たんぽぽ舎から TMM:No3342
- 2018年 4月 16日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No3342】
2018年4月16日(月)地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.東海第二原発の20年延長やめて廃炉にして!
日本原電本店(東京都千代田区)へ全国の人々が申し入れ
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.今年も「サクラ調査」をやっています
参考までに「サクラ調査2018のご案内」を掲載します
たんぽぽ舎サクラ調査ネットワーク
★3.「経団連、経済同友会、商工会議所は『原発ゼロは現実的でない』
という誤ったメッセージを出している」
著書『原発ゼロで日本経済は再生する』から<1>
吉原 毅 (原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長)
★4.新聞より5つ
◆原発ゼロ推進強調 小泉純一郎元首相、水戸で講演(約1500人)
(4月15日(日)茨城新聞クロスアイ4:00配信より抜粋)
◆<原発のない国へ 世界潮流を聞く>(2)再エネに送電線開放を
国際再生可能エネルギー機関センター長・ドルフ・ギーレン氏
(4月15日東京新聞朝刊2面より見出し)
◆<原発のない国へ 世界潮流を聞く>(3)市民が再生エネ後押し
米ロッキーマウンテン研究所主幹 リリー・ドンジ氏
(4月16日東京新聞朝刊2面より見出し)
◆内閣支持31% 内閣不支持52%
朝日新聞全国世論調査(電話)
(4月16日朝日新聞朝刊1面より抜粋)
◆首相説明79%納得できず 内閣不支持52.6%
内閣支持下落37% 共同通信世論調査
(4月16日東京新聞朝刊1面より抜粋)
━━━━━━━
※《事故情報編集部》より
メールマガジン読者の方々へ、引き続きのお願いです
※メールマガジン読者の方々のまわりに「9日以降たんぽぽ舎のメル
マガが受信できない」という方がいらっしゃれば、たんぽぽ舎あてに
「メルマガ再登録希望」とメールしてもらうようお伝え下さい。
大変お手数をおかけ致します。よろしくご協力をお願い致します。
━━━━━━━
※4/22(日)「反原発自治体議員・市民連盟」第8回総会&特別講演会
日 時:4月22日(日)13:30開会
特別講演「原発をつくった私が、原発に反対する理由」
講演開始時間15時頃
講 師:菊地洋一さん(元GE技術者)
講演会はどなたでも参加できます。参加費:500円
主 催:「反原発自治体議員・市民連盟」 090-5497-4222
━━━━━━━
┏┓
┗■1.東海第二原発の20年延長やめて廃炉にして!
| 日本原電本店(東京都千代田区)へ全国の人々が申し入れ
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
◎4月16日(月)午後、東京都千代田区の日本原電本店前に「全国相談会」へ参加
した人々が、東京の人々と共に集まりました。
全国から参加したのは、青森県、宮城県、石川県、茨城県、静岡県、鳥取県、
愛媛県、鹿児島県、佐賀県の皆さん(関西ほか何人かは事情で早く帰りました)。
東京圏は、東京、千葉、埼玉、神奈川県からの参加でした。
◎けしば(東京杉並区議)氏の司会で、集会を開始。日本原電本店総務の田中氏が
1階玄関まで降りてきて、2つの団体(「再稼働阻止全国ネットワーク」、「反原
発自治体議員・市民連盟」)からの申し入れ文を受け取りました。申し入れ文は、
「東海第二原発の20年延長やめて廃炉にして下さい」という内容です。
◎集会では、柳田(再稼働阻止全国ネットワーク)、相沢(茨城県)、吉田(佐賀県)
がそれぞれ「東海第二原発は経理的基盤がない」、「7年前の東日本大震災で被
災し傷だらけの原発だ。40年たったオンボロ原発だ」、「廃炉がふさわしい」-
等々を述べました。
集会の最後は、武笠さんの抗議コールでしめくくりました。
◎以下、本日の要請文(「反原発自治体議員・市民連盟」)を紹介
要 請 書
2018年4月16日
東海第二原発の20年延長を撤回し、再稼働をしないよう求めます
日本原子力発電株式会社取締役社長 村松 衛 様
反原発自治体議員・市民連盟
共同代表:佐藤英行(北海道岩内町議)
福士敬子(前東京都議)
武笠紀子(前千葉県松戸市議)
野口英一郎(鹿児島県鹿児島市議)
東京都杉並区高井戸東3-36-14-301問合せ090-5497-4222
私たちは、3.11福島第一原発事故の直後に立ち上げた「反原発自治体議員・市
民連盟」に所属する自治体議員と市民です。
川内原発の再稼働に反対し、立地自治体に請願・要請行動を行って以来、伊方
原発、泊原発、高浜・大飯原発の30キロ圏自治体に同意権を認める意見書を出す
よう求める請願・陳情を繰り返し提出してきました。
3月29日、日本原子力発電の東海第二原発の再稼働や延長運転に関し、立地自
治体東海村に加え、周辺5市の事前了解を必要とする安全協定が原電との間で結
ばれたことは画期的でした。これに先立ち、水戸市議会や常陸太田市議会で、東
海第二原発の20年延長をしないよう求める意見省が決議されています。
私たち反原発自治体議員・市民連盟は、以下の理由で、原電が東海第二原発の
20年延長を断念するよう求めます。
東海第二原発は、福島第一原発事故を起こした沸騰水型軽水炉を使用し、3.
