テント日誌5月16日…九州縦断リレーデモ出発/テントの客は千客万来
- 2015年 5月 17日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1344日商業用原発停止608日
―九州縦断リレーデモ出発―
朝9時降りしきる雨。今日は311キロリレーデモの出発式だ。スタート地点は鹿児島市西郷銅像の近く照国神社、ゴールは博多九電本社。
心配された雨のなか三々五々人々が集まってくる。出発時には75人を数えた。鹿児島もなかなかなものである。30キロ圏住民説明会を要求する第二次九電交渉が5月27日に予定されている。リレーデモはその闘いを盛り上げるための3・11実行委員会の企画だ。
デモは途中で日置市民の会の合流などを交えて、意気軒昂 のうちに第一宿泊地伊集院に到着した。明日はいちき串木野市に向かう。
川内テントからはOとEの2名が参加した。(E)
薩摩川内市久見崎町久見海岸番外地 脱原発川内テント 問い合わせ先
090-5339-2243 090-320―7897 mail image9@docomo.ne.jp
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テントの客は千客万来 そこがいいところなのだが…
つつじが枯れ始め今はさつきが花盛りです。
国会通りもさつきの赤が冴えています。
朝小雨が降っていましたが、テントに着くとほとんどやんでいてホッとした。
テント前はまたもや道路工事、2時半頃まで続いた。
東電発注の電機設備の点検修理工事だそうだけれど、先月も掘ったり埋めたりしていた。
本当に必要な工事?と思ってしまう。
コールタールの匂いがきつい。
座り込んでいるとKさんがマスクを持ってきて下さった。
優しい心遣いに感謝です。
暫らくしてテントの存在に疑問を持つ方が訪れた。
昨日も国有地を占拠しているあなた達のやり方は悪いと言いに来て正清さんと話していった方だ。
今日も正清さんを訪ねて来たが生憎不在と告げると私たちに色々文句を言ってきた。政府は原発を20%にすると言っているのだから良いではないか?あなた達のやり方は悪いなどなど・・・・
時折暴力的な行為もあり、話がかみ合わないので帰っていただくようOさんが言ったが執拗に迫ってくる。泊まり開けのKさんが引き取って長時間なにやら話をしていた。高レベル放射性廃棄物などのことも話したらしいが、3年後には解決すると言ったそうだ。どなたが言ったのですかと聞くと自分だとのこと。あきれます。チラシをお渡ししたのでもっと勉強してくれることを期待しますけど…でも国有地を不法占拠していると思う人のいる事も心しないといけないと思った。
テントにはさまざまな人が来ます。
私たちは上手に対応する事が求められている気がします。
そのかたとは対照的にテントを大事に思っている人もたくさんいます。
神戸からは美味しいフィナンシェとカンパを持ってきてくれた方もその一人。
その後イギリスのご夫婦(?)が写真を撮って良いですか?と来て署名をして下さり私たちが良いことをしていると言って下さったのが嬉しかった。
毎日来てくださるM子さん第2テントのKさんと意気投合したらしく楽しげに話していた。彼女は集会などでお会いしたテントの方のお勧めで来るようになったとか、新しく座り込んでくれる人が来てくれることは喜びです。(I・K)
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