沖縄現地新聞より: 宮崎駿氏「辺野古基金」共同代表へ 新基地阻止、内外に+宮崎駿・鳥越俊太郎両氏が辺野古基金共同代表へ+「辺野古基金」とは? 宮崎駿氏が共同代表に就任へ
- 2015年 5月 9日
- 評論・紹介・意見
- uchitomi makoto
宮崎駿氏「辺野古基金」共同代表へ 新基地阻止、内外に
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-242675-storytopic-271.html
2015年5月8日
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設阻止を目的に設立された「辺野古基金」の共同代表に映画監督の宮崎駿氏が就任する意向であることが7日、分かった。琉球新報にスタジオ・ジブリ側が明らかにした。宮崎監督は高い功績を残した世界の映画人に贈られる米アカデミー名誉賞を受賞するなど、アニメ映画の監督として世界的に高い評価を受けている。新基地建設の阻止を掲げる県政を支えるため、島ぐるみ会議など運動側は辺野古移設反対の県民の民意を今後、内外に広くアピールし、訴えを強める考えで、宮崎氏の共同代表就任は今後、大きな影響を与えることになる。
宮崎氏の共同代表就任については、基金の発足に当たって有力な候補として名前が挙がり、水面下での働き掛けが行われていた。
同基金幹部は「名前を連ねていただけるのであれば大変にうれしいことだ」と述べ、今後、正式に就任要請する考え。
宮崎氏は2002年に「千と千尋の神隠し」がベルリン国際映画祭でアニメーションとしては史上初の最高賞の金熊賞を受賞したほか、03年にアカデミー賞長編アニメ賞も獲得した。「ハウルの動く城」「風立ちぬ」でも同賞にノミネートされた。14年には日本人監督として1990年の故黒沢明監督以来2人目となる名誉賞をアカデミー賞主宰の米映画芸術科学アカデミーから贈られている。
沖縄については14年11月、オスプレイの撤去と辺野古新基地建設への反対に賛同する著名人の声を集める運動に「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」とした直筆の文章を寄せていた。
辺野古基金の共同代表にはこれまで、前嘉手納町長の宮城篤実氏、金秀グループの呉屋守将会長、かりゆしグループの平良朝敬最高経営責任者(CEO)、沖縄ハム総合食品の長浜徳松会長、元外務省主任分析官の佐藤優氏、俳優の故菅原文太さんの妻・文子さんが就任。県出身報道カメラマンの石川文洋氏の就任も決まっている。
(新垣和也、外間愛也)
宮崎駿・鳥越俊太郎両氏が辺野古基金共同代表へ
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=114670
2015年5月8日 09:21
宮崎駿氏と鳥越俊太郎氏が辺野古基金の共同代表に就任の意向
宮崎氏は普天間の県外移設を求めた2013年の「建白書」に賛同
鳥越氏は長年沖縄の基地問題の取材に取り組んでいる
宮崎駿氏
鳥越俊太郎氏
「となりのトトロ」などで知られるアニメ映画監督の宮崎駿氏とジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、名護市辺野古の新基地建設に反対する「辺野古基金」の共同代表に就任する意向を示していることが8日、分かった。13日に設立総会を開く基金関係者が明らかにした。早ければ8日中にも正式に発表する。
辺野古基金は4月9日から約3週間の4月30日時点で1億1915万698円、4577件の寄付が集まった。銀行への振り込みの約7割は本土からの入金で、世界的にも著名な宮崎氏らの共同代表就任は全国的にさらに辺野古新基地問題への関心を集めそうだ。
宮崎氏は、2013年に沖縄県内全市町村の首長らが米軍普天間飛行場の県外移設を政府に求めた「建白書」の賛同者に名を連ね、昨年11月には「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」と直筆のメッセージを発表した。
鳥越氏は長年沖縄の基地問題の取材に取り組み、シンクタンク「新外交イニシアチブ(ND)」の理事としても基地問題解決を訴えている。
「辺野古基金」とは? 宮崎駿氏が共同代表に就任へ
http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/07/miyazaki-hayao-henoko-okinawa_n_7238168.html
The Huffington Post | 執筆者: HuffPost Newsroom
投稿日: 2015年05月08日 11時07分 JST 更新: 2015年05月08日 11時07分 JST
アニメ映画監督の宮崎駿氏(74)が、沖縄名護市辺野古へのアメリカ軍普天間飛行場の移設を反対する「辺野古基金」の共同代表に就任する意向を示していることがわかった。早ければ5月8日にも発表するという。琉球新報などが報じた。
宮崎氏は2014年11月、沖縄へのオスプレイ配備撤去と新基地建設への反対に賛同する著名人の声を集める運動に、「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」とした直筆の文章を寄稿。基金では発足以前から共同代表の有力な候補として名前が挙がり、水面下での働き掛けが行われていたという。
辺野古基金は、新基地建設反対の世論を広げるための活動を物心両面から支援しようというもので、新基地設立に反対する地元経済界や議員、県外の文化人らによって、4月9日に設立された。集まった寄付は、新基地の反対を訴えるパンフレットの作成に使われるほか、全国紙やアメリカの新聞に辺野古反対を訴える意見広告を掲載することに使われるという。
基金の共同代表には、沖縄の建設大手「金秀グループ」の呉屋守将(ごや・もりまさ)会長や、元外交官の佐藤優氏、俳優の故菅原文太さんの妻、文子さんら6人が就任。4月30日時点で、基金は約1億2000万円に達したという。事務局によると、振り込み件数は4500件を超えており、このうち約7割は県外からのものだった。
沖縄タイムズによると、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏も共同代表に就任する意向を示しているという。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5333:150509〕
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。