大震災二日目の夜に
- 2011年 3月 13日
- 交流の広場
原発震災の破局的事態はなんとか食い止められているようだ。
しかし、政府が1号機の爆発から数時間にわたって情報をブロックしたことは、人々の政府(とマスコミ)にたいする不信を募らせる結果となった。
「政治家」が安全だ、といって安心するほど、政治家は信用されているのか?
政治主導だなどといわず、専門家に説明ーそれもすばやくーさせたほうがよいのではないか?
原発災害で、権力が情報を独占しようとするなら、逆にどこかで社会秩序そのものが崩壊するだろう。
放射能汚染の報告に関しては、権力から独立性の強い機関による情報公開が必要ではないか?
いやそんな必要のない、原発から自由な「国土」こそ求められているのだが。
こうした政府やマスコミの対応はともかく、命をかけて、原発の暴走を食い止めている人たち・被災者を救助している人たちのことを忘れるわけにはいかない。そしてなにより、傷つき寒さに眠れぬ夜をすごしている被災者たちのことを。
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