《介護難民》実情と貧困について
- 2016年 2月 25日
- 交流の広場
- 武田明
介護悲劇が続く。
http://revolutio.exblog.jp/22917536/
焼身自殺者を出した杉並区役所に続き、地方役所、そして、施設の話を聴くこととなった。
役所の方は、ケアプランの範囲のみにこだわる官僚答弁を繰り返す。
施設は、認知症人格破壊の危険性を今後とも入所前に伝えない安楽死の考え方を示している。
良心が痛まないらしい。
ニュースは、幼児虐待や殺人事件、更に、イスラム国の少年兵の悲劇。
極端な殺人事件しか扱わない。
しかし、他人事で過ごしてる我々の社会は何であるのだろうか?
だが、その背景に貧困があるのは間違いがないのだ。
アベノミクスついに沈没「消費税8%」がすべての間違いだった(高橋洋一)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160224-00047957-gendaibiz-bus_all
来年、消費税10%へ上げない安倍晋三ブレーンの発言(本田内閣官房参与)があると言うが、社会保障費が削られるとの話にもなり、結局、庶民か社会的弱者かの内ゲバ的地獄図は、変わらない。
ある所から取れない小手先の政治が、続いている事について、脱する事は出来ないものなのだろうか?
前回の「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか(2016年2月新刊本)
http://revolutio.exblog.jp/22914466/
であるのだが、デモはしないよりはした方がよいが、デモ以上の事をしなくてはならないのもその通りであると考える。
転向者である池田信夫氏と前者の浅羽通明氏の違いは、更に、ラディカル・リベラリズムを提唱している事なのだろう。
それは、何であるのか?
様々な問題が、続いている。
それぞれ言及していかねばならないのだが、
まぎれもなくまだ、生きれる可能性のある老人が、防げる認知症、そして、進行を止められるに止めない官僚答弁、そして、施設の医学的無知によって、健康でありながら寝たきりにさせられている現状、貧困者が、孤立して、悲劇を止められずにいる問題は、かなり酷い殺人的状況が続いていると言う事なのだろう。
情報は、水や空気の様にまずなくてはならないと考えている。
0円革命としての広報性が、「ちきゅう座」の中にもあり、それを起点としながら更に、貧困の実相へと切り込んでいく必要を感じている。
間違いだらけの政党政治、その大きな打開と共に、貧困と言う下部構造(土台)についてまで、具体的に問い続ける戦いを更に、深めていかねばならない。
日本認知症学会
http://dementia.umin.jp/g1.html
現在、情報を集めている最中です。
《その命(心)人格、人間の尊厳と良心を全力で救う社会を作りたい》
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