テント日誌12月20日…年末に向けてテントは日を重ねて行く
- 2015年 12月 22日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1562日
年末に向けてテントは日を重ねて行く
今日も寒かったが、風が無く昨日よりましだった。
A子さんが早く来て下さり、久しぶりにやってきたサイクリングの人を交えてパワーバランスの実験などで盛り上がった。
本当に効果があるのか、偽物は出てないか、などなど…
彼らは反原発美術館を見て写真を撮り走り去った。
その後A子さんと私はもこもこに着膨れて座り込む。
午前中は他に訪れる人は無かったが、午後になって美術館のことネットで見たという方が見学に来た。
東電解体・福島原発事故今すぐ止めろと前後に書いたゼッケンをつけた男性が
やって来てテント前に暫らく立っていて下さった。
Mさんが伊達判決を生かす会の用事で出かけちょっと心細かったが、地元の集会に出る予定だったSさんが残って下さり助かった。
3時過ぎ時々来てくださる横浜の女性が「原発反対」のプラカードを掲げてやってきた。
そして皆勤のM子さん・第2テントのOさん・Hさんも来たのでA子さんと私はテントを後にした。(I・K)
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にぎやかな日曜の夜、月曜朝は通勤者に伊方チラシ配布
寒さが少し緩んでいるとは言え、冬の日曜日の夜、テントはにぎわった。
ワインと柿ピーとおいしいリンゴとキャベツと餅などをほおばりながら。
参議院選挙対策に注力しているKさん、どうしても自公に勝たないといけないのに、民主党がはっきりしない、社民党候補はどうか、などなどの選挙談議。
早くに来て昼当番のMさんから引き継いでくれたIさん、相槌を打ちながらこの状況を憂い、夜中まで起きていてくださる。
車椅子のCさん、原発論議の中に大分以前の思い出話を添える。
久しぶりに日曜夜に顔を出したSさん、カメラを持ち込んでテント防衛に寄与し、夜中までIさんと話したあと、バイクで帰っていく。
IWJの饗宴に出かけてきたFさん、ステージで核爆発持論を述べDVDを配布しカンパももらって大満足、過去・未来200年を論じあう。
焼リンゴを提供してくれたHさん、美術館から戻ってきて選挙・クッキング話に加わる。
第2テントで創作活動をしてきたRさん、第1に戻るや否や駄洒落を「乱」発、私が認知症になっても駄洒落は言えるものと揶揄。
反原発美術館をプロデュースした映画監督Hさんは、皆の議論を楽しく聞き口を挟みながら撮影をする、テントのなごやかな雰囲気を記録してくれたかな。
10時過ぎにはいつもの男どもが「国会正門前平和通信」を持ってびっくりポン話。前日19日の夜、総がかり実行委がやらなかった国会前抗議集会に何と2千人近くが集まり、戸惑いの中でトラメガを活用して「戦争法制」への抗議の声を上げ続けたそうだ。王子にも定員オーバーの2200人が集まったし、「アベ政治を許さない」声は止まない。
にぎやかな宴会をお開きにして、私は反原発美術館で素晴らしいペイントに囲まれて熟睡した。夜中に交代したIさんも(寒いけれど)さぞいい気分で寝ているだろう。
月曜の朝、経産省本館前でIさんと一緒に「伊方原発再稼働反対のカラーチラシ」をまいた。八幡浜市では住民投票の11000人以上が署名した、伊方町でも住民アンケートで過半数が再稼動に反対している、経産省と資源エネルギー庁は大嘘つき、原発は安全ではない、原発は安くない、原発が無くても電気は足りている、と声を上げながら。寒空ながら受取は結構良かった。
(K・M)
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