【原子力資料情報室・新外交イニシアティブ共催イベントご案内】 8/2(木)
- 2018年 7月 25日
- 催し物案内
- 原子力資料情報室松久保 肇
みなさま、
ご多忙のところ失礼致します。原子力資料情報室の松久保と申します。
原子力資料情報室(CNIC)と新外交イニシアティブは、8月2日(木)14:30より、衆議院第一議員会館(多目的ホール)にて、下記イベントを開催します。
ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。
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再処理政策の経済性を問う
http://www.cnic.jp/8076
日時:2018年8月2日 14:30~17:00(開場14:00)
会場:衆議院第一議員会館(多目的ホール)
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現在、日本では使用済み核燃料を再処理して取り出されたプルトニウムを核燃料として再利用する計画が進められています。しかし、取り出されたプルトニウムを利用するはずだった高速増殖炉計画は頓挫、軽水炉で利用するプルサーマル計画も目標が16~18基のところ、現状3基しか利用できていません。結果、現在日本は47トンものプルトニウムを保有するに至っています。その一方、再処理などに必要と見積もられているコスト16兆円は、電気料金として回収されています。
プルトニウムは核兵器にも転用可能な物質であり、日本の大量保有は国際的な懸念の対象となっています。また、現在行われている朝鮮半島非核化協議の中でも、日本のプルトニウム保有が問題となることが懸念されます。
このシンポジウムでは、米国務次官代理として核不拡散政策や日米原子力協力を担当してこられたトーマス・カントリーマンさんや、核燃料サイクル政策にお詳しい長崎大学の鈴木達治郎さん、消費者の立場からエネルギー政策に提言されてきた辰巳菊子さんらをお招きして、再処理政策について考えます。
▲講演
トーマス・カントリーマン(米軍備管理協会理事長、元米国務次官代理)
▲パネルディスカッション
鈴木達治郎(長崎大学教授)、辰巳 菊子(日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)常任顧問)、トーマス・カントリーマン、他
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・日時:2018年8月2日 14:30~17:00(開場14:00)
・場所:衆議院第一議員会館 多目的ホール
(最寄り駅:東京メトロ 国会議事堂前駅・永田町駅)
・主催:原子力資料情報室・新外交イニシアティブ
・資料代:1000円(ND会員・学生は無料、同時通訳有り)
事前ご予約はhttp://www.nd-initiative.org/event/5273/から
・お問い合わせ:
原子力資料情報室 TEL:03-3357-3800, email:contact@cnic.jp
新外交イニシアティブ TEL:03-3948-7255, email:info@nd-initiative.org
・ご案内
原子力資料情報室では7月17日、日米原子力協力協定が自動延長したことを受け、「核燃サイクルは放棄すべきだ」とする声明を発表しています。ぜひご一読ください。
本文はこちら:http://www.cnic.jp/8074
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原子力資料情報室
<cnic@nifty.com>このアドレスは各スタッフが共用しています
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Citizens’ Nuclear Information Center
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
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