テント日誌6月7日…相変わらずの街宣車だが/GOOD BYE NUKES ストップ再稼働!1.5万人大集会in福岡
- 2015年 6月 9日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1366日商業用原発停止629日
相変わらずの街宣車だが…
韓国の古里原発の近くに住む人の甲状腺癌が放射能によるものと判決が出され、慶州月城(ウォルソン)原発他、原発の近くに住む人たちも訴訟を起こしたという記事を読んだ。
原発を動かしてはいけない理由は事故だけでない。
動かすだけで色々な被害がでるのだとの思いを強くしてテントに向かう。
今日は心配して来てくれる人たちがいて心強かった。
いつもお弁当の差し入れをして下さるMさんが来て愛犬の話などで盛り上がっていたところ突然の大音響で街宣車10台ぐらいが現れた。
目の前の交差点に折り重なるように止まり、警察に八つ当たりをしていた。
お前ら不法占拠のテントを撤去させろ!右翼を規制して左翼には黙っているのかよ!つるんでいるのではないのか云々
私たちは椅子を片付けて黙って立っていた。
左翼呼ばわりされるのは心外で脱原発をめざす市民の集まりだって言いたかったが、一方的に怒鳴るのみ。数十分して次々に帰って言った。
テントに実害が無くて良かった。
彼らが原発のことや福島のことなどもっとちゃんと勉強してくれたら良いのにと思う。金曜日の大雨と土曜日の思わぬ天気に風邪を引いてしまったので福岡の集会はどうだったのだろうと思いながら1時半ごろテントを後にした。
(I・K)
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GOOD BYE NUKES ストップ再稼働!1.5万人大集会in福岡
土、日は大枚をはたいて福岡に行き、鹿児島・福岡をはじめ全九州・全国の人とともに福岡市鶴舞公園に集まり、川内原発の「スウィッチを押させない」決意を新たにし、福岡市内をデモ行進し、右翼と警官に守られた九州電力本店に対して抗議の声を届けた。
全国の原発立地から集結した再稼働阻止全国ネットワーク「全国相談会」には100人以上の人が集まり、まずは川内原発の再稼働をどう止めるか、現地と全国とで連係してどう「スウィッチを押させないか」の討論を土曜に続いて日曜にし、今後の再稼働阻止の方針を検討した後、急いで福岡市鶴舞公園に駆けつけた。
12時からはプレアトラクションが始まり、私たち再稼働阻止全国ネットワーク・全国金曜行動・首都圏反原発連合も舞台に上がり、川内・高浜・伊方の再稼働阻止を訴え、「座込め」と歌い、シュプレヒコールで集会開始を盛り上げた。
集会が始まった13時には既に公園に多数の人が集まり、武藤類子さんから福島の現実で再稼働などは信じられないと指摘、川内原発の再稼働許すものかと川内の声、呼びかけ人や議員のアピールを聞いた後、簡潔に川内原発再稼働反対を訴えた集会宣言「…。私たちは全国の原発反対の運動と連帯してここ福岡の舞鶴公園に集まりました。二度と悲惨な原発事故があってはなりません。九州そして日本のすべての原発の再稼働をストップさせ、平和で安全な原発ゼロの社会を実現させましょう。」を採択した。
続いて3ルートに分かれて暑い日差しを受けながら福岡市内を歩いた。私たちが歩いたデモコースで面白かったのは、音を制限するために結婚式場の前を避けそこだけ裏通りを通ったこと、別の結婚式場から新郎・新婦が道路に出てきたのでデモ隊からも祝言コールしたこと、解散地点から九電本店まで歩道を歩いたが距離が長かったこと、だ。それでも最後に多数がたどり着き、九電本店前で抗議の声を上げ、川内原発再稼働阻止の決意を新たにした。
(K・M)
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国会周辺の行動に連帯を!
今週もまた国会周辺では安保法案(戦争法案)に反対する抗議行動がいくつもあります。テントにもそういう動きは伝えられ、テント内にはいくつものチラシも張られています。特に今週の後半から、来週にかけてそれは大きな行動となります。毎週木曜日18時30分よりの国会前木曜連続行動は6月11日(木)に行われるし、6月11日・12日は10時~4時まで改憲阻止の会を中心としたメンバーが国会前で座り込み行動をするとのことです。「あじさいで国会を囲もう」という提起をしているメンバーは夕方から国会正門前で抗議行動を展開しています。6月14日(日)14時~16時30分には「戦争法案反対・国会包囲集会」もあります。テントはから出かける人、テントに寄られる人、こうした行動は
テントとも連携し、テントを賑やかにしてもくれます。僕らも事情の許す限り共同の行動を取っていきたいと思います。第二テント方から呼びかけです。第二テントはテント番の人数が足りず苦労しています。一審判決後の報告会で泊まり番を呼びかけた時に応えてくださった方々は、半数以上がテントの活動に定着してくださって、今、すごく戦力になっています。今回は昼間の当番のことですが、また呼びかけたいです。是非、テントに足をはこんでください。日常的なテントの維持が何よりも基本的なことで、一番きついことです。泊りと昼番と二通りですが、なにはなくても、これがなくてはテントは存続していけません。テントは存在すること自体で意味を持っているしそれが前提的なことです。不断にここに立ち返ってやっていきましょう。ちょっとした機会がればテントに足を運んでください。(三上治)
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