たんぽぽ舎から TMM:No2666
- 2015年 12月 17日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2666】
2015年12月17日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.伊方原発を動かすな!
12月16日18時30分より1時間、申し入れ・抗議集会
東京駅近くの四国電力「東京支社」行動 100余名参加
再稼働のスイッチを押そうとしている電力会社への行動が重要な時期
報告:山本勇祐(たんぽぽ舎・NODUネットワーク)
★2.伊方原発再稼働について四国電力への質問書
再稼働について住民説明会を開く用意はありますか?
30km圏内自治体の全てで開きますか
武笠紀子(反原発自治体議員・市民連盟)
★3.無人の町に光々と灯る異様なイルミネーション
このイルミネーションの仕掛け人は誰?
12月11日第175回金曜官邸前・国会前抗議行動の報告
にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア)
鳥居光代(東京在住)
★4.市町村議会での辺野古新基地建設推進の意見書採択を阻止しましょう!
千葉県船橋市で辺野古建設推進の意見書採択の危険
冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
★5.新聞より2つ
◆福島2号機事故 悪化の一因 逃がし弁作動装置溶ける?
(12月17日東京新聞夕刊1面より)
◆福島県「住宅無償」打ち切り 自主避難者対象 家賃を2年補助
(12月15日東京新聞朝刊3面より抜粋)
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※12/18(金)関西電力東京支社抗議行動 高浜原発再稼働やめろ!
日 時:12月18日(金)17:30より17:45
場 所:富国生命ビル前(地下鉄三田線内幸町駅A7出口すぐ)
呼びかけ:たんぽぽ舎
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※12/18(金)首相官邸前抗議-第176回
北に中央構造線、南に南海トラフ、大地震が予想されるこの地域で、
佐田岬半島の人々のマトモな避難計画もないままの認可という暴挙!
伊方原発再稼働やめろ!
日時:2015年12月18日(金)18:30から20:00
場所:首相官邸前、国会正門前
呼びかけ:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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※12/19「安保法制と原発」学習会にご参加を!
核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016第5回学習会
日 時:12月19日(土)18:30より
講 師:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主 催:反核世界フォーラム日本準備会
資料代:800円
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┗■1.伊方原発を動かすな!
| 12月16日18時30分より1時間、申し入れ・抗議集会
| 東京駅近くの四国電力「東京支社」行動 100余名参加
| 再稼働のスイッチを押そうとしている電力会社への行動が重要な時期
└──── 報告:山本勇祐(たんぽぽ舎・NODUネットワーク)
この抗議集会は、九州電力川内原発再稼働につづいて四電伊方原発、関電高浜原発の再稼働が画策されていることで四国電力東京支社へ、10月、11月に続いて3回目の抗議行動になった。主催は「再稼働阻止全国ネットワーク」。
12月にしては暖かいこの日、銀杏並木の黄葉が映える東京銀行協会ビル(このビル18階に四電東京支社が入っている、千代田区大手町)の前で、阻止ネットの山田さんの進行で次々と抗議とコールが大手町に響いた。
○集会の前に四電へ抗議の申し入れを行った阻止ネットの久保さん、木村さんから報告。
(前回は不満足ながら文書による回答があったのに、今日は廊下での対応であった。回答はない)
○次いで申し入れに参加した「反原発自治体議員・市民連盟 」の武笠さんから報告(周辺自治体住民に対する説明会を要請したが、四国本社へ送ると云うことで東京支社としての回答はなかった。)
○この間、愛媛県八幡浜市の住民投票条例を求める署名活動の支援に度々現地へ行っている 奥野さん(阻止ネット)から、美しい瀬戸の海を汚し、佐多岬半島の住民は避難が出来ないそんな再稼働は絶対反対だ。と訴えた。
○横須賀市から参加した市原さんは、この日行われた「ロナルド・レーガン米原子力空母」のための原子力防災訓練について、市民は参加しない単なる日米の連絡訓練でしかない。原発の避難訓練も机上の空論だ。再稼働は認められないと四電に力強く抗議した。
○伊方の家とスマホで結んで現地の活動の様子が、スピカ―を通して参加者に流された。
○初めて参加したという高橋さんは、3・11でドイツはいち早く脱原発を決めた。日本は再稼働なんて何たる非常識、未熟だと抗議。
○そのあと、日音協による反原発の歌声などで盛り上がり、次回を期して解散。
◎四国電力東京支社への抗議行動は、毎月第3水曜日に行われます。
1月は20日(水)、2月は17日(水) 18時30分より19時30分の1時間
地下鉄大手町駅D4出口すぐ、東京駅(丸の内北口)からも徒歩4分です。
ぜひ多くの方の参加を!
