國學院大學・公開研究会 2018年2/27(火)カール・ポラニーと社会連帯経済
- 2018年 2月 21日
- 催し物案内
- 伊藤 誠
今日の競争的な資本主義経済のもとで、人間と自然におよぼす荒廃作用への憂慮が深
まっています。その限界をどのように理解し、変革へのオルタナティブの可能性をいか
に広げてゆけるか。協同組合、共同体企業、非営利団体による地域社会からの自生的な
連帯経済活動など、いま、社会連帯経済に向けたさまざまな取り組みが世界的な関心を
集めています。そしてまた、こうした運動の思想的・理論的基礎として、カール・ポラ
ニーの思想と理論が再評価される機運が高まっています。
そこで、今回の公開研究会では、あらためてポラニーの思想と理論の基本とその現代
的意義について、皆さんと意見を交換しながら、ごいっしょに理解を深めて行きたいと
思います。
■ 日時:2月27日(火) 13:30 ~ 18:00
■ 場所:國學院大学渋谷キャンパス 120周年記念2号館 1階 2102教室
アクセスマップ :https://www.kokugakuin.ac.jp/access
キャンパスマップ:https://www.kokugakuin.ac.jp/general/financialinformation/c
ampus_shibuya
■ 参加費無料、直接おいでください。
(資料準備のため、下記メールあてに、できれば参加のご連絡をお願いします)
■ <プログラム (総合司会) 古沢 広祐(國學院大学経済学部教授)
第I部: 13:30 – 15:30 (40分×3報告)
報告1 「カール・ポラニーの市場社会観と社会改革思想」
若森 みどり(大阪市立大学教授)
報告2
「カール・ポラニーによる『制度化された過程としての経済』と自然に関する一考察」
室井 遙(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
報告3
「『埋め込まれた経済』としての資本主義:K.ポラニーからI.ウォーラースティンへ」
中馬 祥子(國學院大学経済学部教授)
<休憩 15:30 – 15:45
第II部: 15:45 – 18:00 (20分×2コメントの後,16:25より総合討論)
コメント1「進化経済学からみたK.ポラニーとK.マルクス」
西部 忠 (専修大学教授)
コメント2「K.マルクスからみた社会連帯経済とK.ポラニー」
伊藤 誠 (東京大学 名誉教授)
総合討論
(主催)「資本主義再考」研究会、國學院大学経済学部共同研究グループ
(連絡・問い合わせ先)資本主義再考研究会 rckenkyukai@gmail.com
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