たんぽぽ舎から TMM:No2590
- 2015年 9月 15日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2590】
2015年9月14日(月)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.独立性も透明性も中立性も国民だましの規制委
「上手にやらないと」国民をだませない?!
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その63
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.「戦争法案反対、原発再稼働反対」
埼玉での活動もり上がり 横井泰夫 (たんぽぽ舎会員)
★3.常総市長に過大な責任を負わせるな
今回の水害の根本的な責任は、明治以来、日本の国情に合わない
「自然を技術で抑え込む」という土木技術の請け売りを続けて
ハード面だけを肥大化させてきた土木業界・学会にある
上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆9.16第24回被ばく学習会は安保法案阻止のため、
9月30日(水)に変更しました!
第24回被ばく学習会・講演と質疑、討論
「東電はいったい何をしているのだ! ~廃炉の現実と復興加速化」
講師:木野龍逸さん(フリージャーナリスト)
★5.新聞より
◆安全で、一番安く、クリーン。これ、全部うそだ
かつて推進した責任感じる。でも、ほっかむりしていいのか
小泉元首相、原発を語る
原発ゼロの実現 首相の決断一つ 政界復帰はない 国民運動続ける
再稼働を「勝負時」と見たか
(9月13日朝日新聞朝刊4面より見出しのみ)
★6.テント日誌9月10日(木)・11日(金) 経産省前テントひろば 1461日
今日もまた雨 9月10日(木)から
テント4周年 経産省包囲行動 9月11日(金)から (I・K)
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※9/18(金)経産省前テントひろば裁判最終弁論
事前集会 13:30より 東京高裁前
裁判 15時開廷 102号法廷(傍聴の抽選受付14:30まで)
報告集会 17時より 衆議院第一議員会館前
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
9/18(金)首相官邸前抗議-第165回
日 時:9月18日(金)18:30~20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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┗■1.独立性も透明性も中立性も国民だましの規制委
| 「上手にやらないと」国民をだませない?!
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その63
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
本年8月25日に自由民主党原子力規制に関するPT(プロジェクトチーム)吉野正
芳座長、井上信治事務局長が規制委を訪れ田中俊一委員長と面会した動画が規制委ウ
ェブに公開されている。
https://www.youtube.com/watch?v=SZVXu-hnVMs&feature=youtu.be
ここで、田中規制委委員長が真正直に本音を吐露した。
関係省庁や事業者、自治体などの関係者との健全なコミュニケーションを深めるこ
となどを求めた自民党PT提言に対して、「独立性をしっかりやらないと国民の信頼を
得ることが難しい。独立性と透明性を。これをなかなか上手にやらないとですね、上
手にやらないとと言うのは変ですけれども、きちっと国民が見ていても納得いくように
やらないと、いろんな批判を受けることになる。基本はそうなんですが、注意深くや
ることなのです。」
この動画の音声は非常に聞き取りにくいが、「上手にやらないと」と「注意深くやる
こと」は良く聞こえる。
原子力規制委員会設置法に「中立公正な立場で独立して職権を行使する原子力規制
委員会を設置」と規定され、衆議院の付帯決議1に「…原子力規制行政に当たっては、
推進側の論理に影響されることなく、国民の安全の確保を第一として行うこと」、参
議院の付帯決議5に「原子力を推進する組織はもとより、独立性、中立性を確保するた
め、関係事業者等の外部関係者との接触等のルールを作り透明化を図ること…」、と
書かれている。
にも拘わらず、このように独立性・中立性・透明性を守らないといけない組織の長が、
これらを守るために何をやるのかやっているのかを説明せずに、「上手にやらないと」と、
どのようにうまく国民をだますかを考えないといけない、と本音を述べたのだ。
9月19日に設立3年を迎えるが、こんな国民を欺く組織はいらない。
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┗■2.「戦争法案反対、原発再稼働反対」
| 埼玉での活動もり上がり
└──── 横井泰夫 (たんぽぽ舎会員)
◎新座市:9月12日集会→1000名参加(前回350名)
◎朝霞市:9月13日今、集会中、リレートーク中 100名参加。
