【要請を!】軍事研究費を受けた4大学名が判明
- 2017年 12月 24日
- 交流の広場
- 杉原浩司
防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度」に応募して、分担研究先として今年度分の助成を受けたのが、
・岡山大 (TEL)086-252-1111 www-adm@adm.okayama-u.ac.jp
・東海大 (TEL)03-3467-2211 pr@tokai.ac.jp
・東京工科大 (TEL)042-637-2111 (FAX)042-637-2112 jm-rsc@stf.teu.ac.jp
・東京農工大 (TEL)042-367-5639 (FAX)042-367-5898 kenkyu1@cc.tuat.ac.jp
であることがようやく判明しました。各大学に今からでも助成を辞退するよう声を届けてください。
※関連ですが、12月20日に池内了さんの新刊が発売されました。前著である『科学者と戦争』(岩波新書)の続編です。
科学者と軍事研究(池内了著、岩波新書、780円+税)
https://www.iwanami.co.jp/book/b330657.html
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防衛省 岡山大など助成4大学判明 防衛装備庁、明らかに(12月23日、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20171223/k00/00m/040/169000c
自衛隊の防衛装備品に応用できる最先端研究を公募して研究資金を助成する防衛省の「安全保障技術研究推進制度」を巡り、岡山大、東海大、東京工科大、東京農工大の4大学が今年度分の助成を受けたと、制度を運営する防衛装備庁が22日、明らかにした。
同制度は「軍事研究に当たる」との批判が強く、科学者の代表機関・日
本学術会議が今年3月、大学などの応募に否定的な声明を出している。防
衛装備庁は8月、今年度分の配分先14件を代表機関の企業や公的研究機
関名と共に発表したが、分担研究する4大学名は公表していなかった。
同庁は「分担研究機関との研究委託契約は装備庁とではなく代表研究機
関と結ぶため、了承なく公表できない」と説明していた。4大学の研究者
名や研究内容は明らかにできないとしている。
同制度は3年目の今年度から予算額が110億円と昨年度の6億円から18倍に急増。それに伴い新設された高額研究枠は、最大5年間で総額20億円が提供され、4大学はこの枠で研究費を受け取る。東京農工大は小規模研究枠でも採択された。
今年度の応募総数は104件と昨年度の44件(配分先は10件)から急増していた。【千葉紀和】
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