今、再稼働のスイッチを押そうとしている電力会社への行動が重要な時期です
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┗■2.伊方原発再稼働について四国電力への質問書
| 再稼働について住民説明会を開く用意はありますか?
| 30km圏内自治体の全てで開きますか
└──── 武笠紀子(反原発自治体議員・市民連盟)
12月16日(水)、第三回目の四国電力東京支社前、伊方原発再稼働反対
抗議行動で以下の質問書を提出しました。
2015年12月16日
四国電力株式会社 社長 佐伯勇人様
反原発自治体議員市民連盟
共同代表 相沢一正、佐藤英行、福士敬子、武笠紀子
伊方原発再稼働についての質問書
反原発自治体議員・市民連盟では、貴社の伊方原発再稼働についての原子力規制委員会への申請を受けて、周辺自治体住民に対する説明会をひらくようにを求めて10月、11月の2回、貴社に要望書を提出しました。議員や自治会長などの特定の代表者を対象とする説明会ではなく、希望する住民の「誰でも参加できる説明会」の開催を求めています。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、「原発再稼働の責任は電力会社にある。」と明言していて、原子力規制委員会が再稼働に何ら責任を取らないというのですから、伊方原発再稼働についての「説明責任」は、明らかに貴社「四国電力株式会社」にあります。
チェルノブイリ原発事故の例でも、福島第一原発事故の例でも、故郷を失い、住むところを追われてしまうのは、原発周辺自治体の住民です。自らの責任でなく、自然災害でもなく、目に見えない・臭いもない・音もない・味もない・掴むことも出来ない放射能という有害な物のために、苦難をせおわされ、高齢者においては穏やかな老後を失い、死後にようやく故郷の墓に入れるというような悲劇を招くのです。
故郷喪失の覚悟を決めなければならないのが原発の再稼働です。もちろん原発は止まっていても事故の危険性は残っていますが、動いているよりは少しは安心できますので、「再稼働」は重大事です。
暮らしにかかわる様々な心配事を聞いておくのは、周辺住民の人権にかかわる当然の権利です。
【質問1】再稼働について住民説明会を開く用意はありますか?
【質問2】その住民説明会は全ての住民が参加できますか?
【質問3】国が避難計画を求めている30km圏内自治体の全てで開きますか?
質問にお答えいただき、回答は以下の事務局へファックスお願いいたします。
(反原発自治体議員・市民連盟事務局 TEL 03-5936-0311)
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┗■3.無人の町に光々と灯る異様なイルミネーション
| このイルミネーションの仕掛け人は誰?
| 12月11日第175回金曜官邸前・国会前抗議行動の報告
└──── にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア)
鳥居光代(東京在住)
夏に逆戻りの東京、熱帯のリズムで、関電、経産省を攻めてみたいモンです。
12月というのに、今日は生暖かい風が吹き荒れた午前。流石に日暮れともなると少し冷えて来た、とは言え、キリッとした寒気とは程遠い、屋外での活動には助かりますが。イマイチ季節感の欠ける今日この頃は、「日本の四季は何処へいった」的な事を言ってしまいがち。
ここは、熱帯になっても楽しいんじゃない?ぐらいな感じで、前向きに行ってみよう。てなわけで、サンバのリズムのノリノリの抗議を、関電、経産省前で、と言いたいトコロですが何時ものコールで抗議を終え、国会前へ。ここで、前回原稿を下さった鳥居さんと遭遇、又々原稿を頂きました。
それに、前回の原稿が関電の本社前で、読み上げられたと、お礼を言われてしまいました。此方こそ、このメルマガが役に立ってると思うと、感慨ひとしおです。で、以下、今回頂いた原文まま。
無人の町に光々と灯る異様なイルミネーション
このイルミネーションの仕掛け人は誰?
鳥居光代(東京在住)
イルミネーションに誘われればどこにでも行く私。「あんなの電気の無駄遣いでしかない」と言われた時は「その通りです」と下を向くが、イルミネーション好きはとまらない。
南相馬の宿で、ボランティア仲間から「夕食後イルミネーション行く人」と聞かれ真っ先に手を上げた。7時頃、軽ワゴンで宿を出発。原町区には、商店、会社、個人宅など、ありこちに個性的なイルミネーションがあり車窓から楽しんだ。ある会社の敷地に傘を持ったトトロ、雨降りを思わせる木、中に入って遊べる猫バス等のイルミネーションがあり、下車して猫バスに乗ってみた。
その後、車は原町を抜け、相馬の馬追いメイン会場の横を通り、昼間ボランティアした方向に走った。明かりの付いた家が少なくなり、ついに真っ暗な地域に入った。午後8時の商店街は静まり返っている。人はもちろん犬も猫もいない。車道の車は我々の車のみ。駐車している車もなし。
なんと、その無人の商店街の電信柱にイルミネーションが飾られている。小高駅近くの商店街らしい。雪の結晶の形をしたイルミネーションがずっと遠くまで続いている。同乗していた原町在住の友人に「人の住んでいない所になぜイルミネーションがあるのか」と聞くと「早く帰宅させ、にぎやかにしたいのでしょう」との返事。
それを望んでいるのは誰?このイルミネーションの仕掛け人は誰?無人の町に光々と灯るイルミネーション。異様だ。単純に「わーきれい」なんて言えない。
ボランティアを終え、次の日の夕方、”仙台光のページェント”の点灯式があると知り、急きょ立ち寄った。車道にはみでないようアナウンスされるほど、人があふれていた定禅寺通。約60万個の電灯の中にひとつだけ赤色の電球があり、それを見つけると幸せが訪れるというしゃれた企画。今年も赤い電球を見つけ、その瞬間に幸せを感じた単純な私。
しかし、ここに居る大勢の中には仮設住宅に暮す人もいるかもしれない。赤い電球を見つけた時、何を想うのだろう。政府が仮設補助の打ち切り、避難解除、帰還促進をごり押ししている中で、福島の人達の幸せにつながる事って何?自分にできることは何?と帰りの新幹線で考えた。
12月下旬に大阪御堂筋の4kmのイルミネーションを見に行きたいと、大阪の友人に連絡したら「あのイルミネーションは大阪市長が絡んでいるのよ」と言われ、ゲー!!」
鳥居さん原稿ありがとうございます。
メルマガ読者の皆さん、官邸前にいらしたら是非、にしざきに感想などお聞かせください!