11で被災した老朽原子炉です。東京から110kmの距離にある首都圏の原発であり、
事故が起これば、福島の事故とは比べものにならない被害が予想されます。
第1に、東海第二原発の30km内に96万人、50km内に144万が暮らしている現状で
は、事故が起きれば広い地域が壊滅します。その際に、一斉に避難するのは不可
能であり、たとえ避難できたとしても故郷に戻ることができません。
第2に、東海第二原発敷地と、日本原子力研究開発機構の東海再処理工場が近
接し、大量の放射性廃棄物が置かれ、ほぼ満杯状態という危険な状況にありなが
ら、使用済み核燃料の処分先が決まっていないことです。
第3に、東海第二原発の老朽化した格納容器などは、取り替えることは不可能
であること。また可燃性の電源ケーブルの半分が取り替えられず、燃えにくいシー
トで覆うことでは、ケーブルが中から燃えることには対応できません。
第4に、房総半島沖に長さ160kmと300km以上の長さの巨大な活断層が存在する
ことが判明し、大地震を何度も繰り返してきた可能性が高いと指摘されています。
基準津波を17.1mとして18m超の防潮堤を作る計画で対応できるのか疑問です。
以上の危険性があるにもかかわらず、原電が十分な対策を立てているとはいえ
ません。 そして2月から開始された30キロ圏14自治体の住民説明会では、住民
が納得できる説明はなされませんでした。
私たち自治体議員は住民の命とくらしを守る責任があります。
しかしこのような実情を見れば、とうてい住民を守ることなどできません。
住民の命とくらしを守るために、原電は東海第二原発の20年延長を止め、再稼
働をしないよう強く求めます。
┏┓
┗■2.今年も「サクラ調査」をやっています
| 参考までに「サクラ調査2018のご案内」を掲載します
└──── たんぽぽ舎サクラ調査ネットワーク
〔注〕今年も「サクラ調査」(15年目-「サクラと環境・原発」調査)を
やっています。2018年3月1日に関係者へ発信した案内です。
サクラ調査に感心をもつ人、関連する人もかなりいて、問い合わせも
あるため、遅くなりましたが参考までに掲載致します。柳田 真
たんぽぽ舎サクラ調査ネットワーク各位
サクラ調査2018のご案内
いつもサクラ調査にご協力いただき,ありがとうございます.
今年もサクラの季節が近づいてまいりました.
例によって調査要綱&調査票を添付いたします(内容は例年と同じです).
ご無理のない範囲で調査していただけましたら,結果を私宛てのメールかたんぽ
ぽ舎宛ての郵送でお寄せ下さい.
サクラ調査報告集第15集.pdfとして取りまとめさせていただきたいと思います.
では,どうぞよろしくお願いいたします.
