テント5月3日…人権についての常識からほど遠い人々の所業
- 2018年 5月 5日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
- 板門店安倍は無用と語りかけ – 無位史膳
- 安倍政権対話はいずこ福島よ – 落葉
- 日本は南北対話のカヤの外 - 原子力ドンキホーテ
- 手をつなぎ国境超えた涙出た - 芒野
- 南北の対話で灯す平和の灯 – 乾草
- 対話すらまともにできぬ安倍首相 – いっしー
経産省前テントひろば1807日後
人権についての常識からほど遠い人々の所業 4月28日(土)
薄い雲のベールで被われた水色の空。暑い陽ざしの中を風が舞い乱れ樹木の影が揺らめいていた。けっこう暑い。でも涼しい風は汗をたちまち乾かしてくれた。
今日は人も少なく静かと思っていたら4人座り込みに参加してくれた。南北会談の翌日とあって外務省に街宣車が来ていた。全学連のデモ隊が桜田通りを通過していった。完全装備の機動隊に囲まれて気の毒だった。殆ど機動隊員しか見えなかったから。
桜田通りに面した緑地と歩道の際に沿って一列に並べた数台の椅子。それが私たちのテント。雨を凌ぐときは傘を、風を遮るものは何もない。
始めは土の上に置いた小石だった。同じ場所で何年も雨に打たれ風に吹かれていれば小石は少しずつ大地に穴を穿つ。それが私たちの座り込み。
私たちの座り込みを感謝してくれる人もいる。とてもありがたいことだ。あくまで私に限ってのことだが、「いまだ感謝されるようなことは何一つしていない、まだ何も成し遂げてはいない」と思っている。
〇私が司令塔になって・・・蚊帳の外からアンダーコントロール
最重要問題と言いながら5年もたってから「拉致問題を取り上げて」と米韓にお願いするのが主体的。入れてもらえない首脳会談の司令塔になると僭称する。これは地獄のコメディなのか。
いまや意に染まない現実より勝手な主観を優先してきたことが招いた不可逆的状況だ。それでも蚊帳の外ではないと言う。テンカウントが終わった後のファイティングポーズは乾坤一擲のチェックメイト・ギャグ。
〇親密さ
欲しいのは 金と兵士と 軍事基地
寄越せば許そう ドナルド呼ばわり
〇花はどこに咲こうと美しいのに
「名乗り出よ」「ある意味犯罪」「セクハラとは縁遠い方々」「はめられたかもしれない」と出てくる言葉は決まって醜悪。ある意味正直とも言えるが人権擁護とは遥かに縁遠い方々。こんな人たちに合わせて憲法を変えたら国をつぶす。
〇ナチの手法
嘘も繰り返せば人は信じる、嘘は大きいほど人は信じる。本当かな。支持率を見る限り人柄を疑われては逆効果。その嘘本当?ってね。生兵法は怪我の元。
嘘の上に嘘、さらに嘘を上書きし、性懲りもなく嘘を乗せる。それは斜面を転がる雪玉のように大きくなり最期には雪崩を起こすだろう。
〇こんな連中に関わるために生まれてきたんじゃない
Jose Feliciano – Wichita Lineman
https://www.youtube.com/watch?v=z-bLIkWdSLE
Jose Feliciano – Light my fire
https://www.youtube.com/watch?v=5QJyyznbqUg
(O・O)
原発反対の声は無意識のように浸透しているのか 4月29日(日)
連休に入って五月晴れの日曜日、12時過ぎに経産省前に着くと例によって、藤原さんとEさんとで座り込みセッテイングは完了していて、イッシー、ワッシーコンビも加わって座り込みだ。今日はテント川柳句会があるということで多めに椅子を出していたが句会のメンバーによって満員盛況で椅子が足りない。道行く人の数人が「ご苦労様です」の声掛けをしてくれた。
