孫崎享氏のTwitterより「エジプト・東アジア共同体・美狗・・・」
- 2011年 2月 10日
- 時代をみる
- エジプト孫崎享東アジア共同体美狗
エジプト
現在スレイマン副大統領中心に統制。スレイマン、イスラエルと極めて緊密と英テレグラフ紙報道:ウィキリーク資料に基づけば、スレイマンは日々イスラエル政府とホットラインで話す長年にわたりイスラエルのお気に入り。スレイマンはイスラエルが好むからムバラク後の大統領候補。彼はハマスへの武器密輸を防ぐため、イスラエル軍がエジプトに侵攻することを歓迎と示唆。スレイマン、ヒラリーの支持取り付け。英首相、スレイマンに大胆な行動取る撮よう昨日スに語る。ス、2008年までにエジプトの外国問題主要接触者に。イスラエル国防大臣スと会い感心。イスラエル外交官はエジプトの後継問題はいろいろのシナリオあるがイスラエル、スの可能性に最も満足と発言。」9日英テレグラフ紙はスレイマンとイスラエル関係報道。米国報道ではCIA等と緊密を報道。今後はスレイマンを中心とする流れと市民グループの力比べ。米英はスレイマン支持決定
(2月9日)
自衛隊
9日朝日:米統合参謀本部、「国家軍事戦略」発表。自衛隊の域外活動拡大支援方針、日韓軍事協力強化も後押し表明。 「4年ごとの国防政策見直し」(QDR)を具体化。」自衛隊海外展開は05年より既定方針。着々進行。日韓も昨年より急進展。昔は米軍基地置くだけ、今は自衛隊傭兵化に注力
(2月9日)
エジプト情勢
9日イエルサレム・ポスト紙の評価:米国ジグザグ、一時早急なムバラク切りから早期退陣は混乱へ変化。」他方ゲーツ、エジプトの軍行動積極評価。結局米国内の対エジプト政策は、オバマ中心の民主化グループが軍・イスラエル支持という従来の安全保障支配グループに押し切られた模様。
(2月9日)
首相訪米
30日読売「内政の停滞、同盟に影響…首相訪米延期検討」、歴史的に米国の意向に沿わない場合総理・外相の訪米認めずは米国の常套手段。菅さん訪米にはTPP、増税宿題。カーティス宿題出して一時帰国。菅さん、もう訪米や米国追随目指すの辞めたら。辞める前自分の思想発言したら。空でないだろう
(2月9日)
ツイッターの力
ツイッター等革命的力を持つこと、次第次第に認識。既存メディアと決定的に違うことがある。発信内容が統制されていないこと。確かにTV、新聞発言の機会を与えられれば感謝。何十万、何百万に発信する機会。しかし大きくながめれば、TVデレクターの筋書き、雑誌編集者、新聞デスクの手のひらで発言する孫悟空。LIEBLINGの言葉”新聞の自由は新聞のオーナーにのみ保障されている”、”人は新聞で読むものとニュースとを混同している”」、 報道機関はオーナーでなくとも何かに規制されている。時に空気、時に露骨な圧力、いずれにせよ枠内ののみが新聞、TVの記事になる。あるスクリーン後の文字、声である。ツイッター等これがない。一人一人の見た事、考えたこと発信。生。使用される機材の違いより、何が発信出来るかが重要。既存メディア発信機会経験者であればあるほどこの違い痛感。革命的変革。国民まだ気付いていない
(2月9日)
イラク戦争
イラク戦争の検証を求めるネットワーク。2月11日18時JICA地球広場。資料代500円。20分位話す。私がこのグループに述べていること。8割位の日本人はイラク戦争には疑問を持つ。しかし尖閣諸島等で日本の安全は米国が担保しているという考え方が根強い。この中イラク戦争悪くても米国との関係維持に必要な負担ではないかというのが多くの人の考え方。イラク戦争だけとりあげ、検証し、悪いといっても国民あまり関心持たない。運動に限界。日米関係は何か、米国戦略は何かの根本を理解しなければ、イラク戦争検証のエネルギー限定。組織の受容不明
(2月8日)
相撲-八百長・賭博
相撲ー八百長・賭博、(今一度)人気ある勝負と他方闇社会が存続すれば賭博必然。賭博のために勝負あるのでない。真剣勝負あるから賭け事と工作が出る。汚染されない大多数が存在。相撲協会全くない前提の対応無理。賭博あったらプロ野球も消滅させるのか。重要なのは防止策と制裁・厳罰の充実
(2月8日)
エジプト抗議犠牲者
エジプトAP 抗議犠牲者(死者)すでに297名
(2月8日)
美狗
美狗.中国語は簡潔厳しい。私のtweetの対象への形容詞
(2月8日)
2つの引用
妙。94年小和田次官(当時)「『参画から創造へ』:日本国民は平和憲法に合った形で国際の平和と安全維持のため国連活動に本格的参画で貢献」、平和憲法の枠内。今日この考え外務官僚述べず、軍事協力重視。次、人と時期に注目。82年町村信孝著『熱闘の時代』:相応の力と分担金を提供し西側諸国の一員として十分に信頼性を持った国にならなければならない。アメリカの軍事プレゼンスに対して日本は積極的な防衛努力と経済協力を約束していかなければならない。我が国の防衛産業の基本に合致する限り可能な範囲で米国製の武器をかったり米国製の武器との共有性を高めておくことは意味がある。」この見解すでに1982年。町村氏は79年から二年間JETRO、NYで83年退官。小和田氏と比較すれば、如何に現代に適用しているかわかる。米国教示だろうが凄い。何年も先見据えてる。町村氏外相時代05年日米同盟:未来のための変革と再編で日米大変革に貢献