※毎週2回駅頭宣伝
※駅前→商店街→マンション、住宅街のパレードは、反応良く楽しいです。
終了後交流会、これからの運動の討議、回を重ねるごとに参加者が増えます。
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┗■3.常総市長に過大な責任を負わせるな
| 今回の水害の根本的な責任は、明治以来、日本の国情に合わない
| 「自然を技術で抑え込む」という土木技術の請け売りを続けて
| ハード面だけを肥大化させてきた土木業界・学会にある
└──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕
常総市の水害に関して、市の避難指示がなかったことについて高杉徹市長が謝罪し
た。しかし高杉市長は「脱原発首長会議」の会員である。以前に国会の議員会館で会合
があったとき、「避難計画」だけでなく避難先市町村の「避難受入計画」がなければ実
効性のある防災計画にならない発言されていた。決して市民の安全や防災に関心が乏し
いとは思えない。経済の振興になるなどと称して再稼働を容認している鹿児島や福井
の無能市長などとは違う。
そもそも専門家でさえ予想できなかった事態に対して市町村に責任を負わせること
が誤りだ。なぜこういうことになるかというと「災害対策基本法」で避難指示は市町
村の責任となっていて、自然災害で度々問題となりながら改善されて来なかった。
その一方で現在の原発避難計画の根拠となっている「原子力災害対策特別措置法」
はJCO事故(※1)を契機に慌てて作ったザル法であり、災害対策基本法に便乗した
構成に過ぎない。
このため「原子力災害対策特別措置法」でも最終責任は市町村となっている。
水害でも機能しないものが、市町村全域避難まで求められる可能性のある原子力災害
となったら機能するはずがない。
今回の水害の根本的な責任は、明治以来、日本の国情に合わない「自然を技術で抑
え込む」という土木技術の請け売りを続けてハード面だけを肥大化させてきた土木業界
・学会にある。
このことが福島事故(※2)にもつながった。福島事故の筆頭責任はもちろん東電にあ
るが、便乗して利益を追求してきた土木業界・学会の大罪も追及すべきである。
※1事故情報編集部注:1999年9月30日に起きた茨城県東海村に所在する
JCO(核燃料加工施設)臨界被ばく事故
※2事故情報編集部注:東京電力福島第一原発事故
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆9.16第24回被ばく学習会は安保法案阻止のため、
9月30日(水)に変更しました!
9.30第24回被ばく学習会・講演と質疑、討論
「東電はいったい何をしているのだ! ~廃炉の現実と復興加速化」
日 時:9月30日(水)午後6時15分~9時15分
講 師:木野龍逸(きの りゅういち)さん(フリージャーナリスト)
木野さんは、わが国最強靭の東電ウォッチャーです。
福島第一原発事故の後、日隅一雄弁護士(故人)とともに
東京電力の記者会見に通いつめ、東電の考えていることを
よく分かり、批判の急所を良くつかんでいる方です。
『検証福島原発事故・記者会見』(岩波書店2012年)を故日隅氏と共著。
原因究明すら終わっていないと、続巻を著し続ける。
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/237.html
会 場:文京区アカデミー茗台(めいだい)学習室A
文京区春日2-9-5 Tel 03 (3817) 8306
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅下車、「春日通り」改札を
出て右折、春日通りを右折、歩8分
申 込:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
主 催:放射線被ばくを学習する会 http://www57.atwiki.jp/20030810/
資料代:800円(学割あり)
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┗■5.新聞より
└────
◆安全で、一番安く、クリーン。これ、全部うそだ
かつて推進した責任感じる。でも、ほっかむりしていいのか
小泉元首相、原発を語る
原発ゼロの実現 首相の決断一つ 政界復帰はない 国民運動続ける
再稼働を「勝負時」と見たか
(9月13日朝日新聞朝刊4面より見出しのみ)
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┗■6.テント日誌9月10日(木)・11日(金) 経産省前テントひろば 1461日
| 今日もまた雨 9月10日(木)から
| テント4周年 経産省包囲行動 9月11日(金)から
└──── (I・K)
◎今日もまた雨 9月10日(木)から
栃木・茨城で記録的な大雨で被害も出ている様子。テントの中でラジオを聴きなが
ら、雨の行方を心配していた。
そして話題は昨夜の激しい雨、シンポジウムのことなど、福島原発から汚染水が海に
あふれているニュースや、消費税の軽減税率のおかしな案などについては怒りながら話
した。財務省など頭のいい人が集まっているでしょうにどうして複雑で無駄なやり方を
考えるのでしょうね。国民を管理するマイナンバーとやらを普及させたいためでしょう
か?
