テント日誌8月10日…猛烈な暑さに閉口しながら
- 2017年 8月 12日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
猛烈な暑さに閉口しながら…… 8月8日(火)
台風5号が去った後の本日は、久し振りの猛烈な暑さパラソルでどうにか直射日光は避けられるが、アスファルトからの輻射熱で何とも閉口した、この怒りを国や経産省にぶっつけて「反原発運動」のバネとしたいと思います。
15時前に、遅番のFさんより電話が入り、今何人座り込んでいますかとの事人数を報告すると間もなく例の悠然とした歩調で何かをぶら下げて来た、あの荷物を持つ事が大嫌いなあのFさんがです。大分迷ったそうですが、それは冷たい「缶コーヒー」でした。感謝です(よっぽど何か良いことがあったのかな,このようなことは初めて!)16時頃より、雲が出てきて幾分凌ぎやすくなりました。18時前に、雨がポツリ、ポツリ、慌てて撤収して事務所に到着すると、雨もそれなりに降ってきた。(Y・R)
北方領土の日で右翼の街宣車はいっぱいきた 8月9日(水)
天気予報通り今日は朝から暑い。37度になると言われていたが実際そうだった。定刻に経産省前に着き、座り込みの準備をし始めると、白いシャツ黒いズボンの私服6人とカラーシャツの私服1人が来た。警視庁の右翼担当の刑事だという。
「今日は北方領土の日で右翼が外務省にたくさん来る」「パラソルなど出していると彼らが来るかもしれないので、自粛してくれないか」「混乱が起きると他の人にも迷惑がかかるから」「今日は皆さんは何人来るんですか」などと言う。
こちらは「右翼がくるならくればいい。私たちは原発反対で経産省に抗議している。混乱が起きたら原因は経産省にある」「パラソルは必需品。パラソルもなくて座り込みをしろというのか。熱中症になって死ねっていうのか」などと言う。
警察官は「熱中症にならないように気をつけてやってください」と言って、カラーシャツの私服一人を残して去る。
右翼の街宣車は外務省にはたくさん来た。「北方領土を返せ。外務省はきちんと仕事をしろ。外務省は恥を知れ」などと言っていた。車のボディに書いてある右翼団体は様々だった。街宣車なので道をぐるぐるまわりしていただけだ。
どこの団体かわからないが「経産省前の原発反対の者たちよ。われわれはお前たちより前からアメリカの原発を使うなんてことに反対していたのだ。だから原発事故が起こったからと言っていちいち行動はしないのだ」などと言っていた。前にテントに来た愛国党のおじさんは「俺は原発に反対だ」と言っていたが…。
通行人でカンパをしてくれて「ご苦労さんです」と言ってくれた人がいた。せめてもと思い冷たい水をのんでもらった。他にも「右翼に気をつけろよ」と言ってくれた人がいた。(T)
(Iのメール発信)北方領土の日で右翼がいっぱいいます。連中のガイセンカーは冷房車、我々は炎天下。私服警官とかいっぱい来て自粛要請をうけたが、逆に椅子の数を増やした。汗が滝となりながら、闘う姿勢アリアリのファイト!
水や空気や農業漁業や山や川や海を守る最前線の脱原発。
比較的気分の良い一日だった 8月10日(木)
昨日の炎天下(今夏の最高気温であった)で滝のような汗を流しながらの座り込みとは一変、一日中曇り空で適当な風もあり、それ程きつくない座り込みでした。セッティング中に、機動隊員が来て何か言いたげにすぐ横に立っていたが無視して作業続行していると、痺れを切らせて今日は、何時までですかといつもの質問、まあ天気の具合で5時か6時までといい加減な返事をする。
今日は、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」怒りの閉会中審査行動が、衆議院第二会館前で行われていて、その集会に参加された方々が帰りに寄って下さりカンパまでしてくれました。
通行人が、お疲れ様ですと丁寧に頭を下げていく人もいて比較的気分の良い一日でした。(Y・R)
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世の中はお盆休みに、続く経産省前の座り込みに参加を!
