たんぽぽ舎から TMM:No3262
- 2018年 1月 13日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
2018年1月12日(金)地震と原発事故情報-
6つの情報をお知らせします
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★1.2018年、たんぽぽ舎に届いた年賀状の紹介 (上)
★2.1/10関西電力東京支社への申入れ報告
大飯原発動かすな・高浜原発止めろ
中間貯蔵あてもなく核のゴミ増やすな
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
東海第二原発再稼働 6市村の了解強調 東海村山田修村長…ほか
黒木和也 (宮崎県在住)
★4.自然災害で最も嫌なのは「地震」
日本でも増えてきている豪雨や竜巻
警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その230
島村英紀(地球物理学者)
★5.メルマガ読者からのイベント案内
(お問い合わせは主催者へ)
◆2/3講演と2/3-4写真展
○「福島菊次郎が問う『戦後』-原爆・基地・三里塚-」
講演:永田浩三さん(元NHKプロデューサー、武蔵大学教授)
会場:府中グリーンプラザ
◆2/10(土)第4回プレ東日本大震災復興支援講演会「故郷を取り戻す」
「浪江町復興への闘い」馬場有(福島県浪江町町長)さんが語る
会場:成美教育文化会館グリーンホール
★6.新聞より2つ
◆福島第一原発・処理水放出…「決定の時期」 更田規制委員長が見解
(1月12日福島民友新聞11:02配信より)
◆日本原電、東京電力・東北電力に債務保証要請
安全対策費1800億円確保で
(1月11日東京新聞「茨城」より抜粋)
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※1/20(土)学習会にご参加を!「先月、今月、来月の原発問題」
原発問題の最新の情報をもとに分かりやすい解説
講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)
日 時:1月20日(土)14:00より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
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※1/20(土)STOP!伊方原発 四国電力東京支社抗議
伊方現地行動に連帯する東京行動
日時:1月20日(土)13:00より14:00
場所:四国電力東京支社前[大手町フィナンシャルシティグランキューブ前]
(地下鉄千代田線大手町駅C1出口すぐ丸の内線大手町駅A1出口)
よびかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549
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┗■1.2018年、たんぽぽ舎に届いた年賀状の紹介 (上)
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1.「たんぽぽのわた毛が日本の各地へ、そして足元へ。根をはり、育ち、
地域に生き生きと仲間を拡げています。
(安倍晋三)モンスターは、巨大化してしまいましたが、根がありません。
今年こそ止めるとき!イデオロギーじゃない。
イソップのお話にもあるのですよね。
『太陽と北風』そして太陽政策。」 東京都 Aさんより
2.「真実 真想を撃つメディアの登場とそれを望む民衆 庶民 雑民の
誕生が必要だなーと、酔頭でグチャグチャと。」 神奈川県 Bさんより
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┗■2.1/10関西電力東京支社への申入れ報告
| 大飯原発動かすな・高浜原発止めろ
| 中間貯蔵あてもなく核のゴミ増やすな
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
◎ 1月10日(水)17時に合計4人で富国生命ビル(内幸町)9階の関西東京支社
の受付に入り、総務の島田さんに申入書を提出し、補足質疑をした。
まず、久保さんから再稼働阻止全国ネットワークの「申し入れ書」を読み上げ
て提出した。
◎ データ改ざん問題について尋ねたが新たな回答は無し、積極的に調査するよ
うに要望した。むつ市中間貯蔵について追求すると、関電はむつ市とは言ってい
ないと強調、報道に対して関電がナーバスになっている。
初参加の池田さんが青森出身だけれどなぜ核のゴミを青森に押し付けるのかと
厳しく糾弾、関電が申入れ拒否を匂わす。
関電が(福井)県外と発表したはずだがこれについても明確な回答無し。
◎ MOX燃料の価格は答えなかった。広島高裁の伊方稼働差止を受け、火山影
響評価を見直すように訴えた。
詳細には、後日久保さんから関電本店に電話して口頭回答をもらう。
