(メール転送です)FW: 重要な緊急対話集会のお知らせです・・・広瀬隆 + 若干のこと
- 2015年 10月 18日
- 交流の広場
- 廣瀬隆田中一郎
重要な緊急対話集会のお知らせです・・・広瀬隆
全国のみなさま・・・広瀬隆です 2015年10月14日
もと国会事故調の田中三彦さんから、川内原発2号機再稼働に続く、伊方原発再稼
働に突進する狂気の日本にあって、きわめて重要な二つの緊急対話集会の呼びかけが
ありましたので、広く、多くの方にお知らせください。そして動いてください。現
在、鹿児島では、多くの方が、明日15日までハンストを続けて、大レジスタンスに取
り組んでいます。頭が下がります。どうか、頑張ってください。
対話集会について、くわしくは、三つの添付ファイルをご覧ください。この対話集
会の目的は、田中三彦さんが代表世話人となって、ドイツのエコ研究所のピストナー
博士が来日して、伊方原発の周辺状況視察をおこない、そこに、国会事故調の活動を
もう一回復活させるために動き出した「もっかい事故調」の佐藤暁(さとし)さんを
中心に、参加者がみなで、現状を逆転する知恵を出し合う、というものです。私も、
かつてこのドイツのエコ研究所を訪ねて、原子力問題について、非常に多くのことを
教えてもらいました。全世界で最も高度な知識を持ち、ドイツ政界と実業界を「原発
ゼロ社会」に主導してきた信頼できるグループです。
10月20日は、伊方原発再稼働の震源地の愛媛県八幡浜市で開催されます。四国のみ
なさんは、ぜひご参加ください。 10月23日は、衆議院第一議員会館で開催されま
す。こちらは、「世界一厳しい新規制基準」という、安倍晋三と田中俊一の大嘘のお
そるべき実態を、国会議員に知ってもらうために、議員会館で開きます。しかし国会
が休会中のため、原発ゼロの会の議員さんにも関心をあまり得られていないのが現状
のようです。すべての政党の知合いの議員さんに、地元から声をかけてください。勿
論、そこに多数の市民が参加していなくてはならないので、どっと押しかけてくださ
い。
それから、「世界一厳しい新規制基準」と勘違いしているテレビと新聞の報道界に
も、知人がいれば、必ず知らせてください。 残念ながら、私は23日当日に、自分の
講演会のため参加が難しいのですが、よろしくお願い致します。取り急ぎ要用のみに
て失礼します。
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<追1>
(1)辺野古埋立承認取消に関する声明((公益社団)自由人権協会)
http://www.jclu.org/file/20151013seimei.pdf
(国が「行政不服審査」請求をするというのは、行政法の趣旨からいって「邪道」で
す。:田中一郎)
(2)指名停止企業から献金=計698万円、返金へ―森山農水相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151014-00000106-jij-pol
(こいつは自民党の農林族の大親分みたいな奴だけれど、TPPは推進しないなどと
嘘八百を日本の生産者・農家に言い続けて選挙を乗り切り、TPP妥結後は、今度は
「(日本農業の聖域を守れ、交渉脱退辞さず)国会決議を守れた」などとうそぶいて
いる。まあ、言ってみれば、ウソと背信の固まりの様な政治家だが、今度は「カネに
汚い」ことも発覚したわけである。鹿児島県から談合で指名停止を受けた企業に対し
て、本来ならば「公正で公平で清潔な政治・政策実現に責任を持つべき国会議員」と
して、率先してこういう業者に対しては厳しい姿勢を堅持しなければならない役回り
にある人間が、「カネもらってました」「政治資金規正法上は問題ござーません」
「(バレましたから)もらったカネは返します」などと言っている。ふざけるな、で
しょう。
鹿児島県のみなさま、こんな人間に投票するのはもうやめにしませんか。こんなのを
農林水産大臣にしておいていいのですか? 完璧に馬鹿にされていますよ。そもそも
TPPによって、日本では北海道に次いで第2位の鹿児島県の畜産・酪農は「安楽
死」させられますよ。牛肉関税9%でやっていけるのですか、豚肉などは牛肉などよ
りももっとひどいですよ、牛肉・豚肉のセーフガードもなくなります。また、甘味
(さとうきび、でんぷん)だって輸入品への課徴金削減で大きなダメージを受けてし
まいます。こんな「裏切者」、許してはいけないでしょう。畜産・酪農や甘味資源産
業支援のための農業予算なんて、政権が交代してしまえば、いつまでも続きませんか
ら、あてになりません。鹿児島の未来のためにも、こういう人間達は永久に政治の世
界から追放いたしましょう。そしてTPP批准政府案を国会で否決させるのです。そ
