ムバラク政権退陣、秒読みか?
- 2011年 2月 1日
- 交流の広場
ドイツの『シュピーゲル』誌のonlineが伝える所によれば、火曜日に数百万人に上る「ものすごいriesig」デモ隊が大統領官邸に押し掛けた。軍隊はそれを阻止しようとせず、人々は目的にかなった正当な要求を叫び、ムバラクが破滅の淵に立っているのは誰の目にも明らかとなっている。彼は突然、猶予の時間がほしいと言い出したようだ。
独裁者の末路!
同じく『ディ・ツアイト』誌のonlineによれば、軍隊は武力行使をしないと市民に約束し、静観しているらしく、ムバラクの「むなしい=無価値な」約束を信じる人が誰かいるのだろうか、ということだ。
振り返って、わが国の現状はどうだろうか?これだけ貧困かつ無責任な政治状況にもかかわらず、相変わらずの「サッカーのアジアカップ勝利」と「佑ちゃんフィーバー」しか目に入らず、またマスコミもそれしか報道しない。これでは世界の情勢から置いてきぼりにされるのは無理ないよね。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。