◎ 続いて、武笠さんが「反原発自治体議員・市民連盟」の「高浜原発の稼働を
停止し、大飯原発を再稼働せず、全ての原発の廃炉を決定することを求めます。」
を読み上げて提出し、周辺自治体住民の反対についての本店との電話のやりとり
を説明し、後日追加電話質問をすることを確認した。
申し入れ後は、既に始まっている富国生命ビル前の抗議行動に合流、通りがか
りの人たちに再稼働阻止全国ネットワークリーフレットを配布した。
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┗■3.メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
| 東海第二原発再稼働 6市村の了解強調 東海村山田修村長…ほか
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.東海第二原発再稼働 6市村の了解強調 東海村山田修村長
茨城新聞クロスアイ1/11(木)4:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000002-ibaraki-l08
2.原電、再稼働へ対応急ぐ 東海第二原発 大きな節目の1年に
東京新聞【茨城】2018年1月11日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201801/CK2018011102000154.htm
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3.日立の英原発計画、日英政府が支援 事業費3兆円確保へ
産経新聞1/11(木)23:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000577-san-bus_all
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┗■4.自然災害で最も嫌なのは「地震」
| 日本でも増えてきている豪雨や竜巻
| 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その230
└──── 島村英紀(地球物理学者)
◎ 昨年末、クリスマスの季節だというのに、フィリピン南部のミンダナオ島が
台風に襲われて被害が拡がった。死者行方不明者数は450人を超えた。一時は7万
人が避難した。
フィリピンは台風銀座で、例年平均して20もの台風に見舞われる。だが、人口
2000万人のミンダナオ島を台風が直撃したのはまれだ。
このフィリピンの台風災害を入れなくても、ある大手の再保険会社の統計では、
2017年の損害補償額はその前年の2倍以上に達し、過去3番目に大きな額だった。
損害補償額を押し上げたのは米国東部やカリブ海の島々を襲ったハリケーン、
「ハービー」と「イルマ」、「マリア」の被害だった。
◎ プエルトリコなど貧しい国でのハリケーンの被害は大きく、まだ電力復旧の
めどさえたっていない。壊れた家の復旧はまだ遠い。キューバも大きな被害を出
し、国家評議会議長の交代がそのために遅れているほどだ。
ちなみにハリケーンは台風と同じものだ。大西洋にあるものをハリケーン、イ
ンド洋のものをサイクロンという。
地球温暖化の結果として、「気象が凶暴化」する。台風やハリケーンがより大
きくなり、日本でも、いままでにはほとんどなかった豪雨や竜巻が増えてきてい
る。日本付近の海水温が上がったために、台風が海水からもらって成長するエネ
ルギーが大きくなり、台風が日本に近づいても弱まらず、なお大きくなっている。
◎ ところで、2017年の保険金支払では南北アメリカ大陸が最大の支払になった。
カリブ海地域や米国南部を襲った複数のハリケーンのほか、メキシコでの二度の
大地震、米国カリフォルニア州の山火事が、いずれも南北アメリカ大陸であった
ためだ。このほか、世界各地で自然災害が起きて支払が行われた。
◎ 2017年では不幸中の幸いもあった。それは災害の被害額は増加したものの、
死者数は上昇が見られなかったことだ。2017年の災害で1万1000人以上が死亡、
あるいは行方不明になったが、これは2016年と同水準だった。
災害による死者数では地震による死者が、毎年、圧倒的に多い。たとえば国連
が過去20年間に世界で起きた自然災害を数えたら、1996年~2015年の20年間に自
然災害で死亡した135万人のうち半分以上の75万人が地震によるものだった。
2017年の場合は、地震による死者数が例年より少なかった。それでもメキシコ
の二回の地震で1000人近くがなくなった。
◎ 自然災害には、地震や火山噴火のほか、洪水や土砂崩れ、熱波、暴風雨とい
った気候変動に関連した災害もある。
どれも怖い。だが、台風はだんだん近づいてくるのが分かる。豪雨や洪水もい
きなり、ということはない。
それに比べて、突然、不意打ちで起きる地震が、自然災害のなかでももっとも
嫌なものに違いない。
(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より2017年1月5日の記事)