ここに座り込んでテントがあったころを含めて足掛け8年になるので経産省前をよく通る人はここで原発反対の抗議をしていることは無意識のうちにも原発に関する問題意識を植え込まれているであろう。多くの問題を抱える原発を基幹電源とする経産省に対する怒りは福島事故8年超を経過してもなお収まらない。怒りに半減期は無い。原発やめろ~~~。(SK)
4月29日(日)午後1時より脱原発青空テント川柳句会
選者は乱鬼龍氏、席題は 「#Me Too」 「対話」 3時投句締切、3時半頃より入選者の発表、披講となりました
爽やかな快晴で日差しも強く初夏らしい一日でした。
今回の参加者は12名、入選句の発表後、選者より 入選者へ 鯉のぼりや花の飾り、団扇など 様々な景品が手渡されました。
入選句は以下の通りです。(S.E. )
「#Me Too」
特選
◆ セクハラが空気のようにある日本 ― 草地
秀句
★ #Me Tooの動き日本は広まらず ― 言奈地蔵
★ セクハラに負けじ黒服ミートゥデモ ―」 藤康
★ セクハラもパワハラも込み低賃金 ―のら
★ 女の気持ちわからぬおやじ忖度しろ ―やまつつじ
★ #Me Tooと書けず我が 身をふり返る - 無位史膳
「対話」
特選
秀句
次回の 脱原発青空テント川柳句会は5 月13日 (日)午後1時からの予定です。
今日は振替休日だったが、座り込みは楽しくやれた 4月30日(祝)
きょうは月曜日なのだが前日の日曜日が戦犯ヒロヒトの誕生日だった関係で今は昭和の日に衣替えして祝日なので休日振り替えで世間は休みなので寄ってくださる方は少なかったが当人たちは至って元気に座り込みを楽しみました。きょうの参加者は常連四人とドンキホーテ氏と群馬のT氏の六人であった。風が思いの外強く横断幕を立てている椅子には人が腰かけていないと簡単に横倒しされた。トイレに行くときは声を掛け合って風に負けないように連繋しあった。
ドンキホーテ氏が来られたのは先日亡くなられた馬場さんのマンションの引っ越しに友人代表として立ち会うためでした。荷物が予想以上に多くて積み残したので予想より早く終わってしまい、ドンキホーテおにぎりも大量に余ってしまったので座り込み参加者に食べてもらいたいと思い寄って下さったのであった。馬場さんの所からは使用可能な家具などテント仲間が貰い受けてそれぞれの家に運び込んだとのことなので大事に使ってくれるでしょう。
群馬のT氏は祝日で休みなので参加してくれたそうです。先日はミネラル水をカンパして下さったばかりなのに頭が下がります。群馬に比べると東京の太陽光線は人一倍強いようで蒸し暑さに悪戦苦闘されていた。最後に。レジェンド・Sさんが3時過ぎに参加されたことを忘れていたのでお詫びします。もうひとつ。今朝テレビを見ていたら安倍が又もや外国旅行しているようだ。安倍政治には信用出来ないとする世論調査で内閣支持率がどんどん下がって居たたまれないので観光旅行しているとしか思えないー無駄遣いするな。(保)
日比谷メーデーの隊列が経産省の前を通った 5月1日(火)
今日は5月1日、10時から行われた日比谷野音での集会に参加したSさんがやってきた。気温は30℃に迫る勢いで、上着は事務所に置いてワイシャツ姿で座り込んだ。
12時前に経産省門前を日比谷メーデーの労働者の隊列が通った。
デモ隊列の古い知り合いが何人も挨拶して、通り過ぎて行った。経産省の鳩は、最近は馴れ馴れしくなって、椅子の上に置いてあるパンを勝手につまみ食いするようになった。また、何人かの方がカンパをしてくれました。(EO)
いつも損していると思ってきた 憲法記念日の事 5月3日(木)
政府から疎んじられてきたのは致し方がないとは思ってきたが、それにしても5月3日とは損しているな、と思ってきた。憲法記念日である。連休の最中にあって、休日とは意識されては来たけど、憲法の記念日という意識がうすかったのである。特別に意識が向かうには忙し過ぎるのである。そういうことがいつも頭によぎってはきたけれど、それ以上に憲法ということは馴染にくい存在なのだということもある。僕は5月3日の憲法記念日にはいつもこんなことを考える。憲法改正の動きが眼前に現れてきているのに、それに対する僕の側での自発的な意識、あるいは主体的な意識としては沸き上がるものがないというか、反応が鈍いということがある。憲法という言葉にはどこか余所行き着物という言葉がついて回ってきた。