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┗■4.市町村議会での辺野古新基地建設推進の意見書採択を阻止しましょう!
| 千葉県船橋市で辺野古建設推進の意見書採択の危険
└──── 冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
◎本日、下記メールが市民ネットふなばしの代表麻生さんから届きました。
『 ふなばしネットの皆さまへ ふなばしネットにご協力くださる皆さまへ
いま開かれている船橋市議会に、沖縄県名護市議会有志から、辺野古新基地建設推進を国への意見書として採択するよう陳情が出されています。
陳情を付託された総務委員会では、5対4で採択されてしまいました。
新聞等でご存知の方も多いかと思います。
◎ 沖縄県民の圧倒的多数は、辺野古新基地建設に反対しています。
にもかかわらず、それを推進しようというのは、地方自治に反するものです。
戦中戦後にわたって、理不尽にも米軍基地を押しつけられ、さまざまな被害に遭わされてきた沖縄の苦しみに対して黙っていることはできません。
習志野自衛隊駐屯地のある船橋にも無関係の話ではありません。
一市民として、ぜひ反対の意志を示してください。
具体的には、18日の本会議での採択を阻止しなければなりません。
いまのところ、賛成と反対の議員数は拮抗しています。
カギを握るのは、船橋市議会の清風会と民主党です。
議会ホームページをみて、ぜひ両会派の議員にファクス、メール、電話などで賛成しないように要請してください。
これは、議員にとっては、大変な圧力になるはずです。
また、できれば18日13時からの議会傍聴をお願いします。麻生 』
◎この辺野古の埋め立て推進の陳情は全国800自治体に送られているそうです。
メルマガ読者の皆様の地元市町村でも同様の意見書が採択されようとしているかもしれません。是非一度お調べになってください。
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┗■5.新聞より2つ
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◆福島2号機事故 悪化の一因 逃がし弁作動装置溶ける?
東京電力は17日、福島第一原発事故の際、2号機で原子炉圧力容器内の蒸気を抜いて圧力を下げる「逃がし安全弁」と呼ばれる弁を作動させるための装置の部品が、高熱で溶けていた可能性があると発表した。「原子炉の圧力を下げる作業が難航し、注水が遅れた要因の一つとなった可能性もある」としている。
東電によると、溶けた可能性があるのは逃がし安全弁を作動させるために窒素ガスを送り込む「電磁弁」と呼ばれる装置のゴム製シール材。耐熱温度は約170度だったが、検証の結果、高温だと短時間の使用にしか耐えられないことが分かったという。
2号機では事故4日目の2011年3月14日、事故発生直後から原子炉に注水を続けてきた冷却装置が停止、消防車による代替注水を試みたが、原子炉圧力が高く水が入らなかった。
東電は圧力容器の蒸気を抜くため仮設バッテリーを使って8個ある逃がし安全弁を開く操作をしたが難航。操作するうち、弁が開いて注水が可能になった。
これまで弁が開かなかった理由は未解明とされていたが、東電は、電磁弁のシール材が溶け窒素ガスが漏れ、逃がし安全弁が作動しなかった可能性があるとしている。再稼働を目指す柏崎刈羽原発(新潟県)では長時間の使用に耐えられるシール材に交換する方針という。
(12月17日東京新聞夕刊1面より)
◆福島県「住宅無償」打ち切り 自主避難者対象 家賃を2年補助
東京電力福島第一原発事故の避難区域外から避難した「自主避難者」への住宅無償提供を福島県が2016年度末で打ち切る方針をめぐり、その後も住み続ける避難者に、同県が家賃6万円程度を上限に17年度は半額、18年度は3分の1を補助する方向で検討していることが分かった。年内にも正式に決定する。
福島県の推計では、県内外への自主避難者は約9千世帯、約2万5千人。補助は低所得世帯や、県内に家族を残したまま母子避難する世帯などが対象となる見込み。
県関係者によると、県が家賃6万円以下の民間賃貸住宅を災害救助法に基づき「みなし仮設住宅」として避難者に提供していることを踏まえ、補助の対象となる家賃の上限額を設定。期間は無償提供打ち切り後2年間とする。(中略)
福島県は今年6月、自主避難者への住宅無償提供を16年度末で打ち切る方針を発表していた。
(12月15日東京新聞朝刊3面より抜粋)
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