現代史研究会:1月22日の講演会のお知らせ―「中国侵略に反対した元日本軍捕虜・前田光繁(94歳)が語り遺す日中戦争の体験」
- 2011年 1月 17日
- 催し物案内
現在中国と日本の関係はぎくしゃくとしていますが、本年の中国の建国記念日や国慶節に付き添い付きで招待され、政府高官、民衆から尊敬を受けている一人の民間人がいます。前田光繁さんです。人生の残日録として自分の体験を特に日本の若い人たちに語り遺したいという。
そんな前田さんの要望にこたえて次のような講演会を企画しました。皆さんのご来場をお待ちします。
日時:1月22日(土)午後1時より入場―前田さん提供のビデオの放映(40分程度)
講演:「私の捕虜体験と言い残しておきたいこと」前田光繁(元延安・日本人民解放連盟員)
「前田光繁証言の意味するもの」姫田光義(中央大学名誉教授)
「米戦時情報局の延安報告と日本人民解放連盟」山極晃(横浜市立大学名誉教授)
会費:1000円(資料・レジュメ代含む)
場所:明治大学リバティタワー1001号
当日会場でロシアで発掘した未公開の「野坂参三が日本帰国に際してロシアの対日関係者との戦後日本革命綱領の討議記録」(社会運動資料センター内部資料)を頒布します。
主催:現代史研究会、社会運動史研究会、ちきゅう座
連絡・問い合わせ:由井格 03-3480-1392
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