(2月7-8日)
東アジア共同体
ナイは「もし、米国が“外されている”と感じたなら、恐らく報復に打って出ると思います」。これが「ソフト・パワー」を説くハーバード大学者の台詞。米国日本が米国頭越しに中国進出と思う際理性失う。ア「福田元首相も中国と近い関係志向」、「小沢氏は中国ととても近い関係望む」ア「ここで改めて指摘しておきますが、小沢氏も鳩山氏も過去10年間米国を訪米していません」ーアは何を血迷っているのだろう。鳩山首相(当時)は9月訪米しているのに「「ここで改めて指摘しておきますが」は何をいいたいのだろう。日本人なら訪米の事実は知っている。アとナけなしていても仕方ない。一つ紹介:10年1月21日付ニューヨーク・タイムズ紙で「新しい日本、新しいアジア」掲載。著者カプチャン(クリントン時代国家安全保障会議欧州部長、)とアイケンベリー(プリンストン大学教授):・オバマ政権鳩山首相の新アプローチ拒絶でなく歓迎すべき。日本は多くの点で、欧州の道を歩み始め。冷戦終焉後欧州は地域統合のペースを上げ、ワシントンから独立志向。・米国は結果としてより独立した欧州の利点を享受。日本が中国との関係深め、日中の二ヶ国が仏独間の良好な関係の回復と同じことを繰り返せるかも知れない 米国に屈服する日本より、自己主張をし独立した日本の方が東アジアにより貢献。」鳩山首相時代米国人に助け船を出す人いた。しかし政府もメディアもこの人々との連携模索することなくあいもかわらずアーミテージ一派と連携。米国に蔑まれるのも、自ら最善選択できない日本の責任
訂正『日米同盟vs 中国・北朝鮮』はアーミテージ、ナイの品性のなさ、媚びうる日経編集委員でこんな胸くそ悪い本最近なし。それは別。考える土台提供。東アジア共同体について。アーミテージ:鳩山氏は中国の胡錦濤と並び“米国を含まない共同体“について語っていたよう。我々とてもネガティブ」
(2月6日)
エジプト
AP6日:チェニー「エジプト、騒擾が政権揺がす中、オバマ政権は慎重に動くべし」と発言。あれこの台詞twitterした。四日朝日:「現実的な政権移行を」エジプト情勢で前原外相でした。前原さん、チェニーの前にオバマ大統領と異なること言えるって凄いですね。前原ネオコン・リンク
(2月6日)
読売社説
6日社会保障改革、「メンバーに自公政権で政策提言を担った識者」「社会保障政策は、外交・安全保障と同様、国の根幹の重要政策。与野党対立の問題でない政権交代で大きく変わるようでは、国民は安心できない。その意味で、 その意味で、自公政権と同じ顔ぶれでも不思議ではなかろう 自公政権と同じ顔ぶれでも不思議ではない」国の根幹だからこそ、国民は民主党に自民党と異なる道の模索を委ねたのだ。自民党の政策継続が正しい、だからメンバー自民党当時と同じと開き直られて民主党の人どう思っているの。今貴方の党は「自民党の政策がよかった」を旗印。本当にいいの
(2月6日)
前原氏
5日読売、前原氏:「親小沢』『非小沢』は非常にくだらない分け方だ。党はそんな小さな話で割れていない。」:そのとおり。前原氏親非小沢が価値の中心ではない。もっと大きい価値判断がある。「米国」だ。この大きい価値に従属が自分。これの出来ない民主党員がいる、こう言いたかったのです。
(2月6日)
チュニジア・エジプト
GULLUP2月2日、両国は近年GDP増、同時に不満増の層拡大の現象。比較年は明記なき限り05年と10年。エジプト一人当たりGDP4762→6367,成功感(thriving)29%→11%,チュニジア一人当たりGDP7183→9489、他方成功感 チュニジア・エジプト2:24%(08年)→14%。」〈以下私:北アフリカここ数年低賃金、良質の労働力で西側資本大幅に進出。この状況は社会格差急速に拡大し、物価の高騰招く。現状に満足がエジプト11%、チュニジア14%と減少したこと 今回の暴動につながる チュニジア・エジプトで成功感(thriving)が急減しているのを見た。20%以下に次の国がある。〈ヨルダン30%)、アルジェリア21%、リビア14%、パレスチナ14%、イラク13%、イエーメン12%、モロッコ9%。この指標で見れば「チ」「エ」に続く危険有
(2月6日)
孫崎享氏のツイートhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校教授。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1191:110210〕
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