たんぽぽ舎から TMM:No2760
- 2016年 4月 18日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2760】
2016年4月18日(月)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.九州電力川内原発を即時停止せよ!
四国電力伊方原発に地震の危険が迫っている!
熊本地震・大分地震⇒伊方原発が危ない!
4月20日(水)四国電力東京支社へ抗議に行こう
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.川内原発再稼働が非現実的な理由
地震動による地物の損壊が深刻である
強い地震動があれば…原発が緊急事態になっても動くことができない
上岡直見 [環境経済研究所(技術士事務所)代表]
★3.-川内テント通信-
4/20-21-22「川内原発即時停止!ゲート前緊急行動」開催
川内テント (鹿児島県川内原発近く)
★4.1580ガル「熊本大地震」でも川内原発を止めない原子力規制委員会!
川内も伊方も玄海、原発の危険性(安全性)に頬かむり
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その91
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆4/30平和をつむぐ集い いま岐路に立つ私たち-
3.11から5年、安保法制の下で
場所:セシオン杉並 視聴覚室
★6.新聞より
◆2つの断層連動 熊本地震 特異な3つの特徴
揺れの回数 過去最多 断層 阿蘇山まで到達
(4月18日東京新聞朝刊1面より抜粋)
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・脱原発川柳【大地動乱 川内原発 なぜ止めぬ】 乱 鬼龍 (転載自由)
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※4/20伊方原発動かすな!第7回「四国電力東京支社抗議行動」にご参加を!
日時:4月20日(水)18時30分より19時30分
場所:東京銀行協会ビル前(都営三田線大手町駅D4出口すぐ)
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549
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※4/20学習会にご参加を!
「原発棄民-この国の政府は原発避難者を消滅させようとしている」
お 話:日野行介さん(毎日新聞特別報道グループ)&吉田千亞さん(ママレボ)
日 時:4月20日(水)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.九州電力川内原発を即時停止せよ!
| 四国電力伊方原発に地震の危険が迫っている!
| 熊本地震・大分地震⇒伊方原発が危ない!
| 4月20日(水)四国電力東京支社へ抗議に行こう
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
◯地震情報の中で、みんなが一番心配するのは、唯一稼働中の原発=川内原発(九州電力)です。
「再稼働阻止全国ネットワーク」も4月20日(水)の四国電力東京支社(JR東京駅5分、地下鉄「大手町」駅D4出口すぐ)抗議行動を少し切り上げて、つづけて、すぐ隣の駅「有楽町」駅前の九州電力東京支社へ抗議に行こうと計画・協議中です。
明日(19日)のメールマガジンで具体的にご案内しますのでごらん下さい。
予定としては、4月20日(水)19時45分より20時45分、九州電力東京支社前です。
◯4月17日(日)の毎日新聞・東京新聞の朝刊は、14日(木)の熊本地震の前震と16日(土)の熊本地震の「本震」、そして大分地震-中央構造線(愛媛県の伊方原発は中央構造線から30km)を報道した。
毎日新聞はカラーの図表で伊方原発、川内原発を示し、社説でも次のように述べた。
「気象庁は「本震」の発生を想定していなかった。被害に追い打ちをかける大自然の容赦ない脅威を感じざるを得ない。(中略) これら3地域(熊本・阿蘇・大分)は、九州の中でも地殻変動の影響でひずみが蓄積しやすい地質構造の「別府-島原地溝帯」周辺に位置する。地溝帯の延長線には伊方原発(愛媛県)がある。稼働中の川内原発(鹿児島県)とあわせ、改めて原発の地震対策が懸念される。
◯英国BBC放送などは「日本で地震発生」と報道し、すぐ「原発は…?」と報道する。これが国際常識であって、原発関連にふれないNHKはおかしい。
NHKは安倍内閣の原発推進に全面協力している。市民の危惧の声を全く報道しない。
◯たんぽぽ舎・経産省前テントひろば・福島原発事故緊急会議・反原発自治体議員・市民連盟の4団体と個人で構成する「再稼働阻止全国ネットワーク」は、4月20日(水)18時30分より19時30分、伊方原発を所有する四国電力東京支社(東京銀行協会ビル18F)に「熊本地震ひん発・大分地震⇒伊方原発が危険、日本一の活断層・中央構造線近くの伊方原発を動かすな!」抗議行動をおこないます。
