たんぽぽ舎から TMM:No2571
- 2015年 8月 25日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2571】
2015年8月25日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.山内弁護士が検察官役の1人に決まったということは明るいニュース
東電旧経営陣強制起訴 検察官役3氏決まる
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.全身&全霊を込めて原発を止めようと訴えてきました
灼熱の川内現地闘争報告 橘 優子 (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆8/29いらない!原子力空母 夏パレード 暑さも空母も洗い流そう
16時開始 市役所前公園 17時 メルキュールホテル前解散
主催:いらない!原子力空母
◆原発の再稼働反対! 経産省前テントを守ろう!
原発避難者を支援しよう!放射性廃棄物処分場設置を止めろ!
9・6集会in千葉 場所:千葉市中央公園
★4.新聞より5つ
◆川内原発の再稼働 「よかった」30% 「よくなかった」49%
本社世論調査 (8月25日朝日新聞3面見出し)
◆電力自由化の功罪 原発だけは特別扱い
(8月25日東京新聞11面「記者の眼」より抜粋)
◆汚染水の公表方針 「周知されず放置」 東電 検証の最終報告
(8月25日朝日新聞37面見出し)
◆花火と政権 鎌田 慧 (ルポライター)
(8月25日東京新聞27面「本音のコラム」より)
◆米の最新鋭空母、乗員交代式 10月横須賀基地配備
横須賀に配備される米空母ロナルド・レーガン
(8月25日朝日新聞2面見出しと写真説明より)
★5.テント日誌8月23日(日)経産省前テントひろば 1443日
安倍政治糾弾のデモがあちこちで (I・K)
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※8/29(土)学習会にご参加を!
核問題「テーマ別世界社会フォーラム2016に向けて」連続学習会第2回
「原発を止めるアジアの人々」
日 時:8月29日(土)18:30から21:00
講 師:佐藤大介さん(ノーニュークスアジアフォーラム)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主 催:反核世界社会フォーラム2016日本準備会
参加費:500円
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※9/3(木)学習会にご参加を!
「安全保障法制の何が問題なのか-歴史認識、安全保障環境、
軍事をめぐる利権、核兵器の潜在的保有力としての原発」
講 師:吉沢弘志さん (市民ネットワーク千葉県政策調査室スタッフ、
「パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会」代表)
日 時:9月3日(木)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.山内弁護士が検察官役の1人に決まったということは明るいニュース
| 東電旧経営陣強制起訴 検察官役3氏決まる
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
―東京第五検察審査会の「起訴議決」に基づき、東電の勝俣恒久元会長ら旧経営
陣3人を強制起訴する検察官役の指定弁護士に石田省三郎弁護士ら3人が決まり記者
会見した、という記事が東京新聞8月22日朝刊にありました。
その1人が、起訴議決を出した第五検察審議会で審査員に法的なアドバイスをする
審査補助員をつとめた山内久光弁護士です。
山内久光弁護士が検察官役に決まってよかったと思いました。そう思ったのは先日
8月19日に福島原発告訴団院内集会で、この名前を海渡雄一弁護士から聞いていたか
らです。この日は第一検察審査会激励行動があり、その後の院内集会では第五検察審
査会が強制起訴という決定を下したのはいかに難しいことだったか、また今後の裁判
