ドイツ放射線防護協会の提言/「3 月28・29日飯舘村周辺放射線サーベイの暫定報告」
- 2011年 4月 5日
- 時代をみる
(4月5日15時57分)
ICBUWヒロシマ・オフィスのサイトhttp://icbuw-hiroshima.org/に
ドイツ放射線防護協会の
日本における放射線リスク最小化のための提言
http://icbuw-hiroshima.org/wp-content/uploads/2011/04/322838a309529f3382702b3a6c5441a31.pdf
が掲載されています。
この提言は、
1.放射性ヨウ素が現在多く検出されているため、日本国内に居住する者は当面、
汚染の可能性のある*サラダ菜、葉物野菜、薬草・山菜類の摂取は断念すること
が推奨される。
2.評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kg
あたり4 ベクレル〔以下 Bq:訳者注〕以上のセシウム137 を含む飲食物を与え
ないよう推奨されるべきである。成人は、1kg あたり8Bq 以上のセシウム137 を
含む飲食物を摂取しないことが推奨される。
3.日本での飲食物の管理および測定結果の公開のためには、市民団体および基
金は、独立した放射線測定所を設けることが有益である。ヨーロッパでは、日本
におけるそのようなイニシアチブをどのように支援できるか、検討すべきであろ
う。
としており、引用された文の後で、その根拠が示されています。
こうした提言をみるにつけ、日本の政府・「専門家」の発言がいかに自国民の人命・健康を無視したものか(軽視というレベルではない)、この事態、なんといえばよいのか。
(4月5日15時37分)
3 月28・29日飯舘村周辺放射線サーベイの暫定報告
今中哲二氏(京都大学原子炉実験所)らの飯舘村周辺放射能汚染調査チームの暫定報告が原子力安全研究グループのサイトに掲載されています。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/iitatereport11-4-4.pdf
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