定例で毎月の第三水曜日におこなっているもので、今回が7回目です。
「地震ひん発、原発が危険 電力会社は原発を動かすな」
◯四国電力東京支社…(地下鉄「大手町」駅D4出口すぐ)
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┗■2.川内原発再稼働が非現実的な理由
| 地震動による地物の損壊が深刻である
| 強い地震動があれば…原発が緊急事態になっても動くことができない
└──── 上岡直見 [環境経済研究所(技術士事務所)代表]
熊本地震に関連して、川内原発の運転を止めるように求める活動が行われていますが、避難との関連で参考資料を提供します。
http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/sendai_hinan.pdf
東電福島第一原発事故の経験から、脱原発の側も「津波」に警戒が偏った傾向もありましたが、地震動による地物の損壊が深刻であることが改めて認識されました。
提示の図は、川内原発周辺の人口分布・主要な道路・各種施設と、国交省の資料による土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域・河川(落橋の可能性)を重ねて示したものです。
これを見れば、原子力災害対策指針による「5km圏は避難、30km圏は屋内退避の後、モニタリングの結果により避難」などという手順は全く実施不可能であることが読み取れると思います。
すなわち強い地震動があれば、地物の損壊がただちに発生することから、原発が緊急事態になっても動くことができないと思います。
放射線がなくてもあれだけ救援に困難をきわめており、川内原発再稼働は全く非現実的です。
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┗■3.-川内テント通信-
| 4/20-21-22「川内原発即時停止!ゲート前緊急行動」開催
└──── 川内テント (鹿児島県川内原発近く)
多発する巨大地震は、熊本のみならず、九州一円に広がる様相です。
その中、川内原発は鹿児島、九州住民の不安と恐怖を無視、無謀にも運転を強行しています。
川内原発即時停止!の緊急行動を呼び掛けます。 地元有志/川内テント 連絡先・江田(090-5339-2243)
日時:4月20日(水)、21日(木)、22日(金)、午前7時~午後4時
場所:川内原発ゲート前
参加時間は、それぞれご自由に。
1時間でも、2時間でも九電に対する抗議の意思をぶっつけよう。
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┗■4.1580ガル「熊本大地震」でも川内原発を止めない原子力規制委員会!
| 川内も伊方も玄海、原発の危険性(安全性)に頬かむり
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その91
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
熊本・大分連続大地震(地震回数400回以上)で41名の方が亡くなり、19万人以上の人が避難している。大自然の恐ろしさを再認識させられた。
4月14日夜の熊本地震の揺れは、震度7を観測した熊本県益城町で最大加速度1580ガルを記録、1995年の阪神淡路大震災の891ガルを大きく上回ったことが防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の地震波の解析でわかった。5年前の東京電力福島第一原発事故の記憶を持つ世界中の誰もが心配したことは、稼働している川内原発1,2号機は大丈夫だろうか?だ。
にもかかわらず、原子力規制委員会は地震後半日以上何も発表しなかった。
15日に菅官房長官から「原発情報発信不十分」と指摘されてやっとホームページに「熊本県で発生した地震による原子力施設への影響について」を発表した。
施設内で計測した揺れは数ガルで原子炉自動停止設定値(水平160ガル、鉛直80ガル)を下回る、と。
今後は、立地自治体の周辺で地震が起こった場合にも一般国民に分かり易い情報提供をするそうだが、何とも情けない対応だ。これでは国民の命と健康と環境を守れない。
それ以上に大問題なのは、隣の県で3日間も続いた大地震でも川内原発を止めなかったことだ。基準地震動620ガルの3倍以上の最大加速度1580ガルの地震が隣の県で起こり、それが連続していたのにもかかわらず、川内原発を止めなかった。
合理性を欠く「新規制基準」で違法の審査で合格させた川内原発には当初建設を約束していた免震棟も建てない。危険この上ない川内原発で、直ちに停止しないといつ大惨事を招くか分からない。
今後は、「専門的知見を最大限尊重して」との官邸の指示を受けて、「科学的・技術的」と称して「政治的」に安全・安心を鼓舞するのであろう。
こんな状況で直ちに川内原発を止めない原子力規制委員会を誰が信じようか!
