エジプト政変でパレスチナはどう変わるのか
- 2011年 2月 17日
- 催し物案内
エジプト政変でパレスチナはどう変わるのか
【趣旨】
30年間続いたエジプトのムバラク独裁政権が民衆デモによって崩壊した。莫大な軍事援助で支えてきたアメリカ政府の意向を受け、ムバラク政権はイスラエルとパレスチナ自治政府との「和平」交渉の仲介役を担ってきた。その政権が崩壊した後、パレスチナとイスラエルとの関係はどうなっていくのか。ヨルダン川西岸のパレスチナ自治政府、ガザ地区のハマス政権はそれぞれどう対応するのか。封鎖が続き閉塞状態のガザ住民の状況は改善されるのか――
パレスチナ・イスラエル研究、エジプト研究の専門家たちに、エジプト政変でパレスチナ・イスラエル情勢はどう動くのかを語っていただく。
【プログラム】
〔第1部〕〈映画上映と報告〉
・上映/ドキュメンタリー「ガザに生きる」・第3部「ハマスの台頭」(30分)〔監督・土井敏邦〕
(注・上映する映像は変わる可能性もあります)
・報告/エジプト政変へのパレスチナ側とイスラエル側の反応
錦田愛子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 助教/パレスチナ研究)
〔第2部〕〈シンポジウム〉
・「イスラエル・パレスチナ情勢はどう変わるのか」
臼杵陽(日本女子大学文学部教授/中東地域研究)
長沢栄治(東京大学東洋文化研究所教授/エジプト近現代史)
錦田愛子
(司会)土井敏邦(ジャーナリスト)
(注・パネリストがさらに増える可能性もあります)
【日時】
3月11日(金) 午後6時半から午後9時まで
(午後6時・開場)
(注・この報告会は予約制ではありません。ただ定員の260人を超えると、入場をお断りすることもありますので、お早目に受付をお済ませください)
【場所】
明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー(地下1F 1001教室)
(JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線/「御茶ノ水」駅下車 徒歩3分)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
【参加費】 1000円
【主催】 土井敏邦 パレスチナ・記録の会
【共催】 社会思想史研究会
パレスチナ学生基金
【お問い合せ】 doitoshikuni@mail.goo.ne.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土井敏邦 (DOI , Toshikuni)
URL : http://www.doi-toshikuni.net/
(コラム「日々の雑感」)
『届かぬ声―パレスチナ・占領と生きる人びと』4部作
第1部 『ガザ―なぜ「和平合意」は崩壊したのか―』
第2部 『侵蝕―イスラエル化されるパレスチナ―』
第3部 『二つの“平和”―自爆と対話―』
第4部 『沈黙を破る』
5月5日 全作DVD完成
映画『“私”を生きる』 6月4日 DVD完成
映画「沈黙を破る」
URL : http://www.cine.co.jp/chinmoku/
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。