れが鹿児島のためであり、日本のためでもあります。このままいくと、大変なことに
なってしまいます。:田中一郎)
(3)テレビ報道の〝強み〟を封じた安倍自民 – 水島宏明|WEBRONZA – 朝日新聞社
http://webronza.asahi.com/journalism/articles/2015100200009.html?iref=comtop
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<追2>タンポポ舎MGより
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私も「戦争法制」反対だけの単純な安倍政権打倒ではダメなのではないか、と思っ
ています。そんなものは、仮にうまくいったとしても、おそらくは野党主導の「疑似
安倍政権」を誕生させ(「第二次口先やるやる詐欺政権」)、そして、まもなく政権
内の見苦しいゴタゴタによって短命に終わり、そのあとに、安倍晋三政権よりももっ
とグロテスクな強権的政権を生み出していく可能性の方が高いように思います。あく
までも、安倍政権とその培養器である自民党政治に代わるホンモノの「政権交代」を
正攻法で目指し、オルタナティブな政治や政策がありうることを有権者に示すことが
市民運動・社会運動の大きな役割の一つであると考えています。下記はその点で参考
になるご意見だと思います。
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┗■2.落選運動の戦略【4】
└──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕
※落選運動の戦略【3】は10/2発信【TMM:No2603】に掲載
今は「安倍政権にNO!」が中心となっているが政権交替のためにはポスト安倍
をにらんだほうがよいのではないか。すでに保守勢力全体から見れば安倍は用済みで
あり、後継問題の記事が続出している。安倍晋三は北朝鮮拉致問題にすら関心を示さ
なくなり、被害者家族からも批判されるありさまになっている。
新アベノミクスや一億総活躍は保守系メディアでも総スカンの状態だ。見かけ上タ
カ派色を薄めて事務方で既成事実を進めてしまうためには看板をかけ替えたほうがよ
いという判断も働くかもしれない。
市民運動の側でも、安倍を許さずを中心テーマにしていると空振りになるのではな
いか。近いうちに安倍が退陣しても市民運動の成果と自画自賛しないほうがよい。保
守勢力は市民運動に肩透かしを食わせるためそれを利用する。シールズ・ミドルズ・
オールズなど続々と結集しているのは頼もしいが、現状ではもともと自民・公明に投
票していない人々が表に出ただけではないか。もちろん自民・公明であるかぎりポス
ト安倍でもクズ政治家しかいない。安倍は無視して政権交替を中心テーマにしたほう
がよい。
国会前に集まった10万人に対して橋下徹が「たったこれだけ」と嘲笑した。集まっ
た人からすれば不愉快な発言かもしれないが、ある意味では事実だ。集会で数万人集
まると大集会と言いたくなるが、野球やサッカーの試合の1回分の数に過ぎない。決
して自画自賛してはならないと思う。今まで黙っていた人が行動を起こしたのは明る
い展望だが、これだけでは自民・公明は脅威を感じていないだろう。創価学会に多少
の動きがみられたものの、おそらく集まった人の大半はもともと自民・公明には投票
しておらず選挙に影響は少ない。
過去の選挙の分析によると、低所得層の支持政党は今や公明党であり、共産党では
ない。言い方は悪いかもしれないが、メイドカフェや風俗しか興味がないような人々
も有権者だ。 しかしこれらの人々は、誰が「ご主人様」かを嗅ぎ分ける条件反射の
能力は鋭い。憲法とか人権とかは考えず同調圧力だけで動いている。自民党はそうい
うところをちゃんと押さえてマーケティングしている。
うっかりすると投票率が上がると自民・公明に有利になりかねない。まじめな政策
議論は通じない。現状では国会前に批判勢力がいくら集まろうと、自民党は左ウチワ
だろう。野党共闘の動きも極めて鈍い。
私自身もまだ妙案がないのだが、もともと自民・公明に投票していない人同士が
話しても金と時間の無駄だ。
例えば、芸能人などはどうだろうか。芸能人は必ず視聴者の反応を試す窓口(ホー
ムページ・フェイスブックなど)を持っている。安倍政権に迎合するみすぼらしい芸
能人もいるが、「もし戦争になって日本人に被害が出たら、言っている内容と関係な
く、芸人の仕事はなくなるよ」というメッセージを送ってはどうだろうか。
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