脱原発青空テント川柳句会が開かれます
8月13日(日)13時から 選者は乱鬼龍
経産省前にて いつもの句会です。川柳でもひねって暑さを払う
8月18日(金)5時~6時経産省前抗議行動
8月19日(土)プレイベント テント強制撤去から一年
この日は8月19日の総がかり行動「安倍内閣退陣を求める8・19議員会館前行動」が17時よりありますが、18時からはこのプレイベントに参加ください。経産省に結集を!
18時 ミニコンサート クラリネット演奏
18時20分 私たちは表現する
乱鬼龍 橋本ゆき 渕上太郎一瀬敬一郎 早川由美子 テントひろば当直者の証言他 あなたの一言も
19時 オープンマイク 日音協の皆さん うらん+稲葉光(歌とギター)
20時 終了予定
17時~戦慄映像「本当にあった怖い話 強制執行のドキュメント」
この日は8月19日の総がかり行動「安倍内閣退陣を求める8・19議員会館前行動」が17時よりありますが、18時からはこのプレレイベントに参加ください。経産省に結集を!
福島からの通信(転載)
井戸掘削工事影響か 第一原発4号 機振動で地盤変化
稲井です、
福島民報8月11日のもう一つ大切な記事です。
東電は、ウソを平気で発表します、由々しき事態です。
下のURLをポチすると説明図が見れます、素人が見ても既存連通菅から1,7メートルも新しい井戸は離れているのに、連通菅を破断するのが不思議ですね。
東京電力は10日、福島第一原発4号機近くの地下水をくみ上げる井戸「サブドレン」の水位が一時低下し、原子炉建屋内の高濃度汚染水が漏れ出す恐れが出たのは、現場近くで行っていた新たな井戸の掘削工事が原因となった可能性が高いと発表した。
水位が低下した井戸周辺の状況は【図】の通り。2日午後6時半ごろ、井戸の水位低下を知らせる警報が鳴った際、井戸から6.3メートル離れた場所で新たな井戸を掘り進めていた。水位が下がった井戸は地中にある連通管で別の井戸とつながっており、掘削地点と連通管の距離は1.7メートルあった。東電は工事の振動で地盤が変化し、掘削中の井戸や周辺の地中に水約2・5トンが流れ込んだとみている。井戸の水位が下がった原因が特定されるまで、新たな掘削を中止している。
東電は原子炉、タービン両建屋外の地下水が建屋内の汚染水の水位より低くならないように、建屋周辺にある井戸のくみ上げ量を調整している。
東電の高儀省吾福島第一廃炉推進カンパニー広報担当は10日夜の会見で、井戸の水位低下の公表が遅れた点について「社内の関係部署に対する説明に意識が集中し、速やかに公表する意識が抜けてしまった」と説明した。再発防止策については問題点を踏まえ検討するとしている。
http://www.minpo.jp/news/detail/2017081144120
広野のハイスクール世界サミット最終日 高校生復興へ意見発表
稲井です、
福島民報8月11日の記事です。
悪い大人が子どもを騙しています。
「原発ツアーを企画すべきだ」とんでもない事を言っています。
悪い大人の代表、安倍昭恵首相夫人は森友学園問題を無視して、福島で子ども達を騙しています。
全国の高校生が地域づくりなどについて考える「ハイスクール世界サミットin福島」は最終日の10日、広野町中央体育館でフォーラムを開き、高校生がワークショップの成果を発表した。
未来のまちづくり・みちづくりフォーラム実行委員会の主催、NPO法人ハッピーロードネットなどの共催、福島民報社などの後援。17道県の高校生62人が8日から現地視察やワークショップを繰り広げてきた。
フォーラムでは西本由美子実行委員長と名誉顧問の安倍昭恵首相夫人があいさつし、畠利行副知事、清水敏男いわき市長、遠藤智広野町長が歓迎の言葉を述べた。
高校生は「風評被害を越える福島のブランディング」「新しい魅力の発見から創造する浜通りの次世代ツーリズム」の二つのテーマで話し合った成果を披露した。「福島の特産品のモモに注目し、収益の一部を復興に役立てれば風評払拭(ふっしょく)につながる」「原子力災害に対する正しい理解を身に付けてもらうため、原発ツアーを企画すべきだ」などの意見が出された。
「福島で描く私たちの夢」と題し、高校生が被災地で感じたことや考えたことも発表し、アドバイザーと語り合うフロアディスカッションも催された。
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