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆4/30平和をつむぐ集い いま岐路に立つ私たち-
3.11から5年、安保法制の下で
お 話:〇おしどりマコ&ケンさん(音楽漫才コンビ)
「芸人ジャーナリスト、福島に通う」
〇管野千代子さん(浪江町からの避難者 アマチュア写真家)
「被災者として核災を撮り続けて」
HP http://iitatelife.wix.com/iitatelaife
日 時:4月30日(土)13:30開場 14:00開会
場 所:セシオン杉並 視聴覚室(2階)
東京都杉並区梅里1-22-32? 丸ノ内線「東高円寺」下車徒歩5分
その他:写真展示と映像上映
参加費:1,000円
連絡先:03-5938-0802(市来とも子杉並区議)
集会に先立ち、管野千代子さんのミニ写真展を開催。
<飯舘村の暮らし>
4月24日(日)~29日(金)かがやき亭
(杉並区西荻北4-4-4 03-5303-5085)
福島原発事故から5年。原因究明も、被災者の救済・支援も不十分なまま、次々と原発は再稼働。伝えられない「福島のいま」は?
ついに安保法が施行され、安倍政権は、「改憲」を大スローガンに。
7月には参議院選挙を控え、私たちに何ができるのか、自分たちの未来と足元を見つめたい。
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┗■6.新聞より
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◆2つの断層連動 熊本地震 特異な3つの特徴
揺れの回数 過去最多 断層 阿蘇山まで到達
熊本県を中心に相次いでいる地震は、これまでに最大震度7、最大マグニチュード(M)7・3を記録し、大きな被害を出した。発生から4日目を迎え、これまでの地震の常識では割り切れない特異な姿が見えてきた。
大分の揺れ誘発
気象庁は当初、熊本県で震度7となった14日夜のM6・5を「本震」としたが、のちに16日未明のM7・3が本震で、震度7は「前震」だったと修正するなど迷走した。
元気象庁地震予知情報課長の吉田明夫・静岡大客員教授は「この2つの地震はメカニズムが異なる。『前震-本震』ではなく独立した活動とみた方がいい」と指摘。14日夜は日奈久(ひなぐ)断層帯、16日未明は布田川(ふたがわ)断層帯によるもので、近接する2つが連動したとする。政府の地震調査委員会でも17日、同様の指摘が出た。
大分県でも「火山地域や中央構造線沿いの弱い所で地震が誘発された」(吉田氏)。気象庁は震度7の地震を「熊本地震」と命名したが、広域にわたる地震の全体像を再検討し、見直す可能性も出てきた。
阪神の倍ペース
14日夜の震度7以降、熊本、大分両県で体に感じた地震は488回。震度5弱以上の地震も14回を数えた(17日午後11時現在)。M3・5以上の地震の回数を過去の直下型地震と比べると、余震活動がこれまで最も活発だったとされる新潟県中越地震を17日に上回った。阪神大震災の約2倍のペースだ。
今回は特に、M6・5とM7・3という2つの地震にともなう余震が重なった形で数が増えた。清水洋・九州大教授は「今回のように地質が複雑な場所では断層が一発で割れず、残った部分が後で割れるため余震が増えやすい」と話す。
複数の活断層が関係し、断層帯を離れた地域にも地震が飛び火しているだけに、どこまでを余震とみるかは難しい判断だ。 (後略)
(4月18日東京新聞朝刊1面より抜粋)
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