では、検察官役の弁護士がいかに重要な役割を果たすかというお話がありました。
河合弁護士によると、この起訴決定によって、原発事故の責任者を追及し、原発再
稼働を阻止し、原発ゼロを目指す正義の戦いは首の皮一枚つながりました。
白を黒、黒を白とする(無罪を有罪、有罪を無罪)とすることができる検察が原子
力村のために11人の審査員に「法律的」圧力をかけて、起訴相当決議を阻止しようと
する環境の中で、8人以上の審査員が起訴相当と決断するのは相当困難と思われてい
ました。
検察官僚の執拗な圧力を跳ね返すのに果たした審査補助員の果たした役割は非常に大
きいものでした。
この裁判は10年かかると言われています。指定弁護士はその間最大120万円しか報
酬がありません。やることは山ほどあります。検察がやらなかった東電の強制捜査(補
充捜査)もできます。差し押さえもできます。
告訴団の弁護団の話では3人では少なすぎます。最低5人は必要と言っていました。
原発事故被害者の委嘱を受けて、告訴団の弁護士が指定弁護士をサポートする必要があ
ります。更に市民が裁判を監視する必要もあります。
そういう厳しい法廷闘争が予想されるなかで、山内弁護士が検察官役の1人に決ま
ったということは明るいニュースだと思います。告訴団としては、更に第一検察審査会
を激励して、旧安全保安院の役人と東電の事故の直接責任者合計8人の強制起訴を勝ち
取る必要があります。
原子力ムラの総本山経産省の高級官僚を起訴して、役人はどんな間違いを犯して
も罪を問われないという歴史的特権をはく奪する必要があります。ともに頑張りまし
ょう。
※「8/22東京新聞」の記事は、8月22日発信【TMM:No2569】に掲載しています。
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┗■2.全身&全霊を込めて原発を止めようと訴えてきました
| 灼熱の川内現地闘争報告
└──── 橘 優子 (たんぽぽ舎ボランティア)
灼熱の川内現地闘争を、8月9日(土)羽田を夕方の便で発って、昨夜(8月10日)
無事戻って来れました。
覚悟はしていったものの、酷暑の中の集会・デモ・座り込み等、原発立地に出かけて
原発マフィアに立ち向かう闘いは、凄まじいエネルギーを要するものですが、今回「原
発現地へ行く会」第1陣として65名の仲間と貫徹。
航空運賃が最高値になるこの時期、私ひとりだけでもその半額の30,000円を、この
酷暑の中の東電前合同抗議や総がかり行動、さらには金曜官邸前行動と、過酷な状況で
の現場で快くカンパ袋にお気持ちを寄せて下さった方々数十人の思いがこもっている、
と思いっきり声をあげ、久見崎海岸テントの仲間や地元の仲間はもとより、韓国、米
国、青森、屋久島、四国などから駆けつけた仲間と交流し、移動のバスや宿の窓にも
「ストップ 再稼働!」の現地で作られたプラカードを掲げ、全身&全霊を込めて原
発を止めようと訴えてきました。
このプラカードを持って帰りの飛行機に乗る際に、ベテランの客室乗務員の方が「お
疲れ様でした」とお声をかけてくれたり、10数枚を「経産省前テントひろば」にお土
産に持って行って、泊番のテント防衛スタッフに報告していたら、月曜定例会(有楽
町電気ビルディング前で毎週月曜の夕方に九電抗議行動を続けている若者たちのグル
ープ)が戻ってきて、テントの前で氷水で乾杯し始めたので配布したら、喜んでくれ
て、諦めないで、歩き続ける勇気を沢山感じることができました。
今夜(8月11日)の有楽町電気ビルディング前抗議行動には、手元に残った、汗で
しわしわになったプラカード持って行きます。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆8/29いらない!原子力空母 夏パレード
暑さも空母も洗い流そう
日 時:8月29日(土)16時開始 市役所前公園(横須賀中央駅徒歩5分)
17時 メルキュールホテル前解散(汐入駅前)
主 催:いらない!原子力空母
連絡先:080-5028-3357 Facebook:Iranai.gensiryokukuubo
◆原発の再稼働反対! 経産省前テントを守ろう!
原発避難者を支援しよう! 放射性廃棄物処分場設置を止めろ!
