ag3PPdt_9o
水野和夫(エコノミスト)×山下範久(歴史社会学者) 資本主義の終焉 国家はその後、どうなるか?
https://www.youtube.com/watch?v=10s_sQNOSTQ
(池田信夫氏についてはこちらにて代表的体制的御用学者ニヒリズム典型の例として既に触れてあります)
ピケティとマルクス格差論と古賀茂明発言問題としての2015年4月的段階について(その2)
http://chikyuza.net/archives/52113
ピケティ氏の限界、ブームとしての限界、格差論を展開できない日本の限界としての逆説的厭世観については、繰り返し、掲載している。
(それは、盛田常夫先生の視点を寧ろ高く評価しての事です。)
異常なピケティブームを支える経済学の貧困(2月25日掲載)
http://chikyuza.net/archives/51094
第2部 健康格差問題とブラックジャック主義の為の資料。
(低次元の時間つぶしで終わるのは忍びないので有益な資料も少しだけ載せて今回は終わります。)
伊藤誠先生のピケティ論講演にて、女性の方が、「健康格差」問題も取り上げてほしいと述べていた事への最初のインターネット上にある資料をあげて、今回は、終わりとします。
キューバ医療事情視察記
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3252/Cuba1.htm
認知症800万人の衝撃
欧米に遅れた日本の認知症ケアの現実
http://diamond.jp/articles/-/59160
全てが、つながっているし、断層や断片として本筋を見失ってはならないのです。
植草一秀氏の言う現行の6大問題を問うための認識論=人間=健康医療論
(基地問題、原発問題、TPPグローバリズム問題、そして、格差歴史問題をなんら解決策として問うのではなく、体制的御用学者への盲信する論理、それは、体系ではなく、断片化でしかない事に気が付かない事こそが、体制的な最たる盲信である事をちきゅう座的知性は、是非、見抜いて、先に進まねばならない時なのです。)
辺野古・米軍への従属・TPPの忠誠誓う安倍首相
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-2062.html
では、この続きは、5月に、更に、わかり易く、説明しながらやっていく事としていきます。
マルクス生誕祭(こども解放記念日)まであと5日。
取り急ぎの一文として。
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