サクラ調査集計担当:山田昌郎
メールアドレス yamada-m89wm@pari.go.jp
┏┓
┗■3.「経団連、経済同友会、商工会議所は『原発ゼロは現実的でない』
| という誤ったメッセージを出している」
| 著書『原発ゼロで日本経済は再生する』から<1>
└──── 吉原 毅 (原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長)
◎オンエア前の打ち合わせで、私は古舘さんやスタッフに確認した。
「好き勝手にしゃべってもよろしいのでしょうか」
快諾を得た私は、違和感を覚えていた三大経済団体についてコメントした。
◎「経団連、経済同友会、商工会議所は、原発ゼロは現実的でないと言う誤った
メッセージを出している。もし原発が現実的というならば、経団連の加盟企業は
電力会社から原発を買い取って、自分たちで運営してください。もちろんそんな
危険なことができるわけがない。自分たちができもしないことを、人に押し付け
るとは無責任極まりないですね」
さらにこう付け加えた。
「なぜ運営できないかというと、買い取ろうとしても原発に融資する銀行がな
いからです。原発はコストも高く、危険であると銀行もわかっています。国家が
保証しないとわかった以上は、絶対に貸しません。
いまの原発は、最終的には国民に巨額のツケを押しつけることを前提としてい
るから、かろうじて成り立っているんです」
◎スタジオは水を打ったようにしんとしてしまった。
番組終了後、古舘さんやスタッフに「誰も私のコメントに反応してくれませんで
したけど、大丈夫でしたか」
と冗談交じりに尋ねると、スタッフの一人からこんな言葉が返ってきた。
「吉原さんが言う分には構わないんだけど、番組として私たちが言うと…何せ
番組のスポンサーは経団連加盟企業なので」
マスメディアも苦労しているんだな。そう思わずにはいられなかった。
(吉原 毅氏の著書『原発ゼロで日本経済は再生する』より抜粋)
2018/4/12メールマガジン第19号原自連(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)発
行より
┏┓
┗■4.新聞より5つ
└────
◆原発ゼロ推進強調 小泉純一郎元首相、水戸で講演(約1500人)
小泉純一郎元首相は14日、水戸市千波町の県民文化センターで「日本の歩むべき
道」と題して講演した。
東京電力福島第一原発事故後に持論とする「原発ゼロ」について、政府の原発
政策を批判した上で「ピンチをチャンスに。自然エネルギーに転換した国づくり
を」と語った。(中略)
日本原子力発電(原電)の東海第二原発(東海村)に関しては「11月で運転40年。
廃炉にしなければ」と断言。
原電支援の方針を示した東電について「自分で賠償や除染、廃炉ができないの
に、どうして他の原発支援ができるのか。信じられない」と批判した。(中略)
原発が(1)安全(2)コストが安い(3)クリーン-という「推進論者の三大スローガ
ン」は「全部うそ」とし、立地自治体への交付金や廃炉費用は「コストに入って
いない」と指摘。
「リスクと恩恵と言うが、原発に限らず事故は常に想定外。放射性廃棄物の処
分先も決まらないのに、今生まれていない子どもの分まで(費用)負担が必要。カ
ネまみれの産業が原発だ」と述べ、拍手を浴びた。
(4月15日(日)茨城新聞クロスアイ4:00配信より抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180415-00000002-ibaraki-l08
◆<原発のない国へ 世界潮流を聞く>(2)再エネに送電線開放を
国際再生可能エネルギー機関センター長・ドルフ・ギーレン氏
(4月15日東京新聞朝刊2面より見出し)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201804/CK2018041502000135.h
tml
◆<原発のない国へ 世界潮流を聞く>(3)市民が再生エネ後押し
米ロッキーマウンテン研究所主幹 リリー・ドンジ氏
(4月16日東京新聞朝刊2面より見出し)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201804/CK2018041602000129.h
tml
◆内閣支持31% 内閣不支持52%
朝日新聞全国世論調査(電話)
(4月16日朝日新聞朝刊1面より抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASL4H43J5L4HUZPS001.html
◆首相説明79%納得できず 内閣不支持52.6%
内閣支持下落37% 共同通信世論調査
(4月16日東京新聞朝刊1面より抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041602000125.ht
ml
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり
ます。予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
◆メールマガジンをお送りします
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
発信しています。
ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
送ってください。
違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
間違いの元となりますのでやめて下さい。
登録できしだい発信致します。
・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。
・配信の削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ
ります。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、
日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2
ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
新HP http://www.tanpoposya.com/
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
口座番号 00180-1-403856
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。