2/21国会包囲集会に参加
- 2016年 2月 22日
- 評論・紹介・意見
- 合澤清
「とめよう! 辺野古埋立て 2.21首都圏アクション 国会大包囲~沖縄と本土の声をひとつに〜」の国会包囲集会に参加した。国会に行く途中で、「経済産業省前テントひろば」により、ささやかなカンパを氏、少しばかり立ち話(残念ながら見知った顔の人はいませんでしたが)をしていたため、国会の正門前についた時は2時半位(集会は2時に開始された)になっていて、肝心の稲嶺 進さん(名護市長・オール沖縄会議共同代表)、安次富 浩さん(ヘリ基地反対協議会共同代表)の報告を聞き逃してしまった。
途中でとぎれとぎれに僕の耳に飛び込んだのは、沖縄出身の議員、糸数慶子さんの連帯の挨拶、SEALDsの菱山さんの挨拶とシュプレヒコール、それに野党各党代表の挨拶などだった。
国会の正門前は既に大勢の人垣ができていて、警察官が正門の方には行けないので、遠回りして歩くように規制していた。フォトジャーナリストで『デイズジャパン』の前編集長の広河隆一さんが大きなカメラを抱えてすれ違った。
僕らは、何という名前かは知らないが、国会正門のすぐ前あたりの公園の中を通って、国会脇をとにかく歩いて一周してみることにした。沖縄の民族衣装を着て、いろんな楽器を演奏しながら歩いているグループがいた。国会図書館前へ曲がる交差点あたりで、顔見知りのSさんと会う。また図書館前辺りで、出版社勤務の知り合いのS君が何人かと一緒に歩いて来るのとすれ違った。
そのままゆっくりと歩いて、議員会館前をとおり、地下鉄の「国会議事堂前」駅、ここではいつも見かけるKさんが、ビラを配っているのに出会う。
僕の印象では参加者は1万人は超えていただろうが(今日の新聞報道によれば、主催者発表で2万8千人だというが)、まだまだ不満の方が強い。沖縄問題をまだ自分たちの問題として考えきれていない人が大勢いるのではないだろうか。
集団的自衛権の行使は沖縄ではすでに現実化しているのではなかろうか?「安保法制」もここでは実施されている。沖縄が日本の「国土」だというのなら、この現実が見過ごされてはならないのではないのか。近い将来に戦争状態が起こるのではない、ここでは既に戦争が始まっているということにもっと切実な目を向けなければならないのではないだろうか。(僕の撮影技術がへたくそなので、今回は上手く写真が取れなかったのをお詫びしたい)
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5918:160222〕
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