ルネサンス研定例研究会のお知らせ 1995年生まれが考える「沖縄」
- 2016年 9月 9日
- 催し物案内
- ルネサンス研究所
日 時 2016年9月12日月曜日18時開場18時半開始
場 所 明治大学研究棟4階第一会議室(リバティータワーの裏の建物です)
共 催 明治大学社会思想史研究会
テーマ 1995年生まれが考える「沖縄」
報告者 梶原康生(専修大学法学部4年 直接行動メンバー) + コメンテーター 木本将太郎(直接行動メンバー)
内容紹介 1995年生まれが考える「沖縄」 梶原康生
「―「戦後」と言っても日本(ヤマトゥ)と沖縄(ウチナー)では異なった時間が流れてきた。1972年の日本復帰前の沖縄は、米軍統治下にあって「平和憲法」も「戦後民主主義」も「高度経済成長」もなかったのだ。そういう歴史の事実を皮膚感覚でつかめる人がいま、ヤマトゥにどれだけいるのだろうか。 過去の歴史だけではない。いまの状況についてもそうだ―(目取真俊 「いまは『戦前何年』なのか」 神奈川大学評論81)」
今年5月、20歳の女性が元海兵隊員の男性によって殺された。この事件の衝撃からいまだに抜け出せない。同じ〈1995年〉生まれの私にとって、自分自身が生きてきた「20年」と被害者が生きた「20年」は重なるが、日米安保体制化の「平和」や「豊かさ」などは沖縄の人たちに犠牲を強いることで成り立ってきたという事実を身をもって感じた。 沖縄の「戦後」とは何たるものか、そもそも「戦後」とひとくくりに考えていいものなのか。まず、このことを考えなければいけない。
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