新年のご挨拶申し上げます。
- 2017年 1月 4日
- カルチャー
- 内野光子
いつも、当ブログをお訪ねくださり、ありがとうとうございます。皆様のご支援をいただき、細々ながらなんとか書き続けてまいりました。今後ともよろしくお願いいたします。
国内外の政情を思いますと、不安が募るのですが、いま自分にできることは何かを探りつつ、この一年を過ごしたいと思っています。と申しても、まずは、体調管理でしょうか。
昨年4月には、日本現代詩歌文学館と石巻、女川を訪ね、震災後の復興途上の現実を目の当たりにしました。6月は、沖縄を再訪し、伊江島にも渡り、23日には摩文仁での追悼式典に参加しました。12月は、久しぶりの京都にて、宇治の山本宣治と法然院の『ポトナム』創刊の歌人小泉苳三の墓参をいたしました。
皆様のご健勝とご活躍を祈ります。
2016年の執筆より
白蓮年譜の空白―『塹壕の砂文字』の献呈先から探る 『日本古書通信』 4月号
歌壇時評 『ポトナム』 7・8・9月号
タブーのない短歌の世界を―「歌会始」を通して考える 『ユリイカ』 8月号
沖縄における天皇の短歌は何を語るのか 『社会文学』 44号 8月29日刊
夏休みの宿題・戦争と短歌 『現代短歌』 9月号
『青葉の森へ』第三集(千葉市短歌ハーモニー合同歌集) 9月1日刊
沖縄にも天皇の歌碑がある 『新日本歌人』 9月号
阿部静枝の短歌はどう変わったか―無産女性運動から翼賛へ 『昭和前期女性文学論』 10月15日刊
2016年アルバム拾遺
4月27日、盛岡市、岩手県立美術館
6月20日、那覇市「不屈館」展示から、米軍占領直後、コーラの空き瓶をコップに改良して利用していた、など
12月2日、首相官邸前。この日、夫が参議院TPP特別委員会の参考人としてTPP反対の意見を述べた。私は「随行員」として委員会室で傍聴した
12月20日、法然院、地蔵堂から本堂を望む、小雨に敷石が光る
初出:「内野光子のブログ」2017.01.03より許可を得て転載
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2017/01/post-191e.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔culture0388:170104〕
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