三井住友銀行天神町支店に東芝への融資をやめるよう要請に行きました
- 2017年 4月 25日
- 交流の広場
- 金信明
4月24日(月)午後1時半過ぎ、三井住友銀行天神町支店に「日韓反核平和連帯・福岡会議」のメンバー6名で行きました。
その理由は原発製造・輸出メーカーである東芝のメインバンクである三井住友銀行に、原発輸出を止めない東芝への融資をやめるよう伝えるためです。
東芝はウェスチングハウス社を破産させても原発輸出からは手を引くつもりは有りません。一部報道では「海外原発事業から撤退する」とされていますが、「海外事業については 新設プラントの土木建築部分のリスクは負担せず、 機器供給やエンジニアリングに特化する。国内事業は再稼働・ メンテナンス・廃炉を中心に事業を継続する」という東芝の本音は変わっていません。
それどころか、東芝は、4月4日、イギリスで計画中の原子力発電所の受注を目指して、3年前に買収したイギリスの原発事業会社「ニュージェネレーション」をめぐり、共同で出資しているフランスのエネルギー大手「エンジー」が保有する、すべての株式を事前の取り決めに基づいて買い取ると発表しました。
私たち「日韓反核平和連帯・福岡会議」は昨年10月に結成された日本と韓国の市民による反原発・反核兵器を目指す「日韓/韓日反核平和連帯」が今年3月福岡で連日の会議と集会で東芝に対するBDS運動を決め、それに基づいて今回の行動を福岡のメンバーで行ったのです。
※BDS運動とは=BDS(Boycott不買、Divestment 投資引き揚げ(=この中に今回の三井住友銀行に対する申し入れが入ります)、Sanctions制裁)運動
三井住友銀行天神町支店では支店長に面会を求めましたが、あいにく不在ということで、「お客さまサービス課課長」と話し合い、別紙の支店長宛の文書を読み上げ、5月末までに返事をくれるよう要請しました。課長はこのような件は支店では決められないことなので、本店に伝え、回答するようにするということでした。
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