3/9シンポ「市民連合の課題~安保法強行と改憲の危機に際して」
- 2016年 3月 8日
- 催し物案内
- 杉原浩司
9日午後、国際基督教大学平和研究所のシンポジウムが開催され
ます。私も多彩な方々とご一緒し、まさに焦眉の課題をめぐって意見を交
わします。平日昼間ですが、ご都合のつく方、ご関心のある方はぜひご参
加ください。
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市民連合の課題
~安保法強行と改憲の危機に際して~
http://bit.ly/1RMhZEm
主催:国際基督教大学平和研究所
[趣旨]
昨年9月19日未明、安保法案が国会で採決強行により議決され、本年7月
に参院選を迎えようとしている。安倍政権は「一億総活躍社会」などと相
変わらず心地よい言葉を並べては人心をひきつけ、来る7月の参院選での
勝利を目指し、改憲を国政のアジェンダに掲げた。また参院選後は、南ス
ーダンに武装した自衛隊を派遣する計画もある。さらにナチスの全権委任
法もどきの緊急事態条項の法制化の動きをも見せており、三年前に麻生副
総理が冗談半分で言ったと思われる「ナチスの手口に学んだらどうかね」
が、まさに日本の国政において履行されようとしている。こうした日本政
治の未曾有の危機に直面して、社会には同調圧力が働き始めており、自民
党の支持率は下がる気配を見せておらず、むしろ漸増すらしている。「積
極的平和主義」の欺瞞と「アベノミックス」の虚構に、国民は心情操作さ
れ、そこにかすかな「安心」さえ感じ始めている。
この安保法強制と改憲の危機的状況において生活者市民が結集し、これ
まで不完全ながらも保持してきた立憲主義・平和主義・民主主義を護りつ
つ活性化していくための課題をどうやって遂行していくのか。この問題を
ともに模索していきたいと願っている。初めに各種の市民運動や平和運動
に参与してこられた皆様に現状と課題についてご報告いただいた後、パネ
ルディスカション、フロアーとの意見交換という形で進めていきたい。
日時:3月9日(水) 14:00~16:30
会場:国際基督教大学 ダイアログハウス2階 国際会議室(予約不要)
アクセス https://www.icu.ac.jp/about/access/
キャンパスマップ https://www.icu.ac.jp/about/campus/index.html
武蔵境駅南口2番乗り場から小田急バス「(境93)国際基督教大学」行終点
三鷹駅南口2番乗り場から小田急バス「(鷹51)国際基督教大学」行終点
※バスの乗車時間は15分ほど。会場は大学構内バス停から徒歩で2~3分、
チャペルの後方にある新しい建物で1階は大学食堂。
【プログラム】
挨拶 千葉 眞(平和研究所所長)
<第一部> 報告
高田 健(総がかり行動実行委員会)
飯高 京子(日本友和会)
杉原 浩司(武器輸出反対ネットワーク)
太田 啓子(憲法カフェ、あすわか)
池末 彰郎(9条の会こがねい)
元山 仁士郎(本学学生、SEALDs)
<第二部> パネルディスカッション、フロアーとの意見交換
連絡先:181-8585 三鷹市大沢3-10-2 国際基督教大学平和研究所
電話:0422-33-3187 Email: icupri@icu.ac.jp
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