テント日誌2月4日…今日は立春
- 2016年 2月 6日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1608日
今日は立春、こころもち暖かく感じた
午前中井戸川さんの裁判・午後は東電株主訴訟があったので参加した人などが寄って下さりいつもより賑やかだった。
群馬からやってきた女性、昨夜の東電行動に参加し、今日は井戸川さんの裁判に来たが遅れて傍聴は出来なかったけれど、と座ってくださった。
地元では反対運動のこと話すと白い眼で見られてしまうそうだ。
近くに原子力研究所があるけれど、何やっているのか不安だ。
そこは群馬の森の近くでもあるし心配、と言っていた。
帰ってきて調べたら多分それは「原子力研究開発機構」の高崎量子応用研究所ではないかと思う。コバルト60照射施設とか言う施設もあり食品照射棟とやら、一体何をするのだろうか?
私も不安になった。
彼女は沖縄のことにも関心が深く、何故鳩山由紀夫が退陣しなくてはならなかったのか知りたくてプレスセンターでの鳩山由紀夫さんの講演を聞きに 行った。感想を聞きたかったけれど…
群馬から着きに2度くらい出てきて抗議行動に参加していると言うからすごいと思う。
フランスやスペインなどでは100万人単位のデモが行われるのに何で日本ではそういうことにならないのかと2人で嘆く。
彼女とは労働環境のこと政治のことなどいっぱい話が出来て良かった。
やはり裁判に来た男性が線量計を持っていてテント前の道路で計ったら0.11と出た。会津などより高いのに驚いた。私たちも内部被ばくしているかも知れませんね。
3時前、三上さんが井戸川さんの裁判報告会から帰ってきて座ってくださり、Yさんも来てくれたのでTさんと早めにテントを去った。(I・K)
・・・・・・・・・・
2月5日(金)夕方から金曜行動。経産省前抗議は17時~18時
◎福島第一原発周辺 巻き貝 減少か(NHK)
◎原子力規制委員長、玄海原発の乾式貯蔵を評価(というか、免震重要棟撤回に続き、隙間詰め込むリラッキング方式を批判。佐賀新聞)
////////////////
福島第一原発周辺 巻き貝 減少か
国立環境研究所が東京電力福島第一原子力発電所周辺の沿岸部で巻き貝などの生息状況を調べたところ、ほかの地域と比べて生息数や種類が少ないことが分かりました。原発事故による生態系の変化や放射線の影響で減少した可能性もあるとみて詳しく分析しています。
国立環境研究所は原発事故のあと、平成25年にかけて千葉県から岩手県までの5つの県の沿岸43か所で、「イボニシ」や「チヂミボラ」と呼ばれる巻き貝などの生息状況を調べました。
その結果、福島第一原発から20キロ圏内の沿岸部ではほかの地域に比べて生息数や種類が少ない傾向が確認されたということです。具体的には、宮城県石巻市では1平方メートル当たり最大3万5000個が確認されたのに対し、原発から1キロ余り離れた福島県大熊町では2800個、9キロ余り離れた富岡町では2400個でした。これらの結果はイギリスの科学雑誌、サイエンティフィックリポーツに掲載されました。
調査を行った国立環境研究所の堀口敏宏室長によりますと、巻き貝などは比較的、放射性物質の影響を受けにくいということですが、今後、放射線の影響を調べるとともに原発事故で周辺海域の餌や魚などの生態系が変化したことで減少した可能性もあるとみて詳しく分析しています。
※クリックするとNHKサイトを離れます。
関連ニュース[自動検索]
福島第一原発 規制委の委員が今月視察へ (2月4日 5時06分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160205/k10010397921000.html
原子力規制委員長、玄海原発の乾式貯蔵を評価
佐賀新聞 2月4日 11時50分配信
原子力規制委員会の田中俊一委員長は3日、九州電力が求めている玄海原発(佐賀県東松浦郡玄海町)の使用済み核燃料貯蔵プールの保管容量を増やすため燃料の間隔を狭める「リラッキング」について、あらためて否定的な見解を示した。九電が建設を検討する乾式貯蔵施設を「より安全で世界的にも普通になっている」と評価し、瓜生道明社長に地元理解を得て建設を進めるよう促した。
規制委はこの日の臨時会議に瓜生社長を招き、九電の安全性向上への取り組みなどで意見交換した。
田中委員長は「玄海で要求が出ているが、基本的にリラッキングなんて考え方はやめるべきだ」と主張した。乾式貯蔵施設をめぐり、九電の突然の計画表明に地元が反発したことを踏まえ、「粘り強く取り組むことも地元との信頼確保につながる」と引き続き説得に当たるよう求めた。
会議後、瓜生社長は「もう少し説明していくことが必要だと思った。単純に乾式貯蔵と言ってもいろいろなやり方があり、しっかり勉強していく」と意欲を見せた。
会議では更田豊志委員長代理が、玄海原発1号機の廃炉方針に触れ「燃料を取り出した後の炉は、安全性の向上という観点から“宝の山”だ。世界の安全性向上に積極的に取り組んでもらいたい」と注文した。瓜生社長は「そのまま壊すのはいかにももったいない。今までサンプリングできなかった場所とか、有益な情報が得られる」と有効活用を約束した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160204-00010007-saga-l41
立憲フォーラムよりのお知らせ(転載)
▼ 9条改憲に関して、昨日の『東京』新聞は一面トップで報じています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016020402000132.html
昨日の夕刊でも『東京』は、予算委員会審議での改憲発言を「参院選、9条含め争点 改憲で首相が言及」とフォローしています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016020402000262.html
▼ 7日(日)に武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)の発足集会が北とぴあで開かれます。
日時:2月7日(日) 14時~16時30分
場所:北とぴあ6階ドームホール(地下鉄南北線王子駅、JR京浜東北線王子駅)
講演:古賀茂明さん(元経産省職員/フォーラム4)、池内了さん(宇宙物理学者)
参加費:500円
予約:定員は150名です。当日券もありますが、可能なかぎりhttp://goo.gl/DkgaMy で申し込みを。
問い合わせ先:anti.arms.export@gmail.com 090-6185-4407 (杉原)
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。