たんぽぽ舎から TMM:No3127
- 2017年 7月 13日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No3127】
2017年7月13日(木)地震と原発事故情報-
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.原発報道「原発再稼働推進」社説の根拠に疑問-現実と矛盾
扇動した「電力不足」もウソ ウソがばれると沈黙
まさのあつこ(ジャーナリスト)
★2.メルマガ読者からの原発情報3つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★3.メルマガ読者からの「新潟日報」情報2つ
1.管理区域防火壁に穴-柏崎刈羽原発2号機、
代表会見で公表せず
2.東電新潟本社・橘田代表初会見『地元本位』を強調
金子 通 (たんぽぽ舎会員)
★4.メルマガ読者からイベント案内
(お問い合わせは主催者へお願いします)
◆7/15脱原発をめざす首長会議
『原発に依存しない地域社会のために』
会場:新潟ユニゾンプラザ4階
◆7.23第38回被ばく学習会
『「土の除染」より「心の除染」?』
講演:黒川祥子さん(フリーライター)
主催:放射線被ばくを学習する会
★5.新聞より3つ
◆放射線遮蔽土を再利用、環境省 福島復興工事に
(フクナワ-福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト-
7月13日08:08より抜粋)
◆英国政府、新しい発電所建設に韓国型原子炉を採択
(7/12(水)11:31配信「中央日報」日本語版より)
◆回らぬ核燃サイクル 六ケ所村 再処理工場を歩く
(7月12日東京新聞朝刊3面より抜粋)
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※7/15(土)槌田ゼミ新シリーズ第24回学習会にご参加を!
日本原子力研究開発機構「核燃料研究施設(茨城県大洗町)」で起きた
被ばく事故!これから何が見えてくる?
「大洗事故から見えてくる日本の科学技術のお粗末さ」
講 師:槌田 敦さん(物理学者)
日 時:7月15日(土)14:00より16:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※7/20(木)新ちょぼゼミ「オルタナティブな日本を目指して」第1回
好評!予約受け付け中です。お早めに申し込みを!
講 師:金子 勝さん(慶應義塾大学経済学部教授)
テーマ:オルタナティブ日本(もう一つの日本)の
経済政策(ポスト・アベノミクス)
日 時:7月20日(木)18時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加申し込み:予約優先です。予約は電話 03-3238-9035 か
メール nonukes@tanpoposya.net で
ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。
予約受付番号をお伝えします。
参加費(資料代含む):800円(学生400円)
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※7/23(日)「避難者のお話と上映会」にご参加を!
「避難生活と政策―生活者の視点から」
「テントのある場所」上映
講 演:森松明希子さん(東日本大震災避難者の会
Thanks&Dream代表)
日 時:7月23日(日)14時より16時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※7/23(日)学習・討論会にご参加を!
「安倍改憲反対・安倍政権打倒をめざして」―
共謀罪下の市民運動の創意工夫
方針提起:福山真劫さん(平和フォーラム共同代表)
「加計学園追及・さらに追及を!」
提起と討論:浅野健一さん(ジャーナリスト)
日 時:7月23日(日)18時30分より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.原発報道「原発再稼働推進」社説の根拠に疑問-現実と矛盾
| 扇動した「電力不足」もウソ ウソがばれると沈黙
└──── まさのあつこ(ジャーナリスト)
地震大国の原発事故リスクはゼロにできないが、発電方法には代替案がある。
となれば「脱原発」や「原発ゼロ」は合理的な考えだが、『読売新聞』はその考
えを敵視し、「再稼働推進」姿勢を続けてきた。だがこの6年に及ぶ主張には、
現実との矛盾が散見される。
2011年9月7日付社説「展望なき『脱原発』と決別を 再稼働で電力不足の解
消急げ」では、「企業や家庭の節電努力で夏の電力危機をひとまず乗り切った」
との現実を無視し、「電力不足の割合は、来年夏に全国平均で9%、原発依存の
高い関西電力管内では19%」と煽った。実際は12年5月に「原発ゼロ」となり
(12年7月~13年9月までは大飯原発が一時再稼働)、15年8月に川内原発1号機
が再稼働するまで、「原発ゼロ」で乗り切った。『読売』が扇動した「電力不足」
は、ウソだった。
同社説では「国内自給できる自然エネルギーの拡大は望ましいが、水力を除け
ば全発電量の1%」だと主張している。だが、NPO法人「環境エネルギー政策
研究所」の『自然エネルギー白書2016』によれば、15年度のそれは7%(水力を入
れれば15%)。世界全体での消費割合は原発2.5%に対して自然エネルギーの19.2%
