「12・8開戦の日、今の日本にもう黙っていられない!ーアジアからの危惧の声を聴き考える緊急集会(シンポジウム)-」
- 2016年 11月 19日
- 催し物案内
- 村山首相談話の会
皆さまには日々、日本の民主主義と平和の確立に向けた御奮闘に心からの敬意を表します。
さて、今年8月に、マレーシアの華人団体の総元締め中華大會堂(華総)の「第二次世界大戦歴史研究会」幹部から、「最近の日本の政治・外交や一般社会の動きがどうにも心配でならない。ついては私たちの気持ちを日本の人々に直接聞いてもらいたいので、年内にでもそのような機会を設けてもらえないか。」という申し入れを受けました。
同「研究会」は、85年8月の中曽根首相による靖国神社参拝に対して、翌86年8月15日から高嶋伸欣・琉球大学名誉教授(村山談話の会・共同代表)らが始めた現地での住民犠牲者追悼行事を、地元側から支援して頂いただけでなく、95年からは主催者として、追悼式に加え「戦争展」やシンポジウム、さらには各種文献・資料の刊行も行ってきています。特に最近では同会主催の8・15追悼式に日本大使館からも書記官が出席し献花を行なうなど、現地では広く知られている組織です。
そうした取り組みをしている「研究会」からの申し入れは、よくよくのものと思えます。
また日本軍に侵略された国々の人々の声を、日本国内で聞く機会はなかなかありません。
そこで私たちは、この度「村山首相談話を継承し発展させる会」の主催で、1941年の開戦から75年目に当たる今年12月8日(木)に、下記の要領で、「12・8開戦の日、今の日本にもう黙っていられない!ーアジアからの危惧の声を聴き考える緊急集会(シンポジウム)-」を開催することにいたしました。
この日程に合わせてマレーシアからは上記「歴史研究会」の会長(主席)と正副事務局長のトップ3(副事務局長は陸培春氏)と中華大會堂・事務局長という現地での平和運動の最高幹部4名が、来日する事になりました。4人とも、歯に衣を着せずに率直に意見を述べる方です。
12月8日(木)16時00分から、衆議院第一議員会館・大会議室(300人)で、下記の要領で開催される緊急講演会(シンポジウム)に、皆様のご出席をお待ちしております。
記
◎日時 2016年12月8日(木)16時00分~19時45分(開場は15時30分)
◎会場:衆議院第一議員会館・B1・大会議室(メトロ・丸の内線「国会議事堂
駅」、有楽町線・半蔵門線「永田町駅」下車)
15時30分から、衆議院第一議員会館・ロビーで入館証を配布いたします。
当日は、多くの皆さんのご来場が想定されますので、早めのご入場を御願いいたします。
◎プログラム
連帯のご挨拶
特別報告 田中宏・一橋大学名誉教授
「中国人戦争犠牲者らへのビザ発給拒否・集会妨害は憲法違反!政府外務省の権力乱用は許されない」
シンポジウム
コーデイネーター 高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)
パネラー 翁清玉(第二次世界大戦歴史研究会・会長)
〃 陳松青(第二次世界大戦歴史研究会・事務局長)
〃 陳亜才(中華大會堂・事務局長)
〃 陸培春(第二次世界大戦歴史研究会・副事務局長会長)
質疑・意見交換
◎主催:村山首相談話の会
◎協賛:市民憲法調査会
◎参加費:500円、大学生・高校生・無料(要・学生証の提示)
★連絡先 090-8808-5000(藤田)
☆連絡先 E-mail murayamadanwa1995@ybb.ne.jp
恐縮ですが、上記のメールアドレスまで、出席申し込みをお願いいたします。会場は300人しか入れませんので定員になりしだい締め切らせていただきます。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。