【参考資料です】4・7「福島原発事故の避難者問題学習会」の参考文献です。『原発棄民-フクシマ5年後の真実』 Re: [左京1000人委員会] 左京1000人委員会開催
- 2016年 3月 31日
- 評論・紹介・意見
- uchitomi makoto
皆さま
戦争をさせない左京1000人委員会では前回の運営委員会で議論して原発問題に関しても取り組むと意思一致しました 。
そうした中で「避難者問題(避難区域解除、賠償打ち切り、避難者の帰還問題や雛者への住宅提供の打ち切り)」などについて知りたいという声が多く上がりました。
4月7日(木)に事故直後より除染問題、避難者問題について取り組んでおられる京都精華大学の細川弘明先生をお呼びして市民環境研究所で通常の毎週の運営委員会を拡大した公開学習会として開催しますので、ぜひ多くの方にご参加いただければと思います。
■日時:2016年4月7日(木)午後6時30分~
■場所:市民環境研究所(左京区田中里の前交差点南西、リカーマウンテンの入っている石川ビル3階です)
■連絡先:090-1968‐8004(石田)
■主催:戦争を差させない左京1000人委員会
2)福島原発崩壊による避難者の方々との連携を考えようとの前回の会議決定
により
4月7日(木)午後6時半から市民環境研で、精華大学の細川さんから情
報提供いただき、
今後の活動の基礎としたいと思っています。ぜひ参加を。
4・7「福島原発事故の避難者問題学習会」の参考文献です。
原発棄民 フクシマ5年後の真実 単行本 – 2016/2/24
日野 行介 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E6%A3%84%E6%B0%91-%E3%83%95%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%9E5%E5%B9%B4%E5%BE%8C%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-%E6%97%A5%E9%87%8E-%E8%A1%8C%E4%BB%8B/dp/4620323616
内容紹介
未曾有の福島第一原発事故から5年。政府は、原発避難者を消滅させようとしている。
約11万人とも言われる福島県内外の避難者たちに、事故前に住んでいた自宅に戻るのか、あるいは新天地で生きるのかを選ぶよう迫っている。これは避難という状態にとどまることを認めず、実質的に避難者という属性自体を「消す」ことを意味している。
2015年春夏、政府は「復興加速化」そして「自立」を前面に、原発避難の終了を迫る政策を打ち出した。最も線量の高い「帰還困難区域」(年間50ミリシーベルト超)を除いて、2017年3月末までに避難指示を解除し、その1年後までに月10万円の精神的損害賠償を打ち切る方針を決めた。
そして福島県も同じ2017年3月末までに、自主避難者や解除後の区域からの避難者への住宅提供を打ち切る方針を示した。
さらに自主避難者の支援を目的とした「子ども・被災者生活支援法」についても、支援を「撤廃・縮小」する方向性を打ち出した。
原発事故は自然災害とは異なり、原因者(加害者)が存在する人的災害である。避難生活を支える住宅と収入を提供する責任があることに異論はあるまい。
果たして、政府が一方的に事故後6年での避難終了を決めるのは正しいのか。そもそも帰還を求められた自宅周辺には放射性物質が残り、事故前とまったく同じ土地とは言えない。何より国に生殺与奪の権を握られ、「自立しなさい」と、一方的に決められることに被災者は納得できていない。「勝手に決めるな」と叫びたい気持ちを抑えている。
原発避難について考えるとき、もちろん当事者一人一人がどう考えているかは大事だ。だが政治、そして社会が一人一人の意思、選択を大事に取り扱っているか、避難者の意向をくみ取り、制度として反映しているかを見定めていく必要がある。それが伴わないのは「棄民政策」に他ならない。
本書は、原発避難者の生活基盤である「住宅」について、政府がどう決めてきたのか、そして避難者たちの思いがいかに踏みにじられてきたのかを、気鋭の記者が徹底取材したものである。原発避難について考えるきっかけとなる一書。
【目次】
●序章 避難者漂流
●第1章 原発避難者とは誰か
●第2章 避難者を苦しめる不合理な住宅政策
●第3章 みなし仮設住宅―無責任の連鎖
●第4章 官僚たちの深い闇
●第5章 打ち切り――届かぬ声
●終章 終焉になるのか
内容(「BOOK」データベースより)
この国の政府は、原発避難者を消滅させようとしている。気鋭の記者が地を這う取材で徹底追及!政治家や官僚たちがいかに被災者を「復興の妨げ」として扱ってきたか。毎日新聞紙上での報道時から大反響!
Subject: [左京1000人委員会] 左京1000人委員会開催
左京1000人委員会の皆さん
1)これからの活動を相談する会合を
3月31日(木)午後6時半から、市民環境研で開催します。
5月の左京フォーラムの題材も決まっていませんので、多くの方の参加をお願
いします。
2)福島原発崩壊による避難者の方々との連携を考えようとの前回の会議決定
により
4月7日(木)午後6時半から市民環境研で、精華大学の細川さんから情
報提供いただき、
今後の活動の基礎としたいと思っています。ぜひ参加を。
3)4月17日の白井聡さん講演・左京フォーラムの宣伝をお願いします。
3月29日の戦争法施行後の反撃のためにも多くの方の参加で開催したい
ものです。よろしく
石田紀郎
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5998:160331〕
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