顧みれば僕は人以上に憲法については関心を抱いてきた。そう言っても過言ではない。僕が最初に起訴された事件は憲法に絡むものだった。1963年の憲法調査会の公聴会阻止闘争に関したものだった。これは安倍晋三の祖父の岸信介が作った憲法調査会(憲法改正のための調査会。1957年~1965年)の最終答申に反対する行動だった。それ以降、憲法については関心をだき続け、『憲法の核心は権力の問題である』(御茶ノ水書房)という本も出した。けれども、もう一つ憲法というのは意識にピーンとこないところがあり、そのことを絶えず考えざるをえなかった。それでも憲法に対する人々の意識や感覚は幾分か変わってきていることも感じて来た。それは自己の中でも実感できることであり、よき兆候といえる。
憲法といえばすぐに「改憲」か「護憲」か、という議論が出てきて憲法とは何かという議論にはならない、といことがあった。自民党が改憲を党肯としてきたことが背景にあるのだが、改憲をめぐる議論の中に憲法とはなにかということが強くでてくるようになってきた。「立憲」という言葉が出てくるようになったことはその表れだが、例えば、「安倍政権の改憲には反対だ」という声はそういうものの一つである。朝日新聞のアンケートによれば「安倍政権下での改憲には反対が58%」とあった。「9条に自衛隊明記」という安倍改憲案に対する反対も50%を超えているが、それ以上だったのだ。これは注目していいことである。憲法改正に最も熱心な安倍首相だが、安倍は最も憲法のことが分かっていないという人々の意識(認識)の現れだからである。安倍の改憲の眼目は9条の改憲であるが、その場合に安倍の戦争観と9条の根本にある戦争観とずれている。改憲というよりは壊憲だということが出てくるのである。これも正い認識である。
憲法とは「政権(権力)に対する国民の命令である」、「権力の乱用を戒め、権力を縛る」ものであり、権力に対する国民の要求であり、その意志なのである。これは今では常識化しつつある憲法観だが、安倍はこれにもっとも程遠い憲法観しか持ち合わせていない。安倍の権力者としての所業は恣意的な権力を乱用する者だし、その事に無自覚な存在である。憲法として権力のあり方に反する存在なのだ。これは森友・加計学園問題で「膿を出さねばならないと」発言に滑稽感を感じたことでもある。安倍の権力の乱用こそが、そしてそれをかばう官僚の権力の態様が問題なのに、そのことを関係ないふりをしている可笑しさなのだ。こうした安倍の言動をこりゃ「憲法に反する」行動と見ており。その日頃の言動の中に安倍の憲法理解の実際を見ているのだ。安倍にとって憲法は支配、つまりは統治の道具であり、手段であり、権力としての自己を制限し、縛るものではない。この安倍の憲法についての理解(認識)に対して人々は厳しい視線を向けており、批判的なのだ。「安倍政権での改憲反対」という人々の視線の背後に、人々の憲法についての意識(認識)の深まりがあることをみてとらなければならない。
こんな安倍に憲法をいじらせてはならない、という意識の深化を僕らは共有すべきである。自衛隊の憲法明記は「自衛隊違憲論」に終止符を打つという安倍の理由ではなく、本格的に国家の軍隊をいう安倍の戦争観の実現であり、それによって9条に体現されてきた日本の国民の戦争観の無化を狙ったものだ。ここでは、憲法の権威を逆に安倍は利用しょうとしている。彼の戦争観や軍隊観は憲法9条の戦争観や軍隊観(それに託されている国民のもの)とは相いれないのであり、そこを見ておかなければならない。憲法とは支配や統治の道具であるという憲法観を持つ安倍の、憲法の権威を利用しての政治的策である。安倍がやろうとしているのは、「自衛隊の憲法明記」で現行の憲法9条の自衛隊制約の解体である。本当のところが見えにくいのだが、僕らは安倍の国家観(憲法についての認識を含む)や戦争観を見続けることで、その狙いを見ぬかなければならない。歴史をふりかえれば、よく見えることであり、見えにくいことがあれば歴史にもどりつつそれをやらねばならない。憲法記念日にはそんなことを頭によぎらせるべきなのだろう。 (三上治)
