市民や労働組合の抗議活動規制・弾圧に道を開く東京都迷惑防止条例改悪案
- 2018年 3月 16日
- 交流の広場
- 紅林 進
警視庁は、2018年第2回(今)都議会定例会に、「公衆に著しく迷惑をかける暴力行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例案」(「東京都迷惑防止条例(改正)
案」)を提出するが、これは市民や労働組合の抗議活動を意図的に規制・弾圧しうるものであり、労働組合の団体行動権、市民の言論表現の自由、知る権利、報道の自由を侵害するものであり、また憲法94条に反するものです。
これが通れば、官邸前の抗議行動や安倍批判も規制・弾圧されかねません!
以下、呼びかけを転載させていただきます。
3月19日「警察・消防委員会」で審議、
22日採決、
29日の都議会最終日に成立するスケジュールのようです。
警察・消防委員会メンバーへの要望書のファックスや電話の呼びかけも行われています。
警察・消防委員会は、
委員長大津ひろ子(都)
副委員長橘正剛(公)
石毛しげる(都)
理事両角みのる(都)
吉原修(自)
中村ひろし(民)
委員大山とも子(共)
細谷しょうこ(都)
東村邦浩(公)
中嶋義雄(公)
増子ひろき(都)
尾崎大介(都)
高島なおき(自)
元民主党で現都民ファーストの大津ひろ子都議が委員長で、大山とも子都議、橘都議、中村都議は、各会派の幹事長です。
両角みのる都議は元かがやけtokyoです。
都民ファーストが反対すれば通らないのですが・・。
以下は自由法曹団による意見書です。
憲法で保障された労働組合の団体行動権、国民の言論表現の自由、知る権利、報道の自由を侵害するものであり、また憲法94条に反するものである。
自由法曹団東京支部は、自由と民主主義を擁護する法律家団体として、迷惑防止条例の改正案に断固として反対する次第である。(まとめより抜粋)
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