9・6集会in千葉
期 日:9月6日(日) 雨天決行
場 所:千葉市中央公園
時 間:15時よりライブ30分位
「経産省前テントひろば」でおなじみのジョニーHさん出演
15時30分より トーク
16時30分より デモ行進 1時間位
主 催:「原発さよなら千葉」 http://www.藤野.jp/~genpatsu-sayonara/
共催団体:千葉県原発訴訟の原告と家族を支援する会
東日本大震災被災者支援千葉西部ネットワーク
連絡先:090-2553-2587 (永野 勇)
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┗■4.新聞より5つ
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◆川内原発の再稼働 「よかった」30% 「よくなかった」49%
本社世論調査 (8月25日朝日新聞3面見出し)
◆電力自由化の功罪 原発だけは特別扱い
2016年4月から、独占状態だった電力事業の自由化が本格化する。消費者の選択
が最優先にされ、家庭も電力会社を選べるようになり、電力料金が安くなることも期
待される。だが、政府は、原発だけは特別扱いしようとしている。(後略)
(8月25日東京新聞11面「記者の眼」より抜粋)
◆汚染水の公表方針 「周知されず放置」 東電 検証の最終報告
(8月25日朝日新聞37面見出し)
◆花火と政権 鎌田 慧 (ルポライター)
鳴り物入りだった戦後70年談話は、日露戦争の勝利から書き出されたものの、
途中で腰砕け、結局、侵略、反省、謝罪を踏襲。しかし、主語は外して責任を負わな
い中途半端。過去を振り切って喝采を浴びようとした野望も、振りかざした刀を止め
られた形になった。
被害者に「寛容」を強要して、「謝罪を続ける宿命」から脱却しようとする思惑
が、行間に透けて見えて、国際的にも恥ずかしい談話だった。
猛暑のうちにも、秋の気配が感じられる今日このごろ、原発は無理やり再稼働さ
れ、また危険と共に暮らすようになった。戦争法案の強行採決の危険も高まっている。
秋風と共に安倍内閣の支持率は落ちるばかりだが、「談話」打ち上げの前、安倍
さんは妻の昭恵さんと帰郷した。「関門海峡花火大会」に出かけ、ワイシャツ姿で手
を振り上げ、演説した。
「経済政策で花火のように日本経済がどんどん上がっていき、みなさんの収入も
上がっていくように頑張っていきたい」
線香花火とはいわないにしても、パッと咲いてパッと散る、花火のような経済。
花火のような賃上げとは正直な談話だ。アベノミクスの張本人がいってはいけないの
だが、正体見たり枯れ尾花。
川内原発に近い桜島が山体膨張。相模原米軍基地内で爆発事故。川崎市の鉄鋼工
場でも爆発。制御なき政治はさらに危険だ。
(8月25日東京新聞27面「本音のコラム」より)
◆米の最新鋭空母、乗員交代式 10月横須賀基地配備
横須賀に配備される米空母ロナルド・レーガン
(8月25日朝日新聞2面見出しと写真説明より)
┏┓
┗■5.テント日誌8月23日(日)経産省前テントひろば 1443日
| 安倍政治糾弾のデモがあちこちで
└──── (I・K)
10時過ぎ官邸前の方向からなにやら声が響いてきた。
いつもと違いそちらへ向かう人たちも多かったので何かと思ったら連合の集会だと見て
きたTさんが教えてくれた。15000人集まったとか。
12時過ぎて帰る人たちがテント前を通ったので何人かにチラシをお渡しした。
給水の用意をしておけば良かったとちょっぴり悔いた。
午前中に党派らしい5・60人のデモも通った。
脱原発の声は上げなかったけれど、何人かが私たちに手を振って行った。
2時ごろタクシーでやってきた女性、国会周辺で何かあるかとやってきたと言う。彼
女はベトナム戦争の頃から反戦運動に関わってきたそうです。今の政治や世の中のこと
に不満を持っているが、そういう話をする場が無いと嘆いていた。勿論原発にも反対!
テントはそういう話の出来る場所ですからまた来てくださいと伝えた。
しばらくヨーカンさんやM子さんと話して行った。
Tさんがスマホで吉祥寺のデモの様子を見ていたら雨が降っていた。
小平から来た人も出るとき雨だったと言う。
そんなこと話しているうち霞ヶ関の空にも黒い雲が押し寄せてきた。
不安な気持で見上げていたが、3時過ぎ、私が去るまでは降ってこなかった。
青山で若い人たちのデモがあるそうなので雨にならないように祈る。
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