今日は国会前で「アベを許さない」を掲げる行動もあった。5月3日(木)
今日は憲法記念日、有明で大きな集会がある。
ずっと心配していた雨が上がってほっとして出掛けた。
曇り時々晴れだが、風がやたら強い。
幟を括り付けた椅子に誰か座っていないといけない状態でちょっと心配だったが、Yさん一人残してヨーカンさんと国会前に向かう。
澤地久枝さん主催の「アベ政権を許さない」を掲げるためだ。
途中国会議事堂駅から降りてきてテントに向かう斉藤さんと遭遇しほっとした。
腰痛を抱えながら毎日座って下さるのに感謝です。
国会前にはいつもよりは少なかったが思ったより大勢集まり15分ぐらい黙ってプラカードを掲げた。
以前テントに来て下さっていた90歳過ぎたTさんも参加、お元気そうだったので安心した。
終わってから有明の憲法集会に向かう人たちもいた。
経産省前に戻ったらYさんが強風対策でバナーを外してくれていた。
国会前に行っていた女性二人が寄って下さったのでチラシを渡して色々話した。
その後土曜当番のOさんがひょっこりと現れてみんな笑顔に。
参加できなかった有明の集会が気になっていたが、Sさんからメールが来てたくさん人が集まっているとありみんな喜ぶ。
座り込みながらヨーカンさんと映画にもなった恵庭事件のことやETV特集で知ったナイキ裁判の話をし、彼女のウクレレ伴奏で9条の歌などを歌った。
両裁判とも平和に生きる権利が問題になったのですよね。
それは原発にもおおいに関係があることと思います。
もっと勉強しなくては……
斉藤さんは通りがかる人に脱原発を訴えたが、反応は少ない。
いつもは3時前に帰るヨーカンさんも4時まで残って片づけを手伝った。(I・K)
5月9日(水) 抗議行動に参加を!
◆ 大飯原発4号機再稼働やめろ!関西電力東京支社抗議行動
日 時:2018年5月9日(水)17:30より18:15
場 所:富国生命ビル前(地下鉄三田線内幸町駅A7出口すぐ)
よびかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549
◆ 第56回東京電力本店合同抗議のご案内
東京電力は日本原電の債務保証をするな!
東京電力の傲慢、独善、隠蔽、無責任体質は現在も継続中
東京電力へ抗議の声を挙げましょう
日 時:2018年5月9日(水)18時30分より19時45分頃まで
場 所:東京電力本店前
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟ほか130団体
福島原発告訴団からのおしらせ
公判予定
5月8日(火)、9日(水)、29日(金)、30日(水)
6月1日(金)、12日(火)、13日(水)、15日(金)
連絡先:福島原発告訴団 電話 080-5739-7279
5月11日(金) 5時~6時経産省前抗議行動(テントひろば)
官邸前抗議行動 18時~(首都圏反原連)
5月13日(日) 青空反原発川柳句会
経産省前ひろば 13時から 選者 乱鬼龍
5月13日(日)の座り込み終了後の16時30分ころから虎ノ門の事務所にて「馬場さんを偲ぶ」をやります。馬場さんに縁のあった方など、どなたでおいで下さい。
「とめよう東海第二原発!首都圏連絡会」
結成集会開催 5月21日(土) 17時より記者会見、18時結成集会
参議院議員会館 問い合わせ先 070-6650-5549
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