テント日誌9月15日(火) 経産省前テントひろば1465日
- 2015年 9月 16日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
9月18日(金)控訴審最終弁論に結集を。安保法案反対行動にも
先週にはテント4周年を迎えてのイベントがあった。シンポジウムや経産省包囲行動なだだった。安保法案に対する闘いが連日つづいていること、それに大雨のこともあって心配されたが、好評のうちに終わったようだ。プロ野球の選手が大記録の達成の度に通過点だというが、テント4周年も同じものだと思う。4年間テントが存続したということは、僕らの想像を超えたものであったが、また想像を超えていろいろのものを生み出した。これはテントの存在が生き物であり、それが生み出して行くものは表現が表現を生んでいくものの類である。これは行動することの意味であり、テントは存続していることで行動し続けているのである。テントの存在の意味などはあとになって分かってくることであり、現在ではまだ言葉にならないものを持っている。それがもたらしたもの、もたらしつうあるものも僕らの想像以上のものだし、それは今後に影響として出てくるものである。でも、僕らがこのテントの闘いを振り返り、見えなかったものが見えてきたことを確認していくことは先のためにも重要だし、これを機会にそれぞれも思いを語り合ってもらいたいし、投稿でもいただければ日誌に載せたいと思う。
テントではテント裁判の控訴審の最終弁論を迎えている。連日の安保法案反対行動とも重なるが、裁判の方も結集をお願いしたい。9.18控訴審での最終弁論は5人。①江田さん ②高瀬さん ③寺崎さん ④淵上さん ⑤正清さんである。なお、弁護団から傍聴席からの発声について、「裁判官の心証を悪くするので止めてほしい」との要請があるので、傍聴者は注意して欲しい。13:00テント集合。13:30高裁前集会(40分)。14:30傍聴席抽選締め切り。15:00裁判(1時間)。17:00報告集会:衆議院第一議員会館。終了後交流会。
国会では与党の強行採決が目論見られているが、連日、国会周辺では抗議行動が展開されている。審議不十分というよりは最初から強行採決はシナリオとしてあるものだし、審議はしたとういうアリバイ作りのようなものだ。彼らは国会での法案成立ですべては終わると考えているのかもしれないが、この戦争法案との闘いは1960年安保条約時のように国会での法案成立で終わるものではない。当時のような決戦主義ではなく、持久戦的な闘いとしてあり、そのことは闘う人たちにもある意識だからである。集団的自衛権行使の容認による戦争(海外派兵)は日本人が戦争という意識をもたぬままに大陸での戦争に深入りして行ったかつての中国大陸での戦争に似ているのかもしれない。加藤陽子は『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』の中で、9・11後のアメリカのテロ戦争に対する国民の意識は、この中国大陸での日本人の戦争の意識と類似していると指摘している。どちらも、国家間の戦争とみなさず、事変のごときものと見ている点である。政府の集団的自衛権行使による戦争がどんな形態なのかを考える時、この指摘は十二分に検討に値する。戦争法案に反対することは前段的なことであり、戦争に抵抗していく道を、その運動を考えなければならない。戦争は国家主権のもとに政府の勝手な行動としてはじまるが、その形態を掴み、それん闘う形態(道)を編み出していかなければならない。1960年の安保闘争からベトナム反戦闘争への道程ではなく、安保法制に対する闘いから戦争(海外での戦争)への闘い、
それを意識し、その展望を作りだすことを考えながら、山場の安保法制に対する闘いを組まねばならない。さし当たっては行動することであり、国会に足を運ぶことであるが。(三上 治)
9月18日(金)テント裁判最終弁論
事前集会 13時30分 東京高裁前
裁判 15時開廷 102号法廷(傍聴の抽選受付14時30分まで)
報告集会 17時 衆院第一議員会館前
戦争法案廃案!安倍政権退陣の行動予定から
連日 13時~17時国会正門前座り込み 18時30分正門前大集会。
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