だ。「1%」の根拠は何なのか。(中略)
一方で伊方原発が「間近には中央構造線断層帯が走る」ことは気になるらしく、
「重大事態が発生した際」の避難計画については、愛媛県に「不十分な点は柔軟
に見直すことが大切だ」と押し付けた。
また、司法判断にも警戒し、「反原発派の住民らが、広島、松山、大分各地裁
に」差し止めを求める仮処分を申し立てている」として「国のエネルギー政策を
混乱させてはなるまい」とした。(中略)
17年6月14日付社説「核物質飛散事故 原子力機構にたるみはないか」は茨城県
大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで5人が被曝する事故を
取り上げたが、これもひどい。「放射線医学総合研究所が全員を再計測した結果、
プルトニウムは検出されなかった」「健康への大きな影響はないという」とし、
当初「半端な状況ではない」と断じた原子力規制委員会にさえ「無用に不安を煽
った」と批判の牙を向けた。
その後、5人全員の尿からプルトニウムが検出され、内部被曝は自明となった
が、ウソが判明しても社説で沈黙を決め込んでいる。(中略)
これらの社説では、再稼働を阻むなら司法も原子力規制委員会も批判する「一
貫性」はある。
しかしその「一貫性」を裏付けているものは何であり、科学的思考に耐えられ
るものなのか。社説を読む限り、思考を放棄していると言わざるをえない。
(「週刊金曜日」2017.6.30・1130号より抜粋)
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┗■2.メルマガ読者からの原発情報3つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.核のごみ 増やさないのが大前提
7月12日東京新聞朝刊5面【社説】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017071202000143.html
2.インタビュー:新産業生まれず、危機発生なら
ヘリマネ懸念=金子勝教授 ロイター7/12(水)16:33配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170712-00000072-reut-bus_all
3.死にかけの東芝でこれから起きること
知られざる「1兆円規模」のリスクが…
現代ビジネス7/12(水)7:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170712-00052226-gendaibiz-bus_all
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┗■3.メルマガ読者からの「新潟日報」情報2つ
| 1.管理区域防火壁に穴-柏崎刈羽原発2号機、
| 代表会見で公表せず
| 2.東電新潟本社・橘田代表初会見『地元本位』を強調
└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)
◆管理区域防火壁に穴-柏崎刈羽原発2号機、代表会見で公表せず
東京電力は12日、柏崎刈羽原発2号機原子炉建屋地下1階と地下5階の管理区
域内2か所で、建築基準法に違反し、配管を通すために開けた防火壁の貫通部を
モルタルなどでふさがず、穴が開いたままになっていたと発表した。
東電社員が8日、建屋内を巡回中、廊下と階段を隔てる防火壁に穴を見つけた。
大きさは地下1階が直径約20センチ、地下5階が同約8センチ。配管工事は15年
ほど前に実施されていた。
建築基準法では、防火壁の貫通部はモルタルなどで埋める必要がある。東電は
2か所を埋めるほか、他の号機でも穴が開いたままの箇所がないか調査する。
東電は11日に国や地元自治体に報告したが、12日午後2時に新潟本社で開いた
橘田昌哉代表の会見では公表せず、報道発表は午後4時半前だった。発表がずれ
込んだことについて東電は「会見までに事実関係など情報のとりまとめが間に合
わなかった」とした。
(7月13日「新潟日報」より、紙面のみの掲載でネット上に掲載なし)
◆東電新潟本社・橘田代表初会見『地元本位』を強調
東京電力新潟本社の橘田昌哉代表は12日、代表就任後初の定例会見を開いた。
10日の原子力規制委員会臨時会合で、小早川智明社長ら首脳が田中俊一委員長か
ら「柏崎刈羽原発を運転する資格はない」と批判されたことに触れ、「主体的に
一つ一つ実績を積み重ね、(県民に)信頼される事業運営体制を構築できるよう
先頭に立って取り組みたい」と抱負を述べた。
新潟本社は5月から柏崎市と刈羽村で各戸訪問を行い、対象の約4万千世帯の
うち約3割に当たる約1万2千世帯で終えた。住民からは励ましの声と苦言があ
ったという。橘田氏は「地元本位で行動することの重要性を改めて痛感した」と
話した。
柏崎刈羽原発が被災した中越沖地震から10年を迎えることについては「教訓を
生かし切れていない」との認識を示し、免震重要棟の耐震性不足を巡る問題など
を挙げて「リスクを含む情報をきちんと明らかにできていない」と語った。(後略)
(7月13日「新潟日報」より抜粋、紙面のみの掲載でネット上に掲載なし
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内
| (お問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆7/15脱原発をめざす首長会議
『原発に依存しない地域社会のために』
