緊急講演会 北朝鮮・ミサイル問題どう考える? 半田滋さん(東京新聞)に聞く
- 2017年 9月 22日
- 催し物案内
- 一滴の会
お 話 : 半田滋さん(東京新聞論説兼編集委員)
日 時 : 2017年10月3日(火)19時00分~(18時30分開場)
場 所 : 世田谷区烏山区民センター3F集会室 ※京王線千歳烏山駅下車
資料代 : 800円
共 催 : 今とこれからを考える一滴の会 hitosizukunokai@gmail.com TEL 090-6601-6786
ふぇみん婦人民主クラブ TEL03-3402-3238
協力:世田谷市民運動いち TEL03-3706-7204
北朝鮮は8月29日と9月15日、北海道上空を横切る弾道ミサイルを発射し、9月3日には6回目の核実験を行った。国連安保理では対北朝鮮経済制裁が議論されている。一方、日本政府は日本にミサイルが落下するとしてJアラートによる避難をうながし、各地で避難訓練が行われ、さらに米国から陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を導入するという。この問題の本質は何なのか、解決の道筋は? 東京新聞の半田滋さんにお話を伺い、ともに考えましょう。
【半田滋さんからのコメント】
北朝鮮の核・ミサイル開発がとまらない。国連安保理は9月、9回目の制裁決議を採択した。北朝鮮の狙いは米国に対する「強力な抑止力」を持つことにある以上、核とミサイルを放棄させるのは極めて困難である。もはや解決の道は、平和協定の締結に向けて米朝協議を開始する以外にないだろう。
だが、安倍晋三首相は危機を利用して、政権の求心力を高めるあざとい手法をとっている。8月、日本列島を越えてミサイルが発射された際、「わが国に弾道ミサイルを発射しました」と日本を標的にしたかのようにミスリードし、6回目の日本列島越えにもかかわらず、「これまでにない深刻かつ重大な脅威」とあおった。わたしたちは、安倍政権の脅しに乗ることなく、冷静に対処しなければならない。(東京新聞論説兼編集委員・半田滋)
【半田滋(はんだ・しげる)さんプロフィール】
1955年(昭和30)年生まれ。下野新聞社を経て、91年中日新聞社入社、東京新聞論説兼編集委員。獨協大学非常勤講師。法政大学兼任講師。92年より防衛庁取材を担当している。2007年、東京新聞・中日新聞連載の「新防人考」で第13回平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞。
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