アジア記者クラブ10月定例会 メディアは新自由主義に立ち向かえるのか 日本の極右政権を許容する米国の意図
- 2015年 10月 4日
- 催し物案内
- 森広泰平
2015年10月21日(水)18時45分~21時
明治大学研究棟2階・第9会議室
ゲスト 中野晃一さん(立憲デモクラシーの会・上智大学教授)
安保関連法案が秘密保護法案に続いて強行採決された。前者が施行されれば、治安
立法の両輪が出そろうことになる。米国はいち早く安倍政権支持を表明した。日露外
相会談後の記者会見で「地域を不安定化する」と述べたロシアのラブロフ外相とは対
照的だ。オバマ政権は、安倍政権の野心を知りながら右傾化をどこまで許容するのだ
ろうか。
この間の右傾化攻勢にメディアは有効に対応できたのだろうか。法案に反対した朝
日、毎日、東京3紙の論調にも安倍政権の再登板を許した時点で今日の敗北があった
ことへの言及はなかった。キー局の報道もTBSの『報道特集』やニュース23、報
道ステーションでの発言を除けば、総じて腰が引けていたのが実情だ。
10月定例会は、『右傾化する日本政治』を上梓された上智大学教授の中野晃一さ
んをゲストにお招きします。中野さんは、日本の右傾化は30年以上にわたる政策変
化の過程で、新自由主義と国家主義の組み合わせによって右派転換が進んできたこと
を指摘しています。官僚制、マスコミ、財界が一体となって民主党政権を瓦解させた
ことと、安保法案に反対することはメディアにとって矛盾しなかったのか。米国との
関係の中で右傾化への代案についてお話をお願いしました。
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、必ず2日前ま
でにEメールでお申込み下さい。返信メールでの予約の承認がないと参加できません
ので注意願います。
■会 場 明治大学研究棟2階・第9会議室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■参加費 ビジター1500円、会員1000円、明大生無料(予約制)
■主 催 アジア記者クラブ(APC)
■共 催 社会思想史研究会(明治大学)
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
東京都千代田区三崎町2-6-2
ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付
E-mail:apc@cup.com
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