7・9:公開研究会 : 柄谷行人の「帝国」論と中国・習近平体制のゆくえ
- 2016年 6月 21日
- 催し物案内
- ポスト資本主義研究会中国松田健二
日 時 : 2016年7月9日(土)13時30分~17時(開場13時)
会 場 : 明治大学駿河台校舎 研究棟2F第9会議室
報告者 : 石井知章(明治大学教授)著書に『中国革命論のパラダイム転換――k・A・ウイットフォーゲルの「アジア的復古」をめぐり』(社会評論社)などがある。
コメンテーター:王 前(東京大学特任准教授)著書に『中国が読んだ現代思想――サルトルからデリタ、シュミット、ローレンスまで』(講談社)などがある。
主 催 : ポスト資本主義研究会
参加費 : 500円 問い合わせ先:090-4592-2845(松田)
柄谷行人は、『帝国の構造』(青土社、2014年)において、<資本=ネーション=国家>という三位一体的構造を越えることで、「帝国」概念の再評価が可能になるのだという。だが、果たして本当にそうなのか。柄谷の「帝国」論をめぐる言説を、ウィットフォーゲルとマルクスの間に位置づけ、中国・習近平体制のイデオロギーとのパラレルな関係性について内在的に検討する。
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