日 時:7月15日(土)13:30より16:20(開場13:00)
会 場:新潟ユニゾンプラザ4階大研修室
(新潟市中央区上所2-2-2)JR新潟駅から車で約8分
共 催:脱原発をめざす首長会議、原子力市民委員会
問合せ先:脱原発をめざす首長会議事務局
E-mail:mayors@npfree.jp
詳細 http://mayors.npfree.jp/?p=5203
参加費:500円 ※どなたでも参加可能です。
第1部:報告
▽吉岡斉氏(九州大学大学院比較文化研究院教授、
原子力市民委員会座長)
▽藤原遥氏(一橋大学大学院経済学研究科後期博士課程、
原子力市民委員会メンバー)
▽渡邊登氏(新潟大学人文社会教育科学系教授)
第2部:パネルディスカッション
司会:上原公子氏(元東京都国立市長、
脱原発をめざす首長会議事務局長)
パネリスト:報告者に加え、
▽村上達也氏(元茨城県東海村長、脱原発をめざす首長会議世話人)
▽笹口孝明氏(元新潟県巻町長、脱原発をめざす首長会議会員)
◆7.23第38回被ばく学習会『「土の除染」より「心の除染」?』
講 演:黒川祥子さん(フリーライター)
日 時:7月23日(日)午後1時開場 1時15分~5時15分
場 所:文京区・アカデミー茗台・学習室A
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅下車、
「春日通り」改札を出て右折、
春日通りを右へ 徒歩8分、茗台中学校と同じビル隣りの
入口から7階へ
内 容:福島県伊達市は他に先駆けて「除染」を打ち出しましたが、
伊達市の約7割は除染されないまま。
市長は「(それでも安心できるよう)心の除染が必要」
と言います。
伊達市出身のフリーライター・黒川さんは
伊達市のお母さんなどに取材を重ね、汚染地での苦悩と
運動などを克明に綴った『「心の除染」という虚構』を
今年2月に出版されました。
参加費:700円
申込先:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
電話:090-3577-4844(温品;ぬくしな)
主 催:放射線被ばくを学習する会
http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/blog/
懇親会:学習会のあと茗荷谷駅前で、2,000円程度。
申し込みの際、懇親会の出欠も付記してください。
チラシ:https://goo.gl/4H4SEj
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┗■5.新聞より3つ
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◆放射線遮蔽土を再利用、環境省 福島復興工事に
環境省は、東京電力福島第一原発事故の除染で出た土の仮置き場で放射線を遮
るために使われていた山砂(遮蔽土)を、福島県内の復興工事で使う計画を進め
ている。
最大で東京ドーム約4個分に当たる500万立方メートルあるとみられ、沿岸部の
道路や防潮堤建設で不足する盛り土としての利用を想定している。(後略)
(フクナワ-福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト-7月13日08:08より抜粋)
詳しくはこちらを http://fukunawa.com/fukui/27933.html
◆英国政府、新しい発電所建設に韓国型原子炉を採択
英国政府が原子力発電所建設事業に韓国型次世代原子炉モデル(APR-1400)を採
択したという報道が伝えられた。
12日、韓国メディア「東亜日報」によると、英国政府は最近、北西部ムーアサ
イド原発建設プロジェクトを引き受けた「ニュージェネレーション(ニュージェ
ン)」コンソーシアムに韓国型原子炉モデルを採択してもよいと通知してきた。
ニュージェン側は、最近、韓国電力公社にこのような事実を伝えた。同紙は、
今後英国議会の承認などの内部手続きが完了すれば、2009年アラブ首長国連邦
(UAE)原発以降、韓国としては2例目の原発輸出が成立する予定だと伝えた。
ニュージェンは日本の東芝が株式を60%を保有しているコンソーシアムだ。韓
電はことし初めから東芝が持つニュージェンの株買収に関心を示し、条件として
韓国型原子炉の建設を提案した。
当初、英国は韓国型原子炉の導入は難しいと難色を示したが、立場を変えて採
択を受け入れたことが伝えられた。
一方、APR-1400は韓国が独自技術で開発した原子炉モデルで、UAEに輸出さ
れたモデルと同一のものだ。
(7/12(水)11:31配信「中央日報」日本語版より)
◆回らぬ核燃サイクル 六ケ所村 再処理工場を歩く
大手電力会社でつくる日本原燃(青森県六ケ所村)は11日、原発で使い終えた核
燃料を再利用するための「再処理工場」など関連施設の一部を報道陣に公開した。
(中略)
再処理工場の完成は当初予定の1997年から23回も延期され、未だに稼働してい
ない。総事業費の見積額も3日に上積みされた。課題が残る現場をみた。
(吉田通夫) (後略) (7月12日東京新聞朝刊3面より抜粋)
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
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ます。予めご了承ください。
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