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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内
| (お問い合わせは主催者へ)
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◆2/3講演と2/3-4写真展
○「福島菊次郎が問う『戦後』-原爆・基地・三里塚-」
講 演:永田浩三さん(元NHKプロデューサー、武蔵大学教授)
日 時:2018年2月3日(土)14時(開場13時半)より
会 場:府中グリーンプラザ6階大会議室 定員:先着180名
(京王線府中駅北口1分)
資料代:500円
○福島菊次郎写真展
日 時:2018年2月3日(土)11時~20時、4日(日)10時~18時
会 場:府中グリーンプラザ5階展示ホール
入場料:無料
上記の2つとも
主 催:「福島菊次郎が問う『戦後』」実行委員会
共 催:福島菊次郎写真パネル保存会
問合せ:一ノ瀬 090-5764-8713 ketmipeace@yahoo.co.jp
「殺すな、殺されるな」「闘え!」を遺言として2年前に他界した反権力の写
真家・福島菊次郎の写真を通して、戦後の民衆の抵抗史を見る。
「クローズアップ現代」、「NHKスペシャル」などを制作した元NHKプロデュー
サーの永田浩三さんが講演。砂川、三里塚からの報告も。
※当日は復刊された『ピカドン ある原爆被災者の記録』(限定販売、予約受付)や
『証言と遺言』など福島菊次郎関連の書籍などの販売あり。
◆2/10(土)第4回プレ東日本大震災復興支援講演会「故郷を取り戻す」
「浪江町復興への闘い」
馬場有(ばばたもつ・福島県浪江町町長)さんが語る
日 時:2月10日(土)14時より16時(開場13時30分)
会 場:成美教育文化会館グリーンホール
(東久留米駅から徒歩5分)
東久留米市東本町8-14 TEL 042-471-6600
主 催:東久留米市福島県人会
問い合わせ 090-5996-4201 (富塚)
入場料:500円
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┗■6.新聞より2つ
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◆福島第一原発・処理水放出…「決定の時期」 更田規制委員長が見解
東京電力福島第一原発事故で避難指示が出た市町村を訪れている原子力規制委
員会の更田(ふけた)豊志委員長が11日、いわき市など4市町を訪問し、首長と
意見交換した。
清水敏男いわき市長との会談で更田氏は、第一原発から出る、汚染水を浄化し
た後の放射性トリチウム(三重水素)を含む処理水について「今年の大きな議論
だ。意思決定をしなければならない時期にきている」と述べた。
処理水について更田氏は「貯蔵タンクに貯留し続けられるのは2、3年程度。
希釈して放出するにしてもその準備に2年以上かかる」との見解を示し「多くの
人が受け入れ難い判断とは理解しているが、福島第1の廃炉を前に進めるには速
やかに決断すべき時がきている」と話し、決断に向けては東電が主体的な役割を
果たすべきだと強調した。
風評被害については「科学的、技術的に見れば環境や海産物に影響が出ること
はないが、気持ちの問題もある」として、漁業関係者らの合意を得ることが大切
と指摘した一方で「いたずらな意思決定の先送りが許されるものとは思っていな
い」とした。
更田氏はこれまで一貫して「希釈して海洋放出するのが現実的で唯一の選択肢」
と発言。処分方法を巡っては、経済産業省の小委員会が社会的影響を含めて議論
している。 (1月12日福島民友新聞11:02配信より)
◆日本原電、東京電力・東北電力に債務保証要請
安全対策費1800億円確保で
原電の村松衛社長は10日、水戸市内で報道陣の取材に応じ、東海第二原発の
安全対策工事費1800億円を確保するため、電力供給先の東京電力と東北電力に対
し、債務保証を求めているとした上で「最終的な詰めには至っていない」と明ら
かにした。
ただ、東電は福島第一原発事故を起こし、国から支援を受けていることから、
原電が債務保証を受けられたとしても、厳しい批判が出そうだ。(後略)
(1月11日東京新聞「茨城」より抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201801/CK2018011102000153.htm
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掲載については編集部の判断とさせて下さい。
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件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
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