「原発事故の防災対策」パンフより紹介(地震と原発情報 その(8)より)
- 2011年 3月 15日
- 時代をみる
- たんぽぽ舎放射能の種類
転送歓迎です
東京に放射能がせまってきています!!
ヒバクを避けるためにー自分と家族を守る方法について
外出は花粉マスク・帽子・手袋・ビニール合羽で防護してください。
槌田 敦著「原発事故の防災対策」パンフより紹介
(1) 原子力事故で放出される放射能の種類
放出温度 放射能 被害時間 主被曝 注意事項
低 希ガス群 1時間~数日 外部 クリンプトン88による
皮膚や肺の被曝
ヨウ素群 1時間~1ヶ月 内部 血液汚染による全身被曝
・甲状腺被曝
中 セシウム群 100年 内部 血液汚染による全身被曝
ストロンチウム90 100年 内部 骨など臓器汚染による被曝
高
プルトニウム群 ~ 内部 骨など臓器汚染による被曝
炉心の冷却に失敗した美浜原発事故では、炉心の温度が上がったため、
希ガス放射能が環境に放出されました。
スリーマイル島原発事故では、炉心は完全に崩壊し、この表にあるすべ
ての放射能は原子炉から吹き出したのですが、原子炉と格納容器がなんと
か維持されたので、希ガスだけしか環境には放出されませんでした。
ヨウ素については、半減期が1700万年という長寿命のヨウ素を使って、
格納容器内部に現存する量を測定したところ、相当量が行方不明になって
いることが分かりました。したがって、漏らしたことはまちがいないので
すが、ウィンズケールのようなヨウ素騒ぎが起こっていません。したがって、
大気中ではなく、サスケハナ川に流してしまったのではないかと推定され
ますが、アメリカ人は魚をあまり食べませんので、見逃されてしまったの
ではないかと思われます。
チェルノブイリ事故はさすがに大事故でした。格納容器も完全に破壊
されました。
(2) 放射能の悪影響は、事故原発から距離を離れる(逃げる)ほど低く
なります。放射能の煙から、離れる距離が大きいほど(逃げるほど)
ヒバクは減ります。これが基本です。
(3)外出するときのヒバク防止方法(外出はなるべく避けたほうがよいが
・・・) 放射能は、鼻・口(呼吸系)と皮膚の両方から来ます。
この両方を防ぐには、花粉症マスク、帽子、ビニール合羽、手袋で
防護してください。
(4)もっと詳しく知りたい方は、槌田 敦著の逃げ方パンフをお薦めします。
(B5版32ページ 400円+送料100円=500円)
ご希望の方はFAXまたはメールでお知らせ下さい。すぐお送りします。
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