民進党は川内原発の稼働停止の主張を
- 2016年 4月 18日
- 交流の広場
- 太田光征
共産党鹿児島県委員会は川内原発の即時停止を主張しているものの、新進党からはその気配がありません。公式サイトで検索してもこうした主張は見当たりません。
熊本地震:川内原発の即時停止申し入れ 共産党鹿児島県委 – 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160417/k00/00m/010/022000c
昨日の街頭シール投票でも、原発に反対する方でさえ投票先がないとして白票を投じてきたといいます。旧民主党はどこを反省したのでしょうか。野党は有権者から投票の受け皿になっていないことを自覚するべきです。
報告:【2016年4月16日】街頭シール投票「阿蘇地震、原発だいじょうぶ?――日本にとって最大の危機は?」
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/436738392.html
民進党の一部は選挙において共産党と協力することで保守票が逃げると主張しているようですが、原発に対する態度を曖昧にして選挙で勝利したところで、一体どのような原発政策を推進するのでしょうか。民進党が受け皿になっていない理由は曖昧さにあります。
そして保守票逃避のデメリット論も一般には根拠がありません。「共産を含む野党統一候補」を忌避する野党支持保守層がいると仮定しても、自民党候補と競合する上で、東京でも全国平均でも同候補が2014年の民主党単独候補よりメリットがあることを客観的な世論調査結果でシミュレーションできます。
街頭世論調査「次の国政選挙、どこに投票する?/小選挙区制に賛成・反対?」報告書
http://kaze.fm/documents/Street_Poll_Report_20160222.pdf
http://kaze.fm/documents/Street_Poll_Report_20160222_Eng.pdf
民進党は川内原発の稼働停止を早急に主張すべきです。
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