アジア記者クラブ2月定例会
- 2018年 2月 6日
- 催し物案内
- 森広泰平
美濃加茂市長事件は終わったのか
繰り返された犯人視報道と警察・検察の暴走
2018年2月28日(水)18時45分~21時
明治大学研究棟4階・第1会議室
ゲスト 郷原信郎さん(弁護士)
2013年4月に当時28歳の藤井浩人さんが美濃加茂市で
史上最年少の市長に就任しました。翌年6月に事前収賄などの
容疑で藤井市長は逮捕。警察発表を鵜呑みにした報道各社は、
本人が否定している収賄を前提にした犯人視報道に終始し、辞
任の時期のみに関心が集中、美濃加茂市民と市役所職員が藤井
市長の無実を信じていたことを理解できなかった。
美濃加茂市長事件は、贈収賄事件で立件された金額がわずか
30万円の事案、事実であったとしても逮捕に至らない事件。
証拠は、多額の詐欺を「お目こぼし」してもらった融資詐欺の
犯人の証言だけというお粗末さだった。
2月定例会は、『青年市長は“司法の闇”と闘った』(KADO
KAWA)を上梓された美濃加茂市長事件の主任弁護人、郷原信郎
弁護士をお招きします。郷原弁護士は、人質司法と全メディア
による犯人視報道の中で、市民の市長支持を背景に市長の早期
釈放を勝ち取り、一審で無罪判決の後、高裁で逆転敗訴、昨年
12月11日、最高裁は上告を棄却した。
当日は、検事出身の郷原弁護士から見てもあり得ない違法な
状態、つまり警察や検察の杜撰極まりない捜査で冤罪を生む構
図、上級審の体をなさない司法の劣化がまかり通っている現状、
何より司法や権力の不正を監視しなければならないマスメディ
アの機能不全について報告していただきます。
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記
載の上、必ず2日前までにEメールでお申込み下さい。返信メ
ールでの予約の承認がないと参加できませんので注意願います。
■会 場 明治大学研究棟4階・第1会議室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■資料代 ビジター1500円、会員1000円、
明大生・教職員無料(予約制)
■主 催 アジア記者クラブ(APC)
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
東京都千代田区三崎町2-6-2
ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付
E-mail:apc@cup.com
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