「No Base!沖縄とつながる京都の会」10月例会のお知らせ
- 2015年 10月 27日
- 催し物案内
- uchitomi makoto
■場所:キャンパスプラザ京都 2階 第2会議室
■内容
・小学習会(担当・大湾)
戦争法案の闘いから学ぶ
あらためて歴史認識を問う!・・・韓国・ピョンテク、カンジョンの闘いの報告・・・
戦争法案、辺野古、経ヶ岬、そして韓国の闘いについて話し合いしましょう。
■資料代:500円
■主催:No Base!沖縄とつながる京都の会
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国際連帯活動の大切さ(韓国…ソウル・ピョンテク・カンジョンでの交流の感想)
9/3~9/10、韓国で「韓国・沖縄・日本(京都)」の国際交流がありました。ソウルでは9/4「ソウル・ 国会シンポジウム」、ピョンテクでは活動家の交流と「京都/近畿連絡会」からの報告、済州島のカンジョンで「韓国・基地平和ネットワーク 第8次 韓・沖・日 国際シンポジウム」があり、「京都連絡会」から3人、沖縄から7人の参加で韓国を訪問しました。
詳しい報告と教訓は別紙で致しますがここでは感想だけお伝えします。
一口で言って、韓国だけでなく、7/31~8/1の「『宇宙と平和』国際セミナー@京都」もそうですが、韓国や世界の人々が京丹後の米軍Xバンドレーダーに大きな関心を寄せている、「京都/近畿連絡会」や「憂う会」などの闘いに注目していることをひしひしと感じました。この点、京都や近畿などでこの件にまだ関心がうすいという点はどこから来るのか、京都や近畿の反戦活動家や憲法九条守れと言っている人々がこのXバンドレーダー配備が持つ国際関係上の意味を理解し、なぜ、もっとしっかり関わろうとしないのか、疑問はまだ解けていません。
その点、やはり韓国民衆は違いました。韓国の社会運動、基地や環境問題を担っている人々の垣根を越えた相互協力の強さ、基地や環境問題に関する調査能力の高さ、人に伝えたいという真摯さ、悲壮感を越えた自信に満ちた闘いの報告、そして何よりも彼らの日常化した団結、この日常化した団結がまさに…ふところは貧しいですが…人の温かみを発散し、地方や外国の支援者が共に住み着いている情況は、あたかも「コミューン」にいるように感じた・・・全てが私たちにとって学ぶべき事柄でした。
特に、米軍基地拡張でふるさとを奪われ、今は別の場所に移住させられているピョンテクの人々の現地闘争報告集、既に海軍基地が完成間近なカンジョンでの闘い、これらの闘いの全てが住民主体で「愛する土地と子供と孫のため」に当事者自身が基地拡張や海軍基地に反対してゲート前での直接非暴力の闘いを今も朝7時から継続している姿は、沖縄・辺野古につながるモノを見聞させられました。
そこには同胞に対する限りない愛情を感じました。そして「愛」とは、大切なモノ、大切な人々を守ること、と教えられた気がします。
特筆すべき点は、韓国のキリスト教徒、とりわけカソリックの神父、シスター、信者が纏まって基地撤去闘争に参加し、住民を支え、先頭で闘っている姿です。
地元の中で大変信頼され、活動されていました。まさに「主の御心」を行っている、と感じました。
こうした経緯と感想から今後、彼らとの恒常的な交流と情報交換の必要性を感じます。語学が必要です。まずは英語とハングル。簡単な会話の講座を開きませんか、と呼びかけます。又、英語、ハングルの出来る方々の協力を得て、「国際通信」を取り扱う委員会を立ち上げたいと思っています。ご協力いただける方のご協力をお願いします。
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