午前中雨が少し小降りになった時やってきた男性、原発事故の直後3・28日に東電を
訴えたそうだ。事故の後、裁判を起こしたのは自分が一番早いのではないかと言ってい
た。福島の方かと思ったら東京在住だと言う。それでも事故により精神的ダメージを受
けたので東電に慰謝料請求しているそうだ。10月28日(水)東京高裁817法廷で3時か
ら口頭弁論があるので是非傍聴に来て欲しいとのことでした。最初一人で闘って居たが、
今は10人の弁護士さんがついてくれたようです。
3時過ぎやっと雨があがって今日もM子さんがやって来てトラメガを出してきた。私
はまた降らないうちにとテントを離れたが、彼女はまた原発反対を道行く人に訴えたの
でしょう。
◎テントは4周年を迎え、経産省包囲行動も盛り上がった 9月11日(金)から
3時ごろH大学付属の高校生たちが大勢引率者と一緒に現れて原発の話し、テント
のことなど熱心に聞いて官邸前に向かって行った。
そして5時から6時まで記者会見、衆議院議員の照屋寛徳さん・大口弁護士・淵上太
郎さん・亀屋幸子さん・斉藤美智子さん、福島から黒田節子さん、鹿児島から向原さん、
伊方から遠藤さんなどが発言した。
ちょっと遅れて参加した河合弁護士の力強い発言に励まされる。
今回はテントにかかわっている何人かの人たちが1分スピーチも行った。
会見後、安倍の似顔絵をつけたスイカを割る競技もあった。使ったのが新聞紙を丸め
た棒だったのでスイカは割れなかったが、見事に命中した人もいる。
7時から経産省前の抗議行動が始まるまでの時間に第2テントの女性たちの心づく
しのソーメンやスイカが振舞われた。
抗議行動は淵上さんの発言に始まり、福島や鹿児島・伊方の人も怒りを経産省にぶ
つけた。
その後いつもテントを応援して下さるたんぽぽ舎の柳田さんが、テントの存在の意
義などを話した。
最後に先日国会前でハンストをしていた大学生が若者の奮起を促す発言をした。彼
は川内にも行ってきたそうです。
経産省の部屋はみんな明かりがついていたけれど、聞こえただろうか?
次は可愛らしい少女たち=制服向上委員会の5人のメンバーが、テントTシャツを
来て脱原発の歌などを歌ってくれた。
途中でにわか雨もあったが短時間でやんだので良かった。2度のヒューマンチェーン
が行われたが、2度目にやっと繋がったようです。
終了後もソーメンやケーキなどがサービスされテント前はにぎわっていた。
詳細は三輪さんの録画を是非ご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=DegwBhfPHQE
脱原発経産省前テントひろば4周年の映像
〇17時~記者会見(途切れ)
http://twitcasting.tv/showering00/movie/199985841
〇経産省前抗議集会(記者会見終了後、30分くらいから)
http://twitcasting